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2021.02.08
聴診器のむこうに あなたはだあれ
6才の女の子が、入学前の検査にやってきます。
採血の部屋に持ってきたのが、茶色いぬいぐるみ
茶色くて、目が大きくて、
くまさんかな、ネコさんかな、
肉球のところの、スイッチをONすると
「ワンワン、くう~ん、クウ~ン」
もしかして、あなたはワンちゃんですか
ふしぎな、不思議な ぬいぐるみでした。
2021年2月8日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2021.02.07
カンガルーの本棚 学業よりも
NHKスペシャル取材班の「高校生ワーキングプア」(新潮文庫)を、読みました。
進学したくても、経済的な理由で進学をあきらめる高校生
学業や部活動など、充実した青春を過ごす高校生活が、
バイトバイトに追われる毎日に
かりた奨学金は、貸与型。
就職しても安い給料の中から、何十年にもわたり返済しなければなりません。
スマホで交遊し、廉価だけれどこぎれいな服に身を包み、
一見貧困とは程遠い生活を過ごしているかに見える高校生が、
夢をあきらめていく国
2017年2月に放送された番組の、文庫化です。
2021年2月7日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2021.02.06
聴診器のむこうに のぞいてるのは
診察するおにいさんの付き添いに来られた3才の女の子
バックから、白いものがのぞいています。
うさぎさんかな、ワンワンかな
女の子は、手をバタバタさせて、「とりで~す」と、飛ぶマネをします。
おばあちゃんに買ってもらったぬいぐるみ
リボンもついてて、かわいいですね
2021年2月6日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2021.02.05
聴診器のむこうに 年を取ると
8才の女の子は、大好きなヒツジさんのぬいぐるみと登場します。
なまえは、メーメーさん
年を取ると、白髪が増えるのに
メーメーさんは、反対に白い毛が黒くなってきます。
それでも女の子は、どこに行くのも メーメーさん。
ますます、体の毛が 黒くなりそうですね。
2021年2月5日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2021.02.04
聴診器のむこうに 鬼は来たの
節分明けの外来診察
4才の男の子に、鬼のお面をみせながら「おには来たかなと」と尋ねます。
男の子は怖がって、後ずさり
「今朝も、おとうさんに、鬼やっつけてくれたって聞くんですよ」と、おかあさん
おとうさんは、「やっつけたよ」とお返事されたとか。
鬼の話題はこれまでにして、負荷試験をはじめましょう
2021年2月3日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2021.02.03
かんがるうっ子 5分で完食
2月2日は、節分
駅に隣接するマーケットで、巻き寿司を買い求めます。
ポイント7倍の声につられて、いつもよりハイクラスな巻き寿司
帰って、南南東を向いて、お願いごとをして 無言で食べ始めます。
10分もかからずに、今夜の食事は終了。
あとは、豆まきが待っています。
それまで ひと勉強しましょうね
2021年2月3日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2021.02.02
聴診器のむこうに JRがいい
外来診察の楽しみの一つは、お子さんのマスク柄
5才の男の子のマスクは、阪急電車の梅田行き
「かっこいいよ」と、お話すると
「本当は、JRがよかったみたいです」と、おかあさん
阪神間の路線争いは、し烈ですね
2021年2月2日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2021.02.01
クリニックだより はきはきとした
1月30日、先週に続き、医学部受験生の模擬面接会を開きました。
会場に1名、WEBで2名の、ハイブリッド開催です。
健康の社会的決定要因(SDH)
人の役に立つことの意味は
国際交流を行う上での留意点などなど
難しい質問が飛び交います。
受験生はみな、考えながらもはきはきと、自分の考えを述べてくれます。
録画した面接の様子を再確認したりしながら
2時間余り、充実した時間を過ごしました。
みなさん合格できるといいですね。
2021年2月1日
いたやどクリニック 木村彰宏