カンガルーの小部屋

2023年 8月

  • 2023.08.11

    聴診器のむこうに シャンプーとタオルを忘れずに

    17才の水泳部の男の子は、真っ黒に日焼けています。

    「水の中だと、野球部だとか、ほかの部活の子がうらやましがるでしょ」というと、

    「結構、お湯みたいです」と答えます。

    「だったら、タオルと、シャンプーもわすれないでね」と注意をうながします。

    夏のプールでのんびりと、校庭を駆け回る同級生を眺めるのもいいかもしれませんね

    2023年8月11日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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  • 2023.08.10

    カンガルーの本棚 やっと気がついた

    寺地はるなさんの「わたしの良い子」を読みました

    妹の子ども朔は、「良い子」からはかけ離れた存在

    人と交わらず、あつかいにくく、そんな朔と暮らし始めることになった椿

    椿自身も世間の「幸せ」や「良い子」を受け入れることができないでいます。

    妹との確執の末に、見つけた「良い子」とは。

    平均的な生き方を拒否し続ける女性たちを描いた作品です。

    2023年8月10日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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  • 2023.08.09

    かんがるうっ子 さいごはキングダム

    夏休み最後の日、少彦名神社(神農さん)に病気平癒のお願いに出かけます。

    暑さと、歩き疲れとで体力もゼロレベルに近づきます。

    涼みがてらのしめは、映画「キングダム」

    名前は知っているものの、アニメも見たことがないのですが、

    かんがるうっ子のお勧めで入った映画に、おおはまり

    主演級の役者さんの演技に見とれてしまい、「コココココ」と笑います。

    寄席に、クルーズ、映画館

    今年の夏休みは、文化とお酒で過ぎていきました。

    2023年8月9日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

    夏2023.08.08  (8) 6b61604634634fcab990b2c2229432a8

  • 2023.08.08

    かんがるうっ子 大川めぐり

    夏休み2日目は、北浜の神社巡りから始めます。

    御朱印をいただいて、クーラーが効いた社務所で一休み

    午後からは、大正からタグボートに乗り、中の島一周の船旅としゃれこみます。

    川面からわずかな高さしかない橋をくぐるときは、

    まるで遊園地気分になります。

    遠くに大阪城を眺め、造幣局、中の島公会堂と、

    落語家さんの軽快な案内に、うなずくこと100回以上

    しめは、梅田の居酒屋さんで乾杯です。

    2023年8月8日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

    夏2023.08.07  (54) 夏2023.08.07  (132) 夏2023.08.07  (94) 夏2023.08.07  (146)

  • 2023.08.07

    かんがるうっ子 寄席に出かけて

    夏休みの1日目は、大阪は繁昌亭に出かけます。

    天神さんにお参りした後に、最前列の予約席

    現代落語に、立体切り絵、漫才のあとは、古典落語を堪能します。

    噺家さんに近すぎて、見上げる形で首が痛くなりましたが、

    初めての寄席体験は大満足

    ホテルに荷物を置き、梅田の居酒屋さんで乾杯します。

    夏休みの始まりです。

    2023年8月7日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

    夏2023.08.06  (43) 夏2023.08.06  (42) 夏2023.08.06  (41)

  • 2023.08.06

    聴診器のむこうに 5年早いんだって

    6才の男の子のお願い事は「虫博士」になること

    1万円もする虫取り網をかってもらいました。

    「虫だけじゃなくて、女の子もつかまえてね」とお願いすると、

    「5年 早いわ」とおかあさん

    いやいや、5年くらいじゃないでしょ。

    しばらくは、いろんな虫さんを追いかけてくださいね。

    2023年8月6日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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  • 2023.08.05

    聴診器のむこうに なんのおまじない

    14才の女の子の腕には、なにやら怪しげな絵が

    「これ、友だちが書いた、聖徳太子」

    答えを聞いても、なぜ聖徳太子なの

    もしかして、金運を呼ぶおまじないなのかな

    今どきの中学生の発想は、わたしの理解の1km以上先にありました。

    2023年8月5日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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  • 2023.08.04

    カンガルーの本棚 泣いてもいいよ

    寺地はるなさんの「大人は泣かないと思っていた」(集英社文庫)を読みました。

    九州の山奥の町に住む人々の物語。

    男は男らしく、女は女らしくという因習に縛られて生きる息苦しさ

    「大人は泣かないと思っていた」

    「小柳さんと小柳さん」

    「翼が無いなら跳ぶまでだ」

    「あの子は花を摘まない」

    「妥当じゃない」

    「おれは外套を脱げない」

    「君のために生まれてきたわけじゃない」

    7つの短いお話のタイトルが、温かく流れる涙の意味を知っています。

    もうすっかり、寺地さんにはまってしまいました。

    2023年8月4日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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  • 2023.08.03

    あたまのよくなるカンガルー ひさびさにお会いして

    8月1日夜、アトピー性皮膚炎の講演会に参加しました。

    講師は千葉の井上祐三郎先生です。

    テーマは、「思春期のアトピー性皮膚炎患者との向き合い方」

    抑うつや内向的な性格形成など、病気からくる心理面のお話をお聞きします。

    対人関係のストレス、そしてかゆみからくる睡眠障害

    アトピー性皮膚炎は、皮膚の病気だけでなく

    心理面からの支えも重要だと痛感しました。

    2023年8月3日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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  • 2023.08.02

    カンガルーの輪舞曲 1分前に

    8月1日 神戸市の食物アレルギー研修会に出かけました。

    35度を超える炎天下、三宮から歩いて15分、

    映画館のような広い会場に着きます。

    塩飴を口に含み、水分をしっかりとって講演をはじめます。

    13時30分から、16時45分まで

    エピペン実習を含めて3時間、話続け

    終了予定の1分前に、説明を終えます。

    さあ、三宮の本屋さんに行って、ゆっくりするぞ

    2023年8月2日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

    夏2023.08.01  (22) 夏2023.08.01  (29) 夏2023.08.01  (30)

  • 2023.08.01

    クリニックだより 外来見学大歓迎

    7月31日 医学部志望の高校生がクリニック見学に来られました。

    午前中は、アレルギー外来を見てもらい、

    エピペンの実習も行います。

    お昼休みは、質問タイム

    医師になるには、学力以外に何が必要ですか

    高校生の間に、なにを準備しておけばいいですかと

    すぐにはお答えできない質問をうけます。

    いろいろな方に見に来ていただき、我がふりなおすカンガルーです。

    2023年8月1日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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