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2023.05.31
カンガルーの輪舞曲 たのしく先生方と
5月30日 神戸市の小学校で開かれた、アレルギー研修会に出かけました。
真新しい図書室が会場です。
始まりは、食物アナフィラキシーが起きた時の短い物語。
どう見分けて、どう行動するのかを見せてもらいます。
子ども役、先生役を指名してもらい、わいわいがやがや
にぎやかに研修会は進みます。
本物のエピペンを使った実習では、緊張感がただよい、
たのしい研修会になりました。
2023年5月31日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.05.30
カンガルーの本棚 なかなかな人生
青山誠さんの「牧野富太郎」(角川文庫)を読みました。
朝ドラの「らんまん」に惹かれて、手に取った1冊
牧野博士の生涯を、伝記風にまとめた読み物です。
造り酒屋の裕福な暮らしに飽き足らず、
植物学を目指して東京へ、
借財を重ね、重ねて作り上げた日本の植物学
まわりの人々が支えたことの、賜物です。
2023年5月30日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.05.29
散歩のたのしみ わたしが選んだのは
ドーム球場のまわりをお散歩すると、
不思議なオブジェが並んでいます。
100以上の手が、ニョキニョキと
そのひとつ一つに著名人の名前が書かれています。
ひとつ一つとタッチしながら、
しっかりと握手したのは、林家喜久蔵さんと、薬師丸ひろ子さん。
どこかでご縁がありますように
2023年5月29日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.05.28
散歩のたのしみ ドームのまわりを
朝食の後、ホテルを出て、お散歩タイムを楽しみます。
ドームのまわりを大きく、ひと回り
韓国領事館の前では、警察のひとから、写真NGの注意を受けます。
よほど不審者に思えたのでしょうね
川沿いを歩いて、ホテルへ無事帰還。
さあ、講演会がはじまります。
2023年5月28日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.05.27
散歩のたのしみ 麺類たべすぎて
出張で博多駅に降りて、初めにすることはおそい昼食をとること
以前学会で来た時の記憶をたよりに、ラーメン店を探します。
20年ぶりの博多は様変わり
空腹に耐えかねて、駅ビルのラーメン横丁に潜入し
セットを頼むと、ボリューム満点
市内を散策し、おなかの調子を整えます。
次に沈没したのはうどん屋さん
大盛り無料の案内にひかれて、出されたメニューを写真に撮って
家族にLINE写真を送ると、「炭水化物ばかり」と大ひんしゅく
博多のひとりたびは、ふとり旅です。
2023年5月27日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.05.26
聴診器のむこうに 全身ピカチュウ
6才の男の子の上着には、
いろんな表情のピカチュウが いっぱい遊んでいます。
笑っていたり、おこっていたり、舌を出していたりと、
わたしの好みに、ぴったりです。
でも、さすがにこの服を着て、通勤する勇気はでてきません。
カンガルーも、年を取ったのかなと思います。
2023年5月26日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.05.25
聴診器のむこうに 宿題はいってる
1年生の男の子に尋ねます。
「ねえねえ、ランドセルの中に、なにがはいってるの?」
「お菓子かな、おもちゃかな」
おとこのこは、「しゅくだい はいってる」
男の子の頭の中は、「しゅくだい」が大きな位置をしめてるのかな。
しっかり遊んで、楽しい体験を積んでくださいね。
2023年5月25日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.05.24
聴診器のむこうに しまうま大好き
4才の男の子のリュックは、しま模様
よおく見ると、お耳がついて、目があって、
お鼻と、大きなお口もついてます。
おまけに、たてがみもついていて、
もしかして、しまうまさん
なかなか すぐれもののリュックです。
いつまでも大切に、かわいがってあげてくださいね。
2023年5月24日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.05.23
かんがるうっ子 ほしいもとタケノコと
ほし芋と、タケノコの水煮が送られてきました。
いつものように、新聞紙の上に並べて、写真を撮ります。
学校から帰ってきたかんがるうっ子は、大喜び
少ししぶめの食べ物がお似合いです。
2023年5月23日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.05.22
聴診器のむこうに 夜空を見上げて
4才の男の子の胸には、太陽系の星々が
「プラネタリウムが大好きで、明石の天文館によく出かけるんですよ」とおかあさん
小さい時から、夜空をながめて、何を思うのかな
目の前の小さな出来事なんか、どうでもよくなるよね
でも、空を見上げながら歩いていて、
先生みたいに、溝に落っこちないように気を付けてくださいね。
2023年5月22日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.05.21
カンガルーの本棚 不思議なお話
佐藤正午さんの「月の満ち欠け」(岩波文庫)を読みました。
子どもを残すのではなく、
何度も生まれ変わって思いを遂げる女性の物語。
前世の記憶を受け継いで、大切な人に会いに行く
でも、なぜか感情移入ができません。
第157回直木賞受賞作です。
2023年5月21日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.05.20
あたまのよくなるカンガルー 新しいことがいっぱい
5月20日 小児科学会地方会に出かけました。
今回は、大学で開かれた現地での参加です。
新生児疾患の一般演題に続いて、
教育講演は内分泌疾患の進歩
子ども病院の尾﨑佳代先生の講義を拝聴します。
学会や研究会への参加はアレルギー疾患が中心なので、
分野違いの講義は新鮮でおもしろく、楽しめます。
コロナがおだやかになり、少しずつ気持ちも前に向かいそうです。
2023年5月20日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.05.19
聴診器のむこうに わしはワシじゃ
6才の男の子が、おもちゃ箱からワシのぬいぐるみを探し出します。
「このぬいぐるみ、カラスかな」と、たずねると
「カラスじゃない」と、的確な答え。
「それじゃ、ぬいぐるみに聞いてみたら。
わしはワシじゃって、教えてくれるかもね」
大阪ギャグは、男の子には通じなかったようです。
2023年5月19日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.05.18
カンガルーの本棚 できすぎ君
原田マハさんの「旅屋おかえり・丘の上の賢人」(集英社文庫)を読みました。
今回の旅の先は北海道、小樽と札幌
依頼人から頼まれた旅で、出会う3名の人
帰りたくても帰れない
旅の成果物を届けるときに
ふるさととは、「おかえり」って言ってくれる人が住む所だと気づきます。
少しできすぎかなという、印象が残りました。
2023年5月18日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.05.17
聴診器のむこうに ピカピカのランドセル
6才の男の子は、ランドセルを背負って登場します。
4月から通い始めたばかりの小学校
お気に入りの黒いランドセルの表には、
黄色い安全カバー
須磨区のゆるキャラ、「スマボウ」がついてます。
車に気を付けて、小学校生活を楽しんでくださいね。
2023年5月17日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.05.16
カンガルーの本棚 わかってはいても
小野寺文宜さんの「近いはずの人」(講談社文庫)を、読みました。
急逝した妻が残した、携帯電話
ロックをはずすと、最後に交わされた謎のメールが
わかっていたつもりの妻にどんな秘密が隠されていたのか
テンポいい文体に、ページをめくるスピードは速まるのですが、
あまり好きになれない結末が待っていました
2023年5月16日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.05.15
聴診器のむこうに 母の日はプラスマイナス
母の日は、小雨が降る中を 駅前のケーキ屋さんまで出かけます。
カンガルーおくさんが好きそうなケーキを選んで、
しばらくの ポイント稼ぎをして、
それでも、プラスマイナス ゼロかなと、
その話を、21才のお嬢さんにすると、
「先生、マイナスにならなくて よかってね。
なにかあげても、マイナスになることも経験するからね」と、慰められます
20才を過ぎると、深い大人の話ができます。
小児科をしていると、わたしも少しかしこくなれそうです。
2023年5月15日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.05.14
聴診器のむこうに 眠たくなって
5才の男の子の 上着の左下に
ひつじさんが歩いています。
1匹、2匹、3匹、4匹
数えてるうちに、眠たくなってきます。
ひつじさんには、魔法の力があるのですね。
2023年5月14日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.05.13
聴診器のむこうに 壱岐への道
中学3年生の男の子は、修学旅行の準備をします。
行先は、長崎と壱岐の島
アレルギー症状が出ないように、献立表を見せてもらうと
牛乳、卵をほとんど使わない優れもの。
有名なサル岩を見て、楽しんできてくださいね。
2023年5月13日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.05.12
カンガルーの本棚 命綱を握りしめて
凪良ゆうさんの「流浪の月」(創元文芸文庫)を読みました。
行き場を失った若い二人に残されていたのは、
友情でもない、恋愛感情でもない
お互いを支え合う、命綱
世の中の人がどう言おうと、
強く結ばれた掌に、お互いの命を感じ取る
本屋大賞2021年の受賞作は、生きる難しさと救いとを
わたしに語りかけます。
2023年5月12日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏