カンガルーの小部屋

  • 2021.06.18

    カンガルーの本棚 おかえりリラ

    原田マハさんの「一分間だけ」(宝島社文庫)を、読みました。

    編集委員として忙しい日々を過ごす、主人公の女性のもとに、

    ゴールデンリトリーバーのリラがやってきます。

    お散歩 食事 仕事との両立に、これまで以上の忙しさ

    やがて、リラに不治の病がみつかります

    それまで ふつうにお散歩道でリラが話しかけていた、

    雑草、石ころ、蟻んこ、ガム セミの抜け殻

    その一つひとつが、今はいとおしい思いでに変わります。

    リラと心からの家族になった女性の物語です。

    2021年6月18日

    いたやどクリニック 木村彰宏

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