カンガルーの小部屋

2016年 6月

  • 2016.06.30

    7+8= なにかがコロコロ

    春2016.06.29  (17) 春2016.06.29  (16) 春2016.06.29  (15)

    おさんぽみちを なにかが コロコロ

    おかあさんが わらってます

    あめばっかりで ボールさんが おやすみだから

    おかあさんが コロコロを さがして

    ボクに なげてくれました。

    ボクは すぐはんのうして、おいかけて くわえます

    でも、なにか ちがいます

    やわらかい です

    いいにおい です。

    おかあさん きもちは うれしいけど

    ボールの きろくがい ですからね

            2016年6月30日

                    いたやどクリニック 木村彰宏 

     

  • 2016.06.29

    聴診器のむこうに 手作りの足

    もうすぐ5歳の男の子のTシャツは、仮面ライダーシリーズ。

    履いていたサンダルは、仮面ライダーゴーストです。

    「これ、わたしが 作ったんです」とおかあさんが言われます

    沖縄島ぞうりを購入し、仮面ライダーゴーストが現れるように

    表面をカッターナイフで削り出すそうです。

    さっそくHPで、島ぞうりを調べます。

    なるほど なるほど、納得です。

    おかあさんに抱っこされている妹さんのあたまにも、手作りの髪飾り

    世界で一つだけの手作りサンダルと髪飾り 大切にしてくださいね。

           2016年6月29日

           いたやどクリニック 木村彰宏

    春2016.06.27  (25) 春2016.06.27  (24) 春2016.06.27  (27)

  • 2016.06.28

    カンガルーの本棚 助けること助けられること

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    梨木香歩さんの「雪と珊瑚と」(角川文庫)を、読みました。

    生まれたばかりの雪を育てながら奮闘するシングルマザーの珊瑚

    アルバイトしていたお店が閉店することを期に、

    仕事疲れの人がホッとできる食べ物屋さんを開こうと考えます。

    出会う人に助けられながら、どこかで助けられることを期待する自分に葛藤します。

    助けられるとは、感謝が6割、屈辱感が2割、反感が2割と、著者は記します。

    人を助けるとは、人に助けられるとは

    善意の意味を考えさせられる小説です。

           2016年6月28日

           いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2016.06.27

    クリニックだより 紙飛行機よ高く飛べ

    春2016.06.26  (11) 春2016.06.26  (13) 春2016.06.26  (20)

    6月26日、神戸医療生協の74回目の通常総代会が開かれました。

    会場近くの元町駅には、朝早くから職員が、道案内に立っています。

    見慣れた顔も、街で会うと不思議なもの

    総代会は、医療生協の方向性を決める、最高決定機関

    準備が良くなされ、分かりやすい会になりました。

    最後に、新入職員の紹介が始まります。

    壇上で歌うのは、「365日の紙飛行機」

    人生は紙飛行機、願い乗せて飛んでいくよ、風の中を力の限り ただ進むだけ・・・

    若い方たちの後ろに、育ててこられたご両親の姿を思い浮かべると、

    彼らの未来が明るく、幸せに満ち溢れることを願わずにはいられません。

           2016年6月27日

           いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2016.06.26

    クリニックだより 今年も夏のお仕事体験

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    8月恒例の「医療のお仕事体験」参加者を募集します。

    日時    2016年8月20日(土)14時クリニック集合

           雨天決行  

    会場    神戸常盤大学

          (クリニックに14時集合して、常盤大学まで歩いて移動します)

    内容    検査でからだを調べてみよう

          患者さんとのかかわりを体験してみよう

    参加対象者 小学1年生~6年生  

           (対象年齢以外の子どもさんもOKです)

    参加費   無料

    申し込み先 いたやどクリニック小児科 078-621-9952

    締め切り  2016812日 定員20名になり次第締め切りします

              2016年6月26日

              いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2016.06.25

    7+8= ボールインワン

    春2016.03.28  (74)

    おとうさんが つくってくれた おにわの せんろ

    なにか ひとつ たりません。

    ボクは さっそく あなほりさぎょう

    ボールを いれて、かんせいします。

    あそびごころが たいせつですよね

    おとうさん。

           2016年6月25日

           いたやどクリニック 木村彰宏  

     

  • 2016.06.24

    7+8= カウントダウンも二転三転

    春2016.06.23  (2)

    夜中から 大雨です。

    朝、テレビをつけると、「大雨、洪水警報」が発令中

    7時で解除されていないと、おねえちゃんの学校はお休みです。

    6時58分、59分と、カウントダウン

    7時、7時1分、2分 時計が進むと

    「やったあ」。おねえちゃんが 叫びます。

    雨があがって、霧の中を、おねえちゃんと、お散歩に出かけます。

    臨時のお休みは、わたしも 楽しいです。

    9時半に、学校から「11時から学校が始まります」の連絡

    おねえちゃんは、大慌てで出かけます。

    のんびりの一日は、二転三転の日になりました。

            2016年6月24日

            いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2016.06.23

    7+8= あおいボール

    春2016.06.22  (27)

    つゆになって ボールさんも おやすみです。

    ボールあつめの きろくが のびません。

    おさんぽみちに、あおくて まあるいもの

    あかいいのも あります。

    おとうさんに おねがいして おしゃしん とってもらうけど

    きろくこうしん でないです。

    はやく あめがおわって

    ボールさん でてこないかなあ。

      2016年6月23日

      いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2016.06.22

    カンガルーの本棚 言葉の影を

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    ほしおさなえさんの「活版印刷三日月堂」(ポプラ文庫)を、よみました

    川越の街で、活版印刷を営む小さな店の物語。

    息子のたびだちを、寂しく見つめる母親

    叔父の喫茶店を引き継いで、自信が持てない青年。

    親友の悩みを受け止めきれない高校生

     

    活版印刷の懐かしい文字に、きぼうの灯を見つけます。

    今が旬の心温まる短編集です。

          2016年6月22日

          いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2016.06.21

    カンガルーの本棚 映画館に住んでいるという

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    原田マハさんの「キネマの神様」(文春文庫)を、読みました。

    主人公は、シネコン建設に携わるキャリアウーマン

    父の入院と時を同じくし、仕事をやめて映画雑誌社で働くことになります。

    そこで起きる奇跡の数々。

    映画館には「キネマの神様」が住んでいると言います。

    描かれる懐かしい名画のシーンに、心が温かくなりました。

             2016年6月21日

               いたやどクリニック 木村彰宏 

     

  • 2016.06.20

    7+8= たのしかったですかおとうさん

    おとうさんが かえってきました。

    とうきょうから かえってきました。

    アレルギーのあつまりから かえってきました。

    40ねんぶりの どうそうかいから かえってきました。

    おみやげの おにく

    おいしかったです。

    いろんなひとに であって

    いろんなひとと おはなしして

    たのしかったですか

    おとうさん

              2016年6月20日

              いたやどクリニック 木村彰宏

    M9同窓会2016.06.18  (143) 春2016.06.19  (89)

  • 2016.06.19

    カンガルギー情報 東京フォーラム二日目

    春2016.06.18  (29)

    日本アレルギー学会の2日目のメインは、イギリスからのお客さま

    二重抗原暴露仮説を提唱された、Gideon Lack先生です。

    LEAP study」「LEAP-on study」「LEAP sib study」と最新の研究結果を発表されます。

    食物アレルギーにならないようにはどうすればよいのか、

    食物アレルギーになった子どもをどのように治していくのか

    興味深いお話が続きます。

    午後からは、大学の同窓会が神戸で開かれます。

    心を残しながら、会場を後にしました。

              2016年6月19日

              いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2016.06.18

    カンガルギー情報 東京フォーラムで

    春2016.06.17  (21) 春2016.06.17  (22)

    6月17日 日本アレルギー学会の一日目がはじまりました。

    会場の東京フォーラムは、12の会場に分かれて移動が大変です。

    わたしが選んだのは、

    「アトピー性皮膚炎の発症予防」「喘息の治療標的として気道分泌を考える」

    「アレルギーと行政」「スギ花粉症に対する舌下免疫療法」

    「ナッツアレルギー」「小麦アレルギー」「喘息の分子標的薬の可能性」

    乳児から、成人まで、幅広く最新の話題を集めます。

    月に一度の「兵庫小児アレルギー研究会」のテーマが見つかると、

    ワクワクします。

    終わって、「アトピッ子地球の子ネットワーク」さんと、連夜の打ち合わせ

    いろんなことがやれそうで、楽しみです。

              2016年6月18日

              いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2016.06.17

    カンガ旅行記 はじめの一歩

    春2016.06.16  (59) 春2016.06.16  (62)

    アレルギー学会に出席するために、雨の東京へ。

    アトピッ子の吉澤さんに案内していただき、富岡八幡宮に向かいます

    時代小説を読むとよく出てくる 深川、木場

    その中心に鎮座まします八幡さま

    雨の中に、勇壮な姿を現します。

    入り口近くに、ウオーク姿。

    伊能忠敬像です。

    生涯出かけた10回の遠国測量調査の内、

    8回までは、ここ富岡八幡宮に参詣してから出発したとか

    はじめの一歩は、この地から

    伊能忠敬先生にあやかり、新しい事に向け、

    はじめの一歩を記したいものです。

              2016年6月17日

              いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2016.06.16

    カンガルーの輪舞曲 みんなで行こう研修旅行

    春2016.06.15  (50) 春2016.06.15  (54)

    6月15日、神戸市の中高一貫校に出かけました。

    テーマは、「研修旅行と食物アナフィラキシー」

    家庭や学校から離れて、お泊りをし、友だちと食事をする楽しみと心配

    何を準備すればよいのか、何を知っておけばよいのか

    2時間強のお話をさせていただきました。

    ツオ先生にもお手伝いいただき、楽しい講義になりました。

    ありがとうございました。

             2016年6月16日

                       いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2016.06.15

    カンガルギーの輪舞曲 梅雨時のダブルヘッダー

    春2016.06.14  (38) 春2016.06.14  (41) 春2016.06.14  (45)

    6月14日、今年で一番の忙しい一日になりました。

    7時に家を出て、満員電車で大阪のホテルに、

    2つのホテルのスタッフの方に、合同のアナフィラキシーの話をします。

    飲み物がないため、喉がカラカラです。

    外国の方が多いこのホテルは、アレルギー対応のリクエストも多様です。

    「断らないサービスを目指しています」

    その心意気とプライドに脱帽です。

    2時に会場を出て、いたやどで開かれる須磨区・垂水区保育所研修会に

    約束の時間を過ぎ、お世話係の先生はハラハラされています。

    3時過ぎから5時半まで、もう一度アナフィラキシーの話

    マイクがないために、肉声で力がはいります。

    終わってクリニックに戻り、会議に参加。

    子どもの居場所づくりを論議します

    7時から19時まで、心ゆくまで話し続けた梅雨の一日になりました。

              2016年6月15日

              いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2016.06.14

    聴診器のむこうに きんたろうちょうだい

    春2016.06.13  (42)

    3才の女の子は、漢方薬も平気です。

    おかあさんが忘れているときは、「きんたろう ちょうだい」と催促します。

    漢方薬には、いろいろなメーカーさんがあるけれど、

    わたしが処方しているメーカーさんは、「コタロウ」さん

    だから女の子は、「きんたろう ちょうだい」

    少し違うみたいだけど、おとなでも苦手な漢方薬を

    自分から催促できるなんて、すぐれものですね。

           2016年6月14日

           いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2016.06.13

    かんがるうっ子 爆買ですか

    土曜日も、学校に出かける かんがるうっ子

    文化祭の模擬店の景品にと、ためこんでいたグッズを持っていきます。

    カバンに、リュックに、サブバッグ

    身体よりも大きな荷物が移動します。

    滑らないように、転ばないように

    爆買に間違えられたときの言い訳も、準備してるかな

    親カンガルーの心配が続きます。

              2016年6月13日

              いたやどクリニック 木村彰宏

    春2016.06.11  (11) 春2016.06.11  (15)

     

  • 2016.06.12

    カンガルーの本棚 日本の自然を愛して

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    朝井まかてさんの「先生のお庭番」(徳間文庫)を読みました。

    舞台は、幕末期の長崎は出島

    シーボルトのもとで働く庭師熊吉の物語。

    日本の自然を愛する先生のお気持ちのもと、精進を重ねる熊吉

    物語は、シーボルト事件に連座して、愛する人を失う悲しみに進みます。

    終章にかかれる後日談にすくいを感じるのは、私だけでしょうか

    紫陽花の名に込められた思いを、深く感じます。

        2016年6月12日

        いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2016.06.11

    7+8= いつまでたっても

    春2016.06.10  (70)

    がっこうがえりの おねえちゃんが

    ボクの おへやに あそびにきます。

    おかしを もって、「ハッちゃん、まて!」

    ぼくは、おてをしながら、まてします。

    いつまでたっても、おかしを もらえないです。

    あんまり またせると、

    おねえちゃんを ガブリ してもいいですか。

         2016年6月11日

              いたやどクリニック 木村彰宏

     

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