カンガルーの小部屋

2022年 9月

  • 2022.09.30

    聴診器のむこうに ボールペンコロコロ

    明日が12才のお誕生日の女の子に、実験します。

    「ねえねえ、あなたのお年頃は、おはしが転がってもわらうのかな」と

    手元のボールペンを転がします。

    女の子は、口を押さえながら大笑い。

    実験は、大成功を収めます。

    若さって、本当にいいですね。

    2022年9月30日

    いたやどクリニック 木村彰宏

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  • 2022.09.29

    カンガルーの本棚 年を取り巡り会い

    森絵都さんの「出会いなおし」(文春文庫)を読みました。

    出会いのあとに別れがあり、そして再び出会いが待ち受けている

    生きていくと出会うかもしれない、6つの物語が書かれています。

    小学校の同窓会で明かされる、引きづっていた後悔の時間

    昔の出来事を思い出し、少しニコリとしました。

    2022年9月29日

    いたやどクリニック 木村彰宏

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  • 2022.09.28

    かんがるうっ子 選ぶ前に

    かんがるうっ子が親戚の方から、ケーキをいただきました。

    ケーキの数は、家族の人数分

    誰がどのケーキを食べるのか

    箱を開けたとたんに、おとうさんの分が決まります。

    なぜかなあと、不思議です

    2022年9月28日

    いたやどクリニック 木村彰宏

    夏2022.06.25  (4) 夏2022.06.25  (9)

  • 2022.09.27

    カンガルーの本棚 1両はいくらなの

    磯田道史さん監修の「江戸の家計簿」(宝島新書)を読みました。

    時代小説を読んでいて、入り込めないのが地名とお金の価値

    1両はいくらなんだろうと思い、手に取りました。

    お米の価格を基にすると、1両は63,000円

    賃金から考えると、1両は300,000円

    とすると、1000両箱は3億円

    頭がくらくらします。

    庶民の生活では、お蕎麦は1杯、16文で約250円

    それでもやはり、江戸の金銭感覚はなじめません。

    あまりこだわらないで、本を読むことにしましょうね

    2022年9月27日

    いたやどクリニック 木村彰宏

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  • 2022.09.26

    聴診器のむこうに エビフリャーちょーよ

    5才の男の子は、エビフライの負荷に来られました。

    手には、恐竜さんのおもちゃ

    わたし的には、恐竜さんの方に目が行きます。

    男の子にお願いして、先に恐竜さんにエビフリャーをあげることにしました。

    仲よく食べてくださいね。

    2022年9月26日

    いたやどクリニック 木村彰宏

    秋2022.09.14  (22)

  • 2022.09.25

    カンガルーの本棚 鈴の音が聞こえる

    西條奈加さんの「無暁の鈴」(光文社文庫)を読みました。

    幼くして寺に預けられ、愛する友の死をまじかに見つめ

    無暁と名を変えて生きる主人公

    世の哀しみ、人の苦しみをわが身で代ることができればと

    修行に修行を重ねる無暁

    ちりん、ちりんと響く鈴の音に

    人の世の生きづらさが重なります。

    読み終えた後も、作者の重い問いかけが、心に響きます。

    2022年9月25日

    いたやどクリニック 木村彰宏

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  • 2022.09.24

    散歩のたのしみ 神戸めぐり

    午前の診察がおわり、かんがるうっ子たちと三宮で待ち合わせ。

    台風も通り過ぎて いいお天気

    今日は「神戸八社めぐり」をします。

    二宮神社から、一宮神社、三宮神社へとお参りすると、

    汗が流れ、足を前へ進めるにも気持ちが必要です。

    仕上げは、サンキタ通りで打ち上げ会

    失われた水分とカロリーを取り戻します。

    いい週末になりました。

    2022年9月24日

    いたやどクリニック 木村彰宏

    秋2022.09.24  (54) 秋2022.09.24  (15) 秋2022.09.24  (88) 秋2022.09.24  (132)

  • 2022.09.23

    カンガルーの本棚 光と風の布

    伊吹有喜さんの「雲を紡ぐ」(文春文庫)を読みました。

    学校にも家庭にも、居場所を見つけられない高校生の美緒は、

    長く音信が途絶えていた父方の祖父宅に家出をします。

    岩手の山奥にある祖父宅で出会ったものは・・

    自分のことがすきになれない美緒が

    祖父の、そして父の志に気づき、

    自分だけの道を歩み始めます。

    居場所さがしで悩んでいる若い人に、是非読んでほしい1冊です

    2022年9月23日

    いたやどクリニック 木村彰宏

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  • 2022.09.22

    カンガルーの本棚 舞い落ちる雪に

    西條奈加さんの「涅槃の雪」(講談社時代小説文庫)を読みました。

    時は水野忠邦による天保の改革の真っただ中

    北町奉行所の与力門佑は、舞い落ちる雪を、

    両手をひろげて受け止めようとする女性に出合います。

    改革が進むにつれて、しぼんでいく江戸の町

    門祐と女性は、改革の嵐に翻弄されながらも

    どんな明日を迎えるのでしょうか

    最後の1ページまで気を抜くことができない、みごとな時代小説です。

    2022年9月22日

    いたやどクリニック 木村彰宏

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  • 2022.09.21

    聴診器のむこうに ねこかきで

    5才の女の子の頭には、ネコちゃんの耳

    マクドナルドでもらって、さっそく装着しています。

    プールを習っていることなので、

    得意技は、「ねこかき」かな。

    お耳をつけて、上手に泳ぎましょうね

    2022年9月21日

    いたやどクリニック 木村彰宏

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  • 2022.09.20

    7+8= あきかぜがたち

    たいふうが むこうにいって

    きょうは あきになりました。

    おとうさんの 3かげつにいちどの けんしんのひ

    あさごはんをぬいて、7じにでかけ

    かえってきたら 3じです。

    おやすみあけで、まんいんなんだって

    げんきですと ひとこといわれて、あんしんして

    ごはんを たべて、おひるねをして

    ゆうがたから ポケモンです。

    こうえんで、ボールをみつけて おおよろこび

    おつかれさんの いちにちの ボクからの プレゼントです。

    「1032こめ」は、「おつかれさんボール」ってなづけます。

    2022年9月20日

    いたやどクリニック 木村彰宏

    秋2022.09.20  (30)

  • 2022.09.19

    カンガルーの本棚 また会えたね

    山本甲士さんの「迷犬マジック2」(双葉文庫)を読みました。

    孤独にさいなまされている人の足元に

    ぶらりと現れては、役目を終えると去っていく迷犬マジック

    今回は、継父となるひとを、受け入れられない少年

    衝動的な性格から、人生につまづいた青年

    仕事第一で過ごし、息子との確執に身動きが取れないでいる父親

    ひとり暮らしが続き、孤立を深める老女のもとに、

    マジックが現れます。

    マジックと過ごすと、人の輪が広がり

    生きる力が湧いてきます。

    マジックさん、うちのクリニックにも顔を出してくださいね。

    みんなが 待っていますよ

    2022年9月19日

    いたやどクリニック 木村彰宏

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  • 2022.09.18

    クリニックだより 聖徳太子は無理ですね

    土曜日の午後は、いくつかの予定が入ります。

    この日は理事会や講習会、研修会、学会など4つの会が重なり

    悩んだ挙句、2つの会をWEBで参加。

    パソコンを2つ並べて、それぞれにイヤホンをつなぎ、

    山場となる説明や討論が始まると、そちらの音声を大きくし、

    メモを取り、図表を見つめ

    嵐のような3時間が過ぎると、ぐったりとします。

    1つでも難しいのに、2つ同時のWEB参加は、

    次回からはパスすることにしましょうね

    2022年9月18日

    いたやどクリニック 木村彰宏

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  • 2022.09.17

    カンガルーの本棚 旅立つ者と残された者と

    長月天音さんの「ほどなく、お別れです」(講談社文庫)を読みました。

    主人公は、就活中の女子大生

    内定が決まらずに、はじめたバイト先は葬儀屋さん

    旅立つ者と残された者の哀愁が、彼女の心を揺さぶります。

    哀しみの中に、前へ進もうとする生きる力を見つけるお手伝いを

    そんな仕事の意味を見つけていく小説です。

    いたやど駅前、井戸書店の森店長さんお勧めの一冊です。

    2022年9月17日

    いたやどクリニック 木村彰宏

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  • 2022.09.16

    7+8= こんにちはねこちゃん

    数日前から、子猫の鳴き声が聞こえます。

    今日は深夜の1時ごろから、みゃーみゃー

    庭に出て探してみても見つかりません。

    デッキの上に、お菓子を置いて寝ると、

    朝には、なくなっています。

    休みの日のお昼過ぎ、家の中を覗いているねこちゃんと

    視線がばっちり合います。

    こんにちはねこちゃん

    これからも よろしくね

    2022年9月16日

    いたやどクリニック 木村彰宏

    秋2022.09.10  (4) 秋2022.09.10  (3)

     

  • 2022.09.15

    クリニックだより 二日酔いにも

    11才の男の子は、自然学校にでかけるのに

    車酔いの薬が欲しいといいます。

    そんな時には「五苓散」

    「この薬は、天気が悪い日の頭痛や、二日酔いにも、効くんだよ」

    と、効能を説明すると

    「二日酔って、なんですか」と、質問が返ってきます。

    「二日酔ってね、お酒を飲み過ぎて、

    次の朝になっても気分が悪くなるんだよ。

    ボクも 飲み過ぎないように、気をつけようね」

    あと、10年もすれば、酒飲みの仲間入り

    今から生活指導は、欠かせません。

    2022年9月15日

    いたやどクリニック 木村彰宏

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  • 2022.09.14

    カンガルーの本棚 黄金の蝶

    飯嶋和一さんの「黄金旅風」(小学館文庫)を読みました。

    寛永年間は2代将軍徳川秀忠から家光の世にうつり行く時代。

    鎖国前の海外貿易が盛んな頃の、長崎の物語。

    貿易商の家に生まれた型破りな末次平左衛門は、

    長崎の民を守る一念で行動し、そして「黄金の蝶」を見ます。

    歴史上の人物が多く登場し、読み進むのに難渋することもありましたが、

    歴史に名を残す主人公の生き方に、大いに共感しました。

    2022年9月14日

    いたやどクリニック 木村彰宏

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  • 2022.09.13

    聴診器のむこうに スマホ書いたよ

    6才の女の子が、絵を見せてくれます。

    うらとおもてに、動物や女の子の笑顔

    「スマホを描いたんです」とおかあさん。

    たくさん作って、自由研究にしましょうね

    2022年9月13日

    いたやどクリニック 木村彰宏

    夏2022.08.12  (31) 夏2022.08.12  (30)

  • 2022.09.12

    カンガルーの本棚 家族の味

    西條奈加さんの「まるまる毬」(講談社文庫)を、読みました。

    大江戸の小さな和菓子屋さんの、3代にわたる家族の物語。

    値が張る和菓子ではなく、庶民でも手が届くお値打ち値段のお菓子を

    日替わりで作り続ける祖父と、それを支える娘と孫娘

    どんな秘密が隠されていて、何が起きるかは読んでのお楽しみ

    人情話も西條さんに、おまかせです。

    2022年9月12日

    いたやどクリニック 木村彰宏

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  • 2022.09.11

    散歩のたのしみ 月よりブドウ

    夜空に明るく、中秋の名月

    食卓には、いただきものの甘いブドウ

    昼間はまだまだ陽射しが強く 暑い日が続きますが、

    秋は少しずつ深まります。

    コロナの感染が、落ち着きますように

    2022年9月11日

    いたやどクリニック 木村彰宏

    秋2022.09 (59) 秋2022.09 (16)

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