カンガルーの小部屋

  • 2016.10.16

    聴診器のむこうに 乗り換え先はウルトラマン

    秋2016.10.14  (38) 秋2016.10.14  (35)

    電車が大好きな男の子

    おとうさんは、工場で本物の新幹線を作られています。

    その縁なのか、いつも新幹線のリュックを背負って外来に来てくれます。

    でも、今日は 新幹線のリュックではなく、

    ウルトラマンの本を、大事そうに抱えています。

    「おとうさんが子どもの頃の本を、実家からもらってきたんです」

    と、おかあさん。

    歴史を感じさせる黄色くなったページを開いて質問すると、

    「これ、ウルトラマン、これ ウルトラマンタロー」と、全問正解。

    新幹線から、ウルトラマンへの乗り換えは完璧です。

    おとうさん自身の子どものときのウルトラマンへの情熱は

    しっかりと、息子さんに引き継がれていました。

            2016年10月16日

            いたやどクリニック 木村彰宏