カンガルーの小部屋

  • 2017.05.22

    カンガルーの本棚 夜明けの一冊

    51xkFPhYm4L[1]

    おしおさなえさんの「活版印刷三日月堂 海からの手紙」(ポプラ文庫)を読みました。

    小さな印刷所をめぐる 4つの物語

    ちょうちょ、あわゆき、かいがら、そして西部劇と、鍵になる出会い

    先生から男の子、男の子から若い女性 そして中年男性へと

    不思議な物語はつなります。

    4月になり、新入学、自然学校の説明、アレルギー学会の準備と忙しく、

    1冊の本も読めないうちに、5月も半ばも過ぎました。

    4時に目を覚まし、夜明けに読み終えた一冊は、

    わたしを本の世界に戻してくれる魔法の力を持っていました。

           2017年5月22日

           いたやどクリニック 木村彰宏