カンガルーの小部屋

  • 2017.08.13

    カンガルーの本棚 哀しみの連鎖

    41VPsY7DuuL[1]

    遠田潤子さんの「アンチェルの蝶」(光文社文庫)を読みました。

    主人公の男は、場末の居酒屋の主人

    人生に絶望し、自堕落な生活を送っています。

    突然現れた少女との生活に、明日への希望を見出します。

    虐待を受け続けた少年の、哀しい再生の物語です。

           2017年8月13日

           いたやどクリニック 木村彰宏