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2023.02.28
聴診器の向こうに わたしが好きなのは
1才過ぎの女の子の手には、「バタコさん」
メジャーなおふたりを押さえて、大のお友だち
これまで、「アン・・」や「バイ・・」を持ってくる子が多かったのですが、
どちらかというと脇役の「バタコさん」を連れてこられたのは初めてです。
どういうきっかけで、お友だちになったのか
いつか、ゆっくり教えてくださいね。
2023年2月28日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.02.27
かんがるうっ子 パンダ三兄弟
アトピッ子の赤城さんにいただいた、上野名物パンダ焼き
帰宅後、お皿に並べて「パンダ三兄弟」
隣から、かんがるうっ子が「遊んでないで、食べなさい」とツッコミを入れてきます。
かわいいけれど、頭から口の中
やっぱり普通の形のカステラの方が 食べやすいですね
2023年2月27日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.02.26
散歩のたのしみ 上野の山の修行僧
勉強会がおわり、アトピッ子の旧友と、3年ぶりに再会します。
向かった先は、アメ横にある居酒屋さん
3年間積もる話を交わしながら、
灰皿をおでこに張り付ける、一発芸を見せてもらいます。
上野の山の修行僧
「ハハー、恐れ入りましたでござる」と、ふれ伏します。
東京には、いろいろな人が住んでいます。
2023年2月26日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.02.25
散歩のたのしみ 富士山はおかくれに
3月25日 ひさしぶりに上京しました。
新幹線の写真を撮り、お城を写真におさめ、
静岡を過ぎることやら、次は富士山だと、スマホとデジカメを両手に持ち待ち構えます。
東に走るごとに、雲が低く垂れこめて、
3年ぶりの富士山との再会は、果たせずに東京へ
次の機会は、顔を見せてくださいね。
2023年2月25日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.02.24
カンガルーの本棚 せき越えて
西條奈加さんの「せき越えぬ」(新潮文庫)を読みました。
小田原藩が下級士族の武一は、
箱根の関の役人に任じられます。
「入鉄砲出女」の言葉にもあるように、
とりわけ女性の関越えには厳しい詮議が待ち受けています。
箱根の関で起きる様々な出来事
時代の大きな変化の中で、翻弄される武一
やがて、武一は友のために大きな決心をします。
読みやすく楽しめ、若者の心意気を後々まで心に残してくれる作品です。
2023年2月24日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.02.23
クリニックだより 最速健診
1月最後の日 職員健診を受けました。
胃カメラ、血液検査、レントゲン
視力検査、聴力検査、心電図
スタートしたのが10時10分
終わったのが10時40分
所要時間30分の、最速健診になりました。
月が替わって2月21日
念のための負荷心電図、トレッドミルの上を早足で歩きます。
いつもは随分お待たせすることが多く、お叱りをうけてばかり、
タイミングと、病院に慣れていることもあっての最速時間ですが、
われながら驚きの早さです。
2023年2月23日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.02.22
クリニックだより ニャンにゃんニャン
2月22日は「ネコの日」です。
ネコ好きな看護師さんに、「ネコの写真集」をプレゼント。
とっても喜んでいただけて、よかったです。
これからも、よろしくお願いしますニャン。
2023年2月22日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.02.21
散歩のたのしみ 春の香りが
朝日をあびて、きらきらと、粉雪が舞いおります。
見上げると、庭の梅の木に、小さなつぼみが
寒さの中に、春の香りが感じられます。
春はもうそこまで
受験生の皆さん、体調に気をつけてくださいね。
2023年2月21日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.02.20
聴診器のむこうに タイム風呂敷
春から1年生になる男の子に
「ランドセル忘れたときは、教科書を風呂敷に包んでいくといいよ」と教授すると、
全身「???」マークに変身します。
おかあさんに「風呂敷って知ってるでしょ」と、尋ねると
「知ってますけど、見たことないです」
「ドラえもんの、タイム風呂敷なら、見たことありますけど」との答え
風呂敷を使ったことがある世代と、タイム風呂敷の世代と、?世代と
昭和生まれの看護師さんも、世代ギャップに驚かれます。
さあ、元気を出して、診察を続けましょう
2023年2月20日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.02.19
カンガルーの本棚 非常識の経済学
藤井聡さん、森井じゅんさん共著の
「消費税減税・ニッポン復活論」(ポプラ新書)を読みました。
税金をなぜ集めるのか
その年度の予算案の財源はどこから
消費税、社会保障費の増加が、実質賃金を引き下げ
人々の購買意欲を減らし、物は売れなくなり、
企業は人減らしと低賃金路線を突っ走る
その結果、購買意欲はますます冷え込み、物が売れなくなる。
この悪循環を打開するにはどうすればよいのか。
これまで常識だと思われてきた経済学に
まったく新しい観点から風穴を開けようとされる1冊です。
2023年2月19日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.02.18
聴診器のむこうに 爪楊枝を使って
5才の女の子に、小麦の負荷試験
1枚のサンドウィッチパンを128等分に小さく切り分けて、
今日は37かけらを食べてもらいます。
パンというより、何かのお菓子みたい
爪楊枝がいるかもしれないですね。
早くケーキが食べられるようになると いいですね
2023年2月18日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.02.17
カンガルーの本棚 町が呼ぶ声
小野寺史宜さんの「まち」(祥伝社文庫)を読みました。
高校を卒業し、尾瀬に近い故郷から東京に出てきた瞬一
身体を動かす仕事をしたいと始めた引っ越し屋の仕事
川沿いの道を走り、人と出会い、人を助け
そして、自分がめざしたい道がみえてきます。
大東京の中で、生きていこう
瞬一の決意に、街は大きく手を広げ、受け止めてくれます。
心が暖かくなる1冊です。
2023年2月17日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.02.16
聴診器のむこうに ダジャレ恐竜
10歳の男の子の胸に、かわいい動物の絵
「これ、なんの動物なの」と尋ねると、
「TEAREX」との答え。
よく見ると、恐竜がお茶を飲んでいます。
だから、「TEAREX」ですか
関西風のネーミングで、大好きです。
2023年2月16日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.02.15
散歩の楽しみ 転ばないように
あさ、玄関の扉をあけると、うっすらと雪化粧
風は冷たく、急いで部屋に戻ります。
2月も半ばをすぎましたが、これからが冬本番かも
転ばないように、ゆっくりと、さあ お仕事に出かけましょう。
2023年2月15日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.02.14
カンガルーの本棚 永遠のパートナー
新堂冬樹さんの「虹の橋からきた犬」(集英社文庫)を読みました。
業界でのし上がるために、寸暇を惜しんで仕事に邁進する主人公。
社員を巻き込み、孤立し、酒におぼれ
そんな南野のもとに、子犬パステルが預けられます
南野を見つめるパステルのまっすぐな瞳に
栄光や賞賛や名誉のかわりに、もっと大切なものを知ります。
そして、病に侵されたパステルとの別れ
作者の体験をもとに書かれたこの作品は、
旅立った我が家の愛犬との日々を、なつかしく静かに思い出させてくれます。
2023年2月14日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.02.13
聴診器のむこうに 奈良のおじぞうさん
4月になると6年生になる男の子は、
修学旅行が楽しみです。
「どこに行くのか、聞いてるかな」と尋ねると、
「ならの、おじぞうさんがあるところ」という答え。
もしかしてと思い、「大仏さんのことかな」と尋ねると、
「そうそう、大仏さん」
おじぞうさんも、大仏さんも、どちらの方も、
君の願いを聞いてくださいますよ。
2023年2月13日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.02.12
かんがるうっ子 学びはじめの
兵庫民医連学術運動交流集会に、WEB参加しました。
かんがるうっ子は、友だちと一緒に演題にエントリー
「LGBTQsの方々が安心して受診できる提案を」
昨年の夏からいろいろな院所を訪問しての聞き取りや
講師の先生と一緒に勉強会
まとめたものをWEBで発信し、
分科会の中から選ばれたものが、当日現地で発表します。
LGBTQsの方だけでなく、DV被害者の方など、
本名で呼ばれたくない方がいます。
医療機関はその方々の気持ちをどのように受け止めていくのか
重い課題を突きつけられました。
かんがるうっ子にとって初めての発表が、
広く学ぶ、はじめの1歩になってくれることを願います。
2023年2月12日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.02.11
カンガルーの本棚 思いを新たに
南杏子先生の「ブラックウェルに憧れて」(光文社文庫)を読みました。
大学を退官する教授とその教え子で、女性医師として活躍する4人の同級生の物語
20年近くの時を経て、眼科医、健診医、エスコートドクター、新生児科医として生きる
彼女らの前に立ちふさがる、きびしい現実
悩み苦しみ、それでも患者さんのためにと、立ち上がる女性たちの姿に
身が引き締まる思いがします。
毎日をそれなりに過ごすことに満足しないで、
まだまだやりたいこと、やり残したことに挑んでみようという
勇気を与えてくれる1冊です。
このところ、いろいろな分野の新書に手を伸ばし、
知的好奇心が満たされていましたが
小説も、いいものですね。
2023年2月11日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.02.10
カンガルギー情報 皮膚から全身を診る
2月9日 定例の兵庫小児アレルギー研究会に参加しました。
309回目は、西神戸医療センター皮膚科の鷲尾健先生のご講演です。
アトピー性皮膚炎の全身療法と題して、
皮膚で起きている免疫学的な変化
心や日常活動に及ぼす悪影響
鼻炎や喘息との関係など、トータルに診断し、トータルに治療を試みられます
アレルギー科医師の原点に戻るようなご講演に
深い感銘を受けました。
鷲尾先生、ありがとうございました。
2023年2月10日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.02.09
散歩のたのしみ 新しもの好きで
お昼休みに、今日オープンしたばかりの駅前スーパーに行きました。
初日のために、大勢のお客さんでしばし入場制限
積まれている商品を手に取って、買い物かごに
非常食用にとカップ麺、お昼のお味噌汁、缶コーヒーとお菓子少々
持って行った袋いっぱいに詰め込んで、
クリニックに帰還します。
安いのか高いのか、とりあえずの偵察買い物
商店街の人の流れが、良いように変わるといいのですが
2023年2月9日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏