カンガルーの小部屋

  • 2018.05.06

    カンガルーの本棚 知らない世界に

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    有川浩さんの「明日の子供たち」(幻冬舎文庫)を、読みました。

    営業職から児童養護施設に転職した青年の成長のお話

    転職の動機はと尋ねられ、「TVのドキュメンタリー番組を見て、

    かわいそうな子どもの支えになれたらなあっつて・・」と答えます。

    施設の厳しい現状、そこで暮らす当事者(子ども達)の声

    青年は物怖じをしない性格を武器に、難問に立ち向かっていきます。

    がんばれ 青年

    本は、知らなかった世界を教えてくれるもの

    子どもを見る目が、少しだけ広がったように思える、そんな作品です。

         2018年5月6日

         いたやどクリニック 木村彰宏