カンガルーの小部屋

  • 2020.09.26

    あたまのよくなるカンガルー いまそこにある課題

    x048415-208x208.jpg.pagespeed.ic.Q3ib8fHQh-[2]

    兵庫民医連のサマーセミナーを、聴講しました。

    テーマは、「格差と貧困・子どものかかえる問題」です。

    講師は、長野の和田浩先生。

    2018年度の日本の子どもの貧困率は、13.5%

    所得の再配分後の貧困の増加は、OECD16か国中、不名誉な一位入賞

    討論の中で、「医療従事者が、患者さんにネガティブな感情を持つ時に、

    そこに支援を求める患者さんの課題が隠れている」という、和田先生の言葉が

    こころに残りました。

    患者さんの言動を否定することはたやすいことですが、

    そこを出発点として、患者さんの理解を深めていく大切さを学びました。

    貧困なのは、おとな側のこころなのかも知れませんね。

       2020年9月26日

       いたやどクリニック 木村彰宏