カンガルーの小部屋

2023年 9月

  • 2023.09.10

    聴診器のむこうに パパはビールで

    9才と6才の男の子のおうちは、甲子園球場から徒歩5分

    試合の日には、大歓声が聞こえるそうです。

    家族そろっての野球観戦の日、

    「パパは、ビール飲むかな」と家庭の事情を探ってみると、

    「うん、飲むよ」と、6才の男の子。

    おそろいの服を着て、ビールを飲んで、最高のご家族です。

    阪神のアレまで、M7

    わたしも、今日からタイガースファン

    次の診察の時には、お祝いしましょうね。

    2023年9月10日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2023.09.09

    聴診器のむこうに デカ靴

    17才の男の子は、すらりとした長身

    「何センチあるの」と尋ねると「もう少しで180センチ」

    足元を見ると巨大な靴が

    さっそく私の足を並べて、お写真します。

    「29インチあるかな」と、おかあさん。

    靴を選ぶときが、大変ですね。

    2023年9月9日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2023.09.08

    あたまのよくなるカンガルー 掛け持ちはつらいよ

    9月7日 発達外来の後、参加したい講演会が3つ重なります。

    ひとつは、てんかんと発達障害

    もう一つは、喘息の吸入療法

    考えた末、一つ目は移動中にスマホで聴講します。

    喘息講演の会場に入り、開始1分前までイヤホンを付けて聴講し

    喘息は東北大学呼吸器内科の玉田勉先生が講師役。

    会が終わって、20分ほど玉田先生を独占して質問をします。

    最後は、お願いしてカメラでツーショット。

    忙しいけれど充実した一日になりました。

    2023年9月8日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2023.09.07

    カンガルーの本棚 4つの恋の物語

    高田郁さんの「あきない世傳 金と銀 契り橋」(ハルキ文庫)を読みました。

    12作続いたシリーズの最新作。

    主人公と出会い、かかかり、助け合う、

    4人の登場人物に焦点を合わせたスピンオフ作品集です。

    どの小編もあたたかく、じれったさを感じながらも、

    登場人物に 幸せになったほしいと願う私がいます。

    続編がいつ出るのかと、いまから心待ちの作品です。

    2023年9月7日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2023.09.06

    クリニックだより 夏の間に

    9月5日 神戸市の1才半健診に出かけました。

    クリニックから、歩いて区役所まで

    12時過ぎからの20分間移動は、熱中症にギリギリのつらさです。

    途中で冷えたお茶を買い求め、歩きます。

    8月の検診が台風で中止になったために、この日は70人越えの大繁盛

    高温多湿のせいか、どの子の肌もきれいですが

    大家族になると、心配なのが就寝時間。

    家族につられて、不規則になります。

    それでもマスク生活が落ち着いたのか、言葉の発達も順調です。

    夏の間に大きくなって、みんなかわいい1才半

    これからもよろしくね。

    2023年9月6日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2023.09.05

    聴診器のむこうに あなたはだあれ

    8才の男の子は、お気に入りのぬいぐるみを抱いて座ります。

    きいろくて、かわいくて

    ワンちゃんのようで、トラくんのようで、それともライオンさんかな

    0才からのお気に入りのぬいぐるみは、お鼻も、たてがみも

    男の子が食べてしまったとか。

    これからも大切にして、成人式にも連れて行ってあげてくださいね。

    2023年9月5日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2023.09.04

    聴診器のむこうに 反則プレイ

    14才の男の子の夏休みは、一日野球の練習です。

    「大変だね、バットも持てなくなるぐらい、あつくなるでしょ」と心配すると、

    「日陰に置いとくから、大丈夫です」

    そこで名案が思い浮かび、提案します

    「だったら、相手チームの金属バットを、こっそり日なたに出しとけば、

    熱くてしっかり握れないうちに、ストライク」

    「そりゃ、ダメでしょ」と、速攻否定されます。

    先生は、いい案だ(安打)と思ったんだけどな。

    帰ってから、もう一度検検討してくださいね。

    2023年9月4日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2023.09.03

    かんがるうっ子 おかげいぬ

    かんがるうっ子が、「おかげいぬ」を連れて帰ってきました。

    以前、家族と一緒に連れて帰った、初代の「白いおかげいぬ」

    その横に、2代目の「紺色のおかげいぬ」を並べます。

    ひとりひとり顔つきが違うけど、

    このふたりは、とびっきりの美女美男です。

    これからも末永く、よろしくお願いしますね。

    2023年9月3日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2023.09.02

    カンガルーの本棚 どうすればいいんだろう

    末木新先生の「死にたいと言われたら」(ちくまプリマー新書)を読みました。

    本の帯に書かれた「かぎりなく冷たく、根底のところで温かい」言葉にひかれ、

    本書を手に取りました。

    中高生向けに書かれていますが、その内容は深く、多くのことを考えさせられます。

    自殺に至る3つの危険要因

    自殺企図歴などの潜在能力

    所属感の減弱

    負担感の知覚

    そのひとつ一つに焦点をあてられ、解説されていきます。

    重いテーマのむこうに、わたしたちができること、

    社会がなすべきことが見えてくるようです。

    心が元気なうちにこそ、手に取ってほしい1冊です。

    2023年9月2日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2023.09.01

    クリニックだより いたやど地区の誉れです

    看護師さんからいただいた朝刊に

    いたやど駅前の「井戸書店」の記事が載っています。

    店長の森さんは、カンガルーの読書のお師匠さんです。

    本業以外にも、兵庫県書店商業組合の理事長さんを務められ、

    読書会や、落語会と大忙しの毎日

    すっかりいたやどの名士に昇格されました。

    これからも末永く、ご指導いただけますでしょうか

    よろしくお願いいたします。

    2023年9月1日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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