カンガルーの小部屋

2016年 12月

  • 2016.12.11

    クリニックだより インフルエンザはまだ

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    12月11日 休日急病診療所に出かけました。

    寒くなり、インフルエンザの嵐かと思い、覚悟をしましたが、

    発熱の相談は14名、うちインフルエンザの人は4名

    全員が父や姉など、家族のどなたかが先行して罹っている子ども達です。

    熱の代わりに多いのが、突然の嘔吐20名近くの相談のうち、

    顔色が悪い3名に点滴を施行しました。

    直近に食べたものは、ハンバーグに天ぷら、ヤクルト、果物

    油もの、乳製品、果物、果物ジュースは大敵です。

    インフルエンザに、急性胃腸炎

    冬は始まったばかりです。

         2016年12月11日

         いたやどクリニック 木村彰宏

     

     

  • 2016.12.10

    カンガルーの本棚 憲法の番人

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    佐藤功さんの「憲法と君たち」(時事通信社)を、読みました。

    1955年に書かれた本の、復刻版です。

    押し付け憲法という中傷は、その当時からありましたが、

    日本国憲法の作成に深くかかわられた著者は、人類の英知の到達点だと明確に否定されます。

    以下、本文中より抜粋します。

    「裁判所も憲法の番人だし、また国会も、内閣も、議員や政党もじつはみんな憲法の番人なはずなのだが、国民はそれらの番人のそのまた番人だということになる、最後に憲法を守るのは国民の仕事だ

    多くの日本人が、あの戦争で命を捨てた。また、あの原子爆弾で二十何万の人が死んだ。

    こういうふうに考えれば、今の日本の憲法を、どんなふうに変えてもいいということにはならないということが、君たちにもわかるだろう。

    民主主義と、基本的人権と、そうして平和、この三つはどうしても変えてはならないことだということ・・

    憲法が君たちを守る。君たちが憲法を守る。」

    著者の熱いメッセージは、今の時代にこそ、私たちの心に響きます。

          2016年12月10日

          いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2016.12.09

    7+8= 遅くなってもいいですよ

    冬2016.12.08  (51) 冬2016.12.08  (53) 冬2016.12.08  (68) 冬2016.12.08  (66)

    おとうさんが、遅く帰ってきます。

    「ナナ 兵庫の小児アレルギー研究会の忘年会があってね・・・」

    帰るなり、言いわけです。

    「いっぱい 話をして 忘年会 楽しかったよ」

    はいはい、それは楽しかったことでしょうよ。

    「遅くなったお詫びに、これ おみやげで~す」

    手には、卵焼きがいっぱい。

    忘年会の最後に、残りをもらって帰ってきたそうです。

    さっそく いただくと、これが美味。

    遅くなっても、おみやげ付きなら、まあ許してあげましょうか

    おとうさん。

           2016年12月9日

           いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2016.12.08

    7+8= みつめないでね

    冬2016.12.04  (31)

    おさんぽしてると うれしくって

    ナナちゃんの うしろを ピッタリ あるきます。

    こうえんに つくと、

    ナナちゃんが きゅうに まわれみぎ

    ボクを キッと みつめます。

    なにか わるいことしたかなあ。

    ボクは 10びょう フリーズのままに なります。

         2016年12月8日

         いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2016.12.07

    聴診器のむこうに シッポはないけれど

    冬2016.12.06  (15) 冬2016.12.06  (16)

    中学一年生の男の子が、インフルエンザのワクチン接種に来られます。

    注射が終わり、「ボクの服、プーさんに出てくるのに似てるよね」と、看護師さん

    そういえば、ティガーの服と同じ柄です。

    さっそく、机の上のお人形と、ツーショット。

    後ろから撮ると、シッポはないけれど、

    立派なティガーに 育ちました。

    あとは、シッポだけ。

    こんどは、シッポも付けて、来てくださいね。

         2016年12月7日

         いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2016.12.06

    聴診器のむこうに ぞうきんになる

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    6年生の男の子に 問いかけます。

    「鼻水を上手にかまないと、蓄膿という病気になるかもね」

    「顔の骨の中に膿が溜まってね、痛くなってね、

    それから、『ぞ』で始まるものみたいな顔になるよ」

    「では、質問です。『ぞ』で始まるものって、なんだと思う?」

    男の子は、即決で、「ぞうきん!」

    なるほど、なるほど、「ぞうきん顔」にも、なりたくないよね。

    でも 正解は「ゾンビ顔」です。

    「ゾンビになっても、大丈夫だからね、

    USJに、就職のあっせんをしてあげるから・・」と、フォローは欠かしません。

         2016年12月6日

         いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2016.12.05

    7+8= おとうさんの言う通り

    秋2016.11.15  (22) 秋2016.11.15  (21)

    「ナナちゃん、お散歩いかない」

    早く帰ってきた おとうさんが、おねだりします。

    こんな時は、経験的に なにか 隠し事があるのです。

    公園に着くと、「ハイ、そこで 止まって、こっち見て」と、おとうさん。

    そう きましたか。

    落ち葉と しろワンコの構図ですか。

    おとうさんの 言う通り、ハッちゃんより、私の方がばっちり決まるけど、

    モデル料も、高くつきますよ、おとうさん

          2016年12月5日

          いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2016.12.04

    7+8= 今産まれたの

    秋2016.11.13  (41)

    お散歩公園で、男の子が 遊んでいます。

    女の子もやってきて、ふたりで仲良く砂遊び。

    わたしが 通ると

    「アッ、ワンちゃんだ」

    ハッちゃんも見つけて、

    「ワンちゃんが、ふたりも うまれた」

    毎日が、新しいわたしになるっていうことかな・・

    ハッちゃん、今日も 仲良くしましょうね。

         2016年12月4日

         いたやどクリニック 木村彰宏 

     

  • 2016.12.03

    聴診器のむこうに クリスマスの夜に

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    小学生の男の子の願いは、背が大きくなること。

    「なにか、いい方法はないですか」と、おかあさんに尋ねられ、

    数秒考えた後、男の子にこう助言します。

    「クリスマスも近いので、おうちのお手伝いをしてみたらどうかなあ。

    サンタさんが、いい行いを見ていて、クリスマスの夜に君の身体を引っ張って

    伸ばしてくれるかもしれないよ・・」

    男の子は、「ボクは、ほかのプレゼントがいいなあ」と、納得顔ではありませんが、

    でも、おかあさんは、終始ニコニコ顔。

    しばらくは、クリスマスにむけての、

    御家庭内での、かけひきがはじまります。

           2016年12月3日

           いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2016.12.02

    7+8= りゅうがきた

    秋2016.11.29  (31) 秋2016.11.29  (29) 秋2016.11.29  (30)

    おちかくの とおりに、りゅうがでた

    かぜが ふくと、おおあばれ

    おおきく からだを ひろげて

    そらに とびたとうと します。

    「がんばれ~」って、ボクは、おうえんしちゃいます。

          2016年12月2日

          いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2016.12.01

    7+8= ていばんポーズ

    秋2016.11.29  (13) 秋2016.11.29  (16) 秋2016.11.29  (26) yjimage[8]

    12がつ です。

    おさんぽみちの おやまは

    もみじで まっか 

    きゅうな さかを のぼります。

    「ハッちゃん、こっちむいて」と、おとうさん

    そろそろだと、おもってましたよ

    ていばんの 「しかと」の ポーズ

    まんぞくしていただけたら、 おさんぽ つづけましょうね

    おとうさん。

             2016年12月1日

             いたやどクリニック 木村彰宏

     

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