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2017.05.31
聴診器のむこうに すっかりおかあさん
6年生のおねえさんの背中には、小さな弟さん
まだ、2才にもなりません。
診察のときには、ゆっくりと背中から降ろして、
診察が終わると、背中を向けて、おんぶを促します。
弟さんもすっかり安心して、
おねえさんに おんぶです。
小さいけれど、すっかりおかあさん。
ひとまわり年が離れた、カンガルーのおねえさんを思い出します。
2017年5月31日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.05.30
聴診器のむこうに おにぎり作って
今年大学に入ったばかりの、青年が来られます。
小さい頃は、体も弱く、おかあさんも私も心配していましたが
今年の春からは、下宿生活です。
朝は、ご飯をたいて、
お昼は、学食のうどんか、朝に作ったおにぎりを食べて、
夜は、買い物をして自炊です。
洗濯も、もちろん自分で しっかりと
高校までは、何もしなかったとのことですが、
やればできる、なにごとも
結婚も、OKです。
2017年5月30日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.05.29
聴診器のむこうに メイメイさんのごはん
5才の女の子は、メイメイさんと一緒
時々 女の子のブームは変わっても、
メイメイさん命は続きます。
「ねえ、メイメイさんは、なに食べてるの?」って尋ねると、
食卓の上に座って、おねえさんと一緒。
草よりも、ご飯が大好きとのこと
まるで、うちのナナちゃんみたいですね。
でも、塩分の摂り過ぎには注意してあげてくださいね。
2017年5月29日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.05.28
7+8= きょうもなんだろ
おさんぽは おそいと ねむいです。
11じになると、ねむいです。
こうえんを あるいてると なんだろが まってます。
クンクンしても、わからないです。
きょうも なんだろで、おやすみです。
2017年5月28日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.05.27
クリニックだより あたらしくかんばんは
クリニック玄関前の、案内板が新しくなりました。
看板は、クリニックの大切な顔
外来診察の担当医師が変わるたびに、訂正の紙を上から貼り付けて
すっかりおかしな顔になっていました。
新しくなった案内板とともに、
これからも クリニックを かわいがってくださいね。
おねがいしま~す。
2017年5月27日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.05.26
クリニックだより そんな時も
5月25日 10回目となる「いたクリ塾」が開かれました。
今回のテーマは、音楽療法
デイサービス駒どりの村上さん、田中さんが講師役。
歌に合わせて、手拍子 替え歌、イントロクイズ
昔懐かしい「二人は若い」では、
新婚当時を思い出し、声を掛け合います。
旦那さんをどう呼んだかの問いかけに
「ちょっと・あんた・おとうさん」
「忘れてしもた」の答えに、大爆笑
「そんなときも あったんやなあ」と、しみじみとした声も聞こえます。
髪の毛は薄く白くなり、肌のたるみも隠せませんが、
昔歌った童謡を口ずさみながら、
おかあさんのこと、ご自身が子育て真っ最中の頃のことを
思い出されたのかもしれません。
歌って、手遊びして、脳はすっかり活性化です。
2017年5月26日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.05.25
かんがるうっ子 サヨナラ自転車
電動自転車に乗り換えたのをきっかけに、
子どものときの自転車を 引き取ってもらうことにしました。
小さい頃は すっかりお世話になって、
大きくなると、収納庫の奥にしまわれて、
まだまだ 元気に走り回れるみたいだけど、
記念写真に残しての サヨナラです。
2017年5月25日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.05.24
7+8= コーラってなあに
ゆうがたの こうえんは たのしいです。
いろんなものが おちてます。
ベンチの うえに なんだか いれもの
クンクンしても、なにか わからないです。
「ハッちゃん、それ、コーラって、いうんだよ」
おとうさんが おしえてくれるけど
ボクは ??? です。
ゆうがたの こうえんは、おつかれが おちてます。
2017年5月24日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.05.23
聴診器のむこうに ははの日メダル
母の日から1週間がたち、外来の男の子の胸には「ははの日メダル」
「私は、なにももらえなかったんですよ」と、
大学を卒業した息子さんがおられる看護師さんの口がとがります。
ことばよりも、ものよりも、
元気で大きくなるのが おかあさんへの最高のプレゼント
でも、このメダルをもらえたおかあさんは、笑顔いっぱいでしたよ。
2017年5月23日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.05.22
カンガルーの本棚 夜明けの一冊
おしおさなえさんの「活版印刷三日月堂 海からの手紙」(ポプラ文庫)を読みました。
小さな印刷所をめぐる 4つの物語
ちょうちょ、あわゆき、かいがら、そして西部劇と、鍵になる出会い
先生から男の子、男の子から若い女性 そして中年男性へと
不思議な物語はつなります。
4月になり、新入学、自然学校の説明、アレルギー学会の準備と忙しく、
1冊の本も読めないうちに、5月も半ばも過ぎました。
4時に目を覚まし、夜明けに読み終えた一冊は、
わたしを本の世界に戻してくれる魔法の力を持っていました。
2017年5月22日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.05.21
散歩のたのしみ 今年も幼稚園ゼミ
朝の出勤時間が、幼稚園バスが来る時間と重なります。
「ママ~、ママ~」
「おかあちゃ~ん」
幼稚園の門の中には入らないと 必死になって抵抗する声
今年も 幼稚園ゼミの季節がめぐりきました。
園長先生が門まで出迎えて、手を振ってごあいさつされるのですが
幼稚園ゼミの声は、一向におさまりません。
泣き声が聞かれなくなるころ、幼稚園は笑顔と笑い声に変わります。
2017年5月21日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.05.20
7+8= どこなのたぬきさん
おとうさんが おしごとで おそいので
よるの おさんぽは おかあさんと ふたりです。
こうえんを あるいてると
あやしい ものおと
はいすいこうの なかから です。
ボクが クンクン すると
なかからも クンクン
おかあさんが しゃしんして たしかめると
たぬきさん かも
あさになって 「しんじられない~」っていう
おとうさんと たしかめにいきます。
あかるいと、ねてるのかな
たぬきさんなら でておいで。
でてきて いっしょに あそぼうね
2017年5月20日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.05.19
クリニックだより おかあさんがいっぱい
5月18日、定例のおかあさんの学習会をひらきました。
自然学校を前に、相談に来られたおかあさん12名で、キリンの部屋は満室です。
宿舎のメニューを見て、食べる献立、食べない献立のルール作り
食べない場合は、持ち込む献立、別メニューを出してもらう時の注意点。
山道で調子が悪くなった時の対応の仕方など、3時間にわたって討論します。
お天気に恵まれて、元気で帰ってこられることを願います。
2017年5月19日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.05.18
7+8= ボクもコナンくん
こうえんには いろんなものが おちてます
けさは ベンチの うえに ほそながいもの
「ハッちゃん それ、コナンくんが のってるもの みたいよ」
うるおぼえの おとうさんが おしえてくれるけど
ちょっと ちがうみたい
「ハッちゃん、コナンくん してみない」
おちょうしものの おとうさんが いうけど
しんちょうはの ボクは クンクンだけで すませます。
おとうさんも コナンくんの まねっこは しないでくださいね。
2017年5月18日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.05.17
クリニックだより 雨の東京
5月13.14日、子どもの心の研修会に出かけました。
仕事に関わるときには、殆ど雨に降られたことがない「仕事ハレ男」
この日は、強い雨が降り、新宿駅から会場まで歩くと、ぬれカンガルーです。
子どもの遊び、漢方療法、ライフスキルトレーニング(LST)
解決志向型アプローチ、反抗挑戦的言動への対処法、子育て支援
脳の発達と生活習慣、拒食症など、
60~70分の講義が続きます。
疲れるけど、聞いていて楽しい
研修会は、頭と心の中をかき混ぜて、明日からのやる気につなげてくれます。
2017年5月17日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.05.16
クリニックだより あすわかの憲法講座
5月11日 クリニック外来待合室で、「憲法講座」を開きました。
講師は、田崎俊彦弁護士
学校でも習った、日本国憲法の3つの原則から 説明されます。
国民主権、基本的人権の尊重、平和主義
この3つの柱で一番大切なのが、基本的人権の尊重です。
基本的人権を尊重するためには、国民が主人公でなければならない
基本的人権を守るためには、平和でなければならない
当たり前のことだけど、大切なこと
食物アレルギーの子どもと向かい合う時にも、人権の考え方は欠かせません。
知っているつもりのことを くりかえし
地道な学習を続けていきたいと思います。
2017年5月16日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.05.15
7+8= いっぱいいっぱいボール
おとうさんは いっぱいいっぱいです。
まいちに がっこうのせんせいが びょういんに こられて
しゅうがくりょこうや やがいけんしゅうの うちあわせ
おひるまは、つぎのがっこうから、おやくそくの でんわ
「ハッちゃん、およびが かかるうちが はな なのよ」
おとうさんは、やせがまん いいますが
すこし やせたかなと おもいます。
おとうさんが びょうきになると
ボクたちの ごはんを かってもらえなくなるので
とても しんぱいです。
こうえんを おさんぽすると とうめいボール
スーパーボール です。
これで おとうさんの げんきが もどると いいです。
「846こめ」は、「いっぱいいっぱいボール」って、なづけます。
2017年5月15日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.05.14
カンガルギー情報 免疫療法の今
5月11日、兵庫小児アレルギー研究会の例会を開きました。
529回目となる例会のテーマは、「小児の環境アレルゲン免疫療法」について
講師の先生は、神戸市立中央市民病院小児科の田中裕也先生です。
田中先生は、小児アレルギー分野での若手のホープ
アレルギー性鼻炎や喘息の治療として、
皮下免疫療法、舌下免疫療法の特徴と有効性について、
わかりやすく ていねいに説明していただきます。
センター病院と、アレルギー専門のクリニックの連携が
拡がっていくよう、これからも共同の勉強会を進めていきたいと思います。
2017年5月14日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.05.13
聴診器のむこうに 恐竜少年
4才の男の子の手には、恐竜の図鑑
おとなでも納得の本格派の図鑑です。
ページを開いて、見せてもらい
「どの 恐竜さんに おうちに 来てもらいたいかな」って尋ねると、
「そんなん いてへんわ」と、現実的な答えが返ります。
そんなことはないですよ。
何が起こるか分からないのが、この世界
夜中に 顔が冷たいって感じて目を覚ますと、
恐竜さんに 顔をなめられたってことが あるかもしれないですよって、
わかりやすく 教えてあげました。
2017年5月13日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.05.12
散歩のたのしみ こいのぼりがいっぱい
子どもの日が過ぎても
お散歩道には こいのぼりがいっぱい
幼稚園の園庭には、大きなこいのぼり
おとなりさんの庭には 小さなこいのぼり
子ども達が 元気で大きくなりますように
今日も こいのぼりさんは 泳いでいます。
2017年5月12日
いたやどクリニック 木村彰宏