カンガルーの小部屋

  • 2020.09.08

    カンガルーの本棚 竜の守る島

    71VFSsZMrDL[1]

    有川ひろさんの「アンマーとぼくら」(講談社文庫)を、読みました。

    おかあさんと過ごす、3日間の旅

    幼くして実母と死別し、沖縄に住むおかあさんと暮らし始める主人公

    父の心変わりを受け止められず、おかあさんの愛を素直にうけいれることができない

    そんな思い残しを 3日間の旅が修復してくれます。

    島の自然と、育まれた深い人情の描写に

    人生の育ち直しを考えるのは、主人公だけではないでしょう。

    この本を読み、沖縄の地を、沖縄の自然を見たいと、強く思いました。

       2020年9月8日

       いたやどクリニック 木村彰宏