カンガルーの小部屋

  • 2022.11.04

    聴診器のむこうに こころにしみる江戸長屋

    畠山健二さんの「本所おけら長屋19」(PHP文芸文庫)を読みました。

    今回も4つの事件が、長屋に持ちあがります。

    はやとちりで、長屋の男といい仲になる大店のお嬢さん

    だまされて、人を信じることができなくなった商人

    浪人と長屋住人との意地の張り合い

    長年の確執に動きがとれなくなった母娘

    どうなるのかと、はらはらしながら読み進めるうちに、

    どうにかなるのが、おけら長屋

    次号はいつ出るのかなと、気がかりな1冊です。

    2022年11月4日

    いたやどクリニック 木村彰宏

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