カンガルーの小部屋

2022年 12月

  • 2022.12.11

    カンガルーの本棚 ゆるやかにのびのびと

    本田秀夫先生の「学校の中の発達障害」(SB新書)を読みました。

    集団の中で生きづらさを感じている子どもたち

    本田先生は、つらさをかかえている子どもたちに焦点を当てて、

    学校とはなにか、

    学力とはなにか

    教育で大事なことはなにかと 問いかけられます。

    300ページに近い大作ですが、

    今の教育で変えてほしい、変わってほしいことが伝わってきます。

    時間がかかるかもしれませんが、一読されることをお勧めします。

    2022年12月11日

    いたやどクリニック 木村彰宏

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  • 2022.12.10

    聴診器のむこうに エサ代が高くなり

    7才の男の子に教えてあげます。

    「ねえねえ 今年のクリスマスプラプレゼント、小さくなるんだって知ってる?」

    男の子は、何言うんだろうという顔をします。

    「なんでかっていうと、トナカイさんのエサ代が高くなって、

    サンタさんも困ってるんだって」

    後ろで、おかあさんが大きくうなづかれます。

    物価高の年末は、きびしいですね。

    2022年12月10日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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  • 2022.12.09

    カンガルギー情報 おとなの食物アレルギー

    12月8日 307回目の兵庫小児アレルギー研究会を開きました。

    今回の講師は、兵庫県立加古川医療センター皮膚科部長 足立厚子先生です。

    アトピー性皮膚炎の新しい治療と、おとなの食物アレルギー

    大豆や魚、獣肉アレルギーを、ご自身の経験に基づいてお話してくださいます。

    グミを食べてアレルギーが出ても、グミ成分のゼラチンが

    牛肉由来なのか、魚由来なのかで検査結果の評価が異なります。

    大豆アレルギーの奥深さについても、お話しいただき、

    有意義な研究会となりました。

    足立先生 ありがとうございました。

    2022年12月9日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

    冬2022.12.08  (37)

  • 2022.12.08

    カンガルギー情報 久しぶりにお会いして

    12月8日 神戸食物アレルギーの会「らいちょう」の勉強会に参加しました。

    コロナ禍もあり、久しぶりの開催で

    子どもさんもその分大きくなられています。

    自分のアレルギーを友人や先生に伝えるべきか、

    学校が面白くなくなってきて、どう過ごせばよいのかなど、

    ご相談の中身が、少しずつ変わります。

    クリニックの教室もしばらくお休みをいただいていましたが、

    2023年1月5日(木)から再開します。

    ぜひご参加ください。

    2022年12月8日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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  • 2022.12.07

    かんがるうっ子 見た目でお願いをして

    お休みの日、おばあちゃんのお家におじゃまします。

    ケーキ屋さんの店先で、かんがるうっ子とケーキを選びます。

    おいしさよりも、かわいい見た目を重視

    かんがるうっ子にお願いして、うさちゃんとおばけのケーキを選びます。

    食べると甘すぎず おいしいと好評でした。

    見た目も味も、ホームランの選択でした。

    2022年12月7日

    いたやどクリニック 木村彰宏

    秋2022.09.25  (9) 秋2022.09.25  (10) 秋2022.09.25  (11)

  • 2022.12.06

    カンガルーの本棚 タイミングよく褒める

    奥田健次先生の「叱りゼロで自分からやる子に育てる本」(だいわ文庫)を読みました。

    子育ては大変な労力と忍耐を要します。

    片づけない子ども、約束を守らない子どもなど、

    わかっていても注意する言葉がついきつくなります。

    奥田先生は叱ることで子どもをコントロールするのではなく、

    できたときに、約束を守れたときに、

    タイミングよく褒めることで好ましい行動を定着させる子育てを提唱されます。

    行動分析療法に基づく子育て

    慣れるまでは難しいかもしれませんが、

    魔法のような子育てが書かれているこの本を、一読されることをお勧めします。

    2022年12月6日

    いたやどクリニック 木村彰宏

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  • 2022.12.05

    聴診器のむこうに 袋の中で整列

    男の子の手提げ袋には、ウルトラマンがぎっしり。

    頭をそろえて、整然と

    ここまでウルトラ愛が強いとは

    もらわれてきた ウルトラマンさん

    かわいがってもらって、よかったですね。

    2022年12月6日

    いたやどクリニック 木村彰宏

    秋2022.10.29  (9) 秋2022.10.29  (6)

  • 2022.12.04

    カンガルーの輪舞曲 WEBでエピペン

    11月29日 ことし最後の講演会に参加しました。

    ご一緒するのは、神戸市学童保育の指導員の先生方。

    WEBを使い、あらかじめお送りしたエピペントレーナーを使い、

    実習も交えて2時間あまりお話します。

    質問も多くいただき、楽しい時間を過ごすことができました。

    来年もよろしくお願いいたします。

    2022年12月4日

    いたやどクリニック 木村彰宏

    冬2022.11.30  (3)

  • 2022.12.03

    聴診器のむこうに よいお年を

    12月になり、次回の診察予定が年明けになるおかあさんから、

    「せんせい、よいお年を」と、ごあいさつをいただきます。

    思わず「もう いいお年です」と返す、私がいます。

    もういくつ寝ると お正月

    また ひとつ いいお年になります。

    2022年12月3日

    いたやどクリニック 木村彰宏

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  • 2022.12.02

    カンガルーの本棚 まだ使いこなせるには

    奥田健次先生の「子育てのほんとうの原理原則」(TAC出版)を読みました。

    子どもの問題行動に直面した時に、子どもの気持ちを尊重し、

    受容と寛容の精神で接すべしとする指導法に、真っ向から異を唱え

    社会に出ていくために、家庭のルールをそして社会のルールを身につけさせる

    奥田先生の教育法が、わたしを揺さぶります。

    理論ではなく実践を、その確かな技術をと論じられる先生に、

    もう少し深く学び、両親を家庭をそして子どもを支えることができるよう

    まずは先生の著作2冊を発注しました。

    この本との出会いが、今後のわたしをどう変えていくのか楽しみです。

    小児アレルギー学会会頭大矢幸弘先生がご推薦の1冊です。

    2022年12月2日

    いたやどクリニック 木村彰宏

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  • 2022.12.01

    聴診器のむこうに 大物になるよね

    3才の男の子は、バギーのなかで熟睡中

    診察をしても、目を覚ましません。

    何があっても、動じません。

    「大きくなったら、大物になるよ、きっと」

    「サッカーチームの監督さんとか、○○組の組長、

    でも、政治家はやめておこうね。」

    将来が楽しみな、爆睡少年です。

    2022年12月1日

    いたやどクリニック 木村彰宏

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