カンガルーの小部屋

  • 2016.06.22

    カンガルーの本棚 言葉の影を

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    ほしおさなえさんの「活版印刷三日月堂」(ポプラ文庫)を、よみました

    川越の街で、活版印刷を営む小さな店の物語。

    息子のたびだちを、寂しく見つめる母親

    叔父の喫茶店を引き継いで、自信が持てない青年。

    親友の悩みを受け止めきれない高校生

     

    活版印刷の懐かしい文字に、きぼうの灯を見つけます。

    今が旬の心温まる短編集です。

          2016年6月22日

          いたやどクリニック 木村彰宏