カンガルーの小部屋

  • 2019.08.04

    カンガルーの本棚 おもしろくて哀しくて

    51la1HzxFtL[1]

    朝井まかてさんの「福袋」(講談社文庫)を、読みました。

    舞台は 江戸時代後期の江戸の町

    売れない役者が最後に切るおおみえ

    風呂屋家業にぞっこんの女の子 など

    下町で暮らす人々の、7つの物語

    おもしろくて、やがて哀しきかな

    作者ならではの文体で描かれる風俗描写もおもしろく

    読み始めると 本から手を離せなくなる一冊です

       2019年8月4日

       いたやどクリニック 木村彰宏