カンガルーの小部屋

2019年 2月

  • 2019.02.28

    カンガルーの本棚 ひとのこころが

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    朱川湊人さんの「オルゴル」(講談社文庫)を、読みました。

    ハヤトは小学4年生

    おかあさんとふたり暮らし、空気読み読みの今風の男の子

    自分の考えを持たず、まわりに同調します。

    そんなハヤトに、近所のおじいさんからの依頼が

    オルゴルを鹿児島に住む知人に届けてほしいと・・

    大阪に住む父を尋ね、ミチコさん、サエさんと出会い

    旅がはじまります

    福知山線列車事故の跡地、広島の原爆ドーム、知覧の特攻隊基地

    大切な人をなくした人たちは どうしているだろう

    ハヤトは おとなへの 大きな一歩を踏み出します。

         2019年2月28日

          いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2019.02.27

    7+8= なつかしいみち

    冬2019.02.02  (7) 冬2019.02.02  (11) 冬2019.02.02  (15) 冬2019.02.02  (17)

    けさの おさんぽは なつかしいみち

    ボクが ちっさいとき なんどもきた みち

    ボクが ふたつの おててで じめんを ほって

    おかおを ぜんぶ あなに いれたことある みち

    もう 10ねんいじょう まえの こと

    ボクと おとうさんは おそらを みあげます

    おとうさん まだまだ げんきで

    また なつかしいみち つれてきてくださいね。

         2019年2月27日

              いたやどクリニック 木村彰宏

     

     

     

  • 2019.02.26

    7+8= あったかおはよう

    冬2019.02.02  (1) 冬2019.02.02  (3)

    けさは あったかいです。

    こんな あさは ふたりたび

    いろんなものに であいます。

    おさんぽ げんかんに ワンちゃん 3にん

    「あったか おはよう」って、ごあいさつ。

    「ごきげんよう さようなら げんきでね」

         2019年2月26日

               いたやどクリニック 木村彰宏

     

     

  • 2019.02.25

    聴診器のむこうに おかあさんゆずりの

    冬2019.01.25  (15) 冬2019.01.25  (14) 冬2019.01.25  (16)

    1年生の女の子は、お気に入りのメーメーさんと一緒

    もう一つの手には、モコふわの新人さん

    お名前は うさくまちゃん

    うさぎの着ぐるみを脱ぐと、クマちゃんに変身します

    「私の実家にしまってあったのを、持ってきたんです」と、おかあさん

    とういうことは、もとは、おかあさんの、うさくまちゃん

    親子二代でかわいがってもらえるなんて、

    ぬいぐるみ冥利につきますよね。

           2019年2月25日

           いたやどクリニック 木村彰宏 

     

  • 2019.02.24

    クリニックだより 終息へむけて

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    2月24日 休日急病診療所へ出務しました。

    インフルエンザの流行は、落ち着いてきたかなと

    気になりながら出かけました。

    9時のスタートから、発熱の患者さんが大勢来院されます。

    迅速キットを使って調べると、4人に1人はA型インフルエンザ

    これを多いとみるのか、終息に向かっているとみるのか

    意見がわかれるところですが、流行のピークは過ぎたようですね。

    明日から、国公立大学の個別試験(2次試験)がはじまります。

    体調に気をつけられて、最後までベストを尽くしてくださいね。

          2019年2月24日

          いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2019.02.23

    7+8= さくらさくボール

    冬2019.02.22  (2) 冬2019.02.22  (3)

    おさんぽ こうえんに つづくみち

    きいろ ボールが まってます。

    なにか いいたそうに まってます。

    「だいがく しけんの おねえちゃんに、

    ごうかくの おてがみが きたんですよね」

    ボールさん ありがとう

    ボクも とっても うれしいです

    「951こめ」は、「さくらさくボール」って、なづけます。

           2019年2月23日

           いたやどクリニック 木村彰宏

  • 2019.02.22

    カンガルーの本棚 しあわせの輪

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    森沢明夫さんの「ヒカルの卵」(徳間文庫)を、読みました。

    限界集落に暮らす ムーミン似の主人公

    街から遠く、これといった産業もなく、

    暮らしが成り立たなくなって、歯が抜け落ちるように

    村から去っていく人々

    主人公のムーさんは、村に活気を呼び戻そうと

    「たまごかけご飯専門店」を開きます。

    人の縁、友の助けが集まる中で、ムーさんの店はオープンします。

    「裕福」と「幸福」とは、イコールでは結べないという作者の

    熱い思いが伝わってくる一冊です。

         2019年2月22日

              いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2019.02.21

    クリニックだより かわいい訳

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    2月19日 神戸市の1才半健診に出かけます。

    笑顔を見せる子、最後まで泣き続ける子

    ひとり一人、個性がひかります。

    「男の子は、かわいいですよ」と、おかあさん。

    どんなところがかわいいのか、お尋ねすると、

    「単純なところかな」

    これには返事に窮します。

    ちいさい時から 男の子は男の子

    そんな風にお母さんには見えるのですね。

         2019年2月21日

         いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2019.02.20

    カンガルーの本棚 強さとやさしさと

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    原田マハさんの「奇跡の人」(双葉文庫)を、読みました。

    舞台は明治20年の津軽のお屋敷

    聞こえず、見えず、話せない少女と家庭教師のものがたり

    そう、ヘレン・ケラーとサリバン先生の日本版です

    抱きしめて、こころを通わせ

    泣き叫ぶのではなく 忍耐を 伝える工夫を 育てます

    そして物語は 昭和へ

    65年の歳月を経て、奇跡が再会をもたらします。

    強さとやさしさと、こころゆすぶられる小説です。

         2019年2月20日

         いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2019.02.19

    カンガルーの本棚 ボッチとみんな

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    中田永一さんの「くちびるに歌を」(小学館文庫)を、読みました。

    舞台は、本土を遠く離れた五島列島の中学の合唱部

    女子だけのクラブに、男子生徒が入部してきます。

    ざわめく空気、ひろがる波紋

    15才の悩みと、未来への不安

    ひとりで自分を見つめる孤独と

    みんなで心ひとつに歌い上げる連帯感

    小説は、五島の1年を足早に語ります。

    15の時に自分は何を考えていたのか、

    ふりかえり、はずかしく なつかしく

    お読みいただきたい 一冊です。

          2019年2月19日

           いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2019.02.18

    カンガルギー情報 知識がいっぱい

    冬2019.02.16  (26) 冬2019.02.16  (31) 冬2019.02.16  (39)

    2月17日 第四回食物アレルギー講習会を開きました。

    主催は、神戸女子短期大学

    兵庫小児アレルギー研究会、アトピッ子地球の子ネットワークが共催します。

    メインの講義は、山城小児科の山本千尋先生が担当

    ガイドラインに沿い、ていねいに説明されます。

    続いて、2人の栄養士さんから 調理現場の実践報告

    最後は、神戸市からの報告と アトピッ子の赤城さんから全国の事故報告

    シンポジウムの最後は、ひとことメッセージで締めくくります。

    企画された、神戸女子短期大学の西川貴子先生

    運営のお手伝いをしていただいた学生さん

    ありがとうございました。

    来年度も5回目の講習会でお会いできますように

         2019年2月18日

         いたやどクリニック 木村彰宏 

     

  • 2019.02.17

    カンガルギー情報 今だけでなく

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    2月15日 兵庫小児アレルギー研究会を開きました。

    276回例会のテーマは、「喘息治療薬の有効性と安全性」

    成人気管支喘息ガイドラインを学びなおし、

    成人期の呼吸不全を防ぐために、

    小児期からどのような喘息指導を行うのか

    参加者からの熱い質問は、会場が閉まる時間のぎりぎりまで続きました。

           2019年2月17日

           いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2019.02.16

    7+8= まあるくってつめたいなあ

    冬2019.01.27  (58) 冬2019.01.27  (57) 冬2019.01.27  (68) 冬2019.01.27  (66)

    「ハッちゃん こっちきて」

    おとうさんが またまた なにか たくらんでます

    こえからすると また おかしなこと かんがえてるんだと おもいます

    おとうさんが まあるいものを もってきます

    「ハッちゃん はい ポーズ」

    やっぱり おしゃしんです。

    まあるいものは なめると つめたいです。

    ボクは すきかも しれないです。

    ぺロペル わあ つめたいなあ

    おとうさん、これって なにか おしえてくださいね

        2019年2月16日

        いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2019.02.15

    カンガルーの本棚 ふしぎな喫茶店

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    森沢明夫さんの「癒し屋キリコの約束」(幻冬舎文庫)を、読みました。

    舞台は下町にある ふしぎな喫茶店

    レジの横には、神棚とお賽銭箱が 鎮座します

    店長とオーナーは、訳ありな女性

    悩みをかかえた依頼人が、助けを求めて集まります。

    さあ あなたも ふしぎな喫茶店のドアを 開きましょう

          2019年2月15日

          いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2019.02.14

    カンガルーの本棚 守りたいもの

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    葉室麟さんの「峠しぐれ」(双葉文庫)を、読みました。

    国境の峠茶屋で、ひっそりと暮らすふたり

    夜逃げの一家を助け、助太刀をたすけ

    そしてふたりは 藩の勢力争いに巻き込まれます。

    身を隠すように暮らすふたりの過去とは

    そして、守りたい、守ろうとするものは

    最後のページまで 一気読みの一冊です

           2019年2月14日

           いたやどクリニック 木村彰宏 

     

  • 2019.02.13

    7+8= こんどはポッポ

    冬2019.02.02  (26) 冬2019.02.02  (29) 冬2019.02.03  (9)

    おとうさんとの ながたびで

    とおくの こうえんに とうちゃくです。

    こんどは ポッポ いっぱい です。

    おとうさんに おかあさん

    おじいちゃんに おばあちゃん

    おにいちゃんに おねえちゃん

    しんせきの おじさんに おばさん

    いとこに はとこ

    ポッポいっかの せいぞろい

    ボクは みんなに ごあいさつ

    ひとり ひとりに ごあいさつ

    なかなか こうえんから かえれません

    みなさん それでは さようなら

        2019年2月13日

        いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2019.02.12

    7+8= ポンポコいっぱい

    冬2019.02.02  (23) 冬2019.02.02  (24) 冬2019.02.02  (18)

    おとうさんと ながたびの とちゅうで

    ポンポコ いっぱい であいます

    おとうさんに おかあさん

    おじいちゃんに おばあちゃん

    おにいちゃんに おねえちゃん

    しんせきの おじさんに おばさん

    いとこに はとこ

    ポンポコいっかの せいぞろい

    ボクは みんなに ごあいさつ

    ひとり ひとりに ごあいさつ

    なかなか おさんぽ すすみません

    みなさん それでは さようなら

         2019年2月12日

              いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2019.02.11

    カンガルーの本棚 おじぞうさん

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    森沢明夫さんの「夏美のホタル」(角川文庫)を、読みました。

    房総の寒村を訪れた、若いふたりずれ

    よろずやに住む老親子との交流を通じて、

    家族とは、幸せとはなにかを考えます。

    悲しい過去と、数十年後の和解

    作中に登場するおじぞうさんに、会いたくなりました。

         2019年2月11日

         いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2019.02.10

    カンガルーの本棚 もっと前に知りたかった

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    庭内別居、熟年離婚という、おだやかでない言葉が飛び交います。

    好きで一緒に暮らし始めた男女が、なぜにうまくいかないのか

    黒川先生は、その答えを男性の努力に求めます。

    妻につらい記憶を与えないコツ

    妻に笑顔をもどすコツ

    どうすればよいのか、それは読んでのお楽しみ。

    男性必読の一冊です。

            2019年2月10日

            いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2019.02.09

    クリニックだより 寒い日の勉強会

    冬2019.02.07  (13)

    1月7日 おかあさんの勉強会を開きました。

    12月、1月とお休みをいただいたので ひさびさの会です。

    寒い日でしたが、5名のおかあさんが参加されました。

    スキー合宿の注意点

    中学校に進学するにあたっての学校との話し合い             

    最後は 反抗期の子どもとのおつきあい

    あっという間に3時間が過ぎていきます。

    次回は2月21日9時半から開きます。

         2019年2月9日

         いたやどクリニック 木村彰宏

     

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