カンガルーの小部屋

  • 2023.05.12

    カンガルーの本棚 命綱を握りしめて

    凪良ゆうさんの「流浪の月」(創元文芸文庫)を読みました。

    行き場を失った若い二人に残されていたのは、

    友情でもない、恋愛感情でもない

    お互いを支え合う、命綱

    世の中の人がどう言おうと、

    強く結ばれた掌に、お互いの命を感じ取る

    本屋大賞2021年の受賞作は、生きる難しさと救いとを

    わたしに語りかけます。

    2023年5月12日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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