カンガルーの小部屋

2024年 2月

  • 2024.02.29

    カンガルーの輪舞曲 大勢集まられて

    2月29日 4年に1度のうるう日に

    改修なったポートタワーが見える会場で開かれた、

    アトピー性皮膚炎の講演会に参加しました。

    お昼から、冷たい雨が降る中を、大勢の先生方が集まられます。

    わたしのお役目は、総合司会

    2人の講師の先生のお話しのあと、

    会場の先生方と共に討論へとリードします。

    慣れないスーツ姿で緊張し、それでも、充実した時間を過ごすことができました。

    ご準備された先生方、お疲れさまでした。

    2024年2月29日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.02.28

    散歩のたのしみ 金運向上

    おかあさんが運転する車に乗っていると、

    道路沿いに、変わった色の鳥居が見えてきます。

    もしかしてこれは、お金にご縁がある神様が住まわれているお社かな

    急ぎ足で通過するのではなく、

    いつかしっかりと お参りしたいです。

    2024年2月28日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.02.27

    カンガルーの本棚 18才のころに

    伊吹有喜さんの「犬がいた季節」(双葉文庫)を読みました。

    四日市市にある高校に、暮らすことを許された1匹の犬「コーシロー」

    美術部の部員がお世話をすることになり、卒業後は後輩に引き継がれていきます。

    1998年から、コーシローがなくなる2000年まで、

    「コーシロー」が出会う高校3年生は

    進路に悩み、恋にたじろぎ、友情を手に入れて、学校を後にします。

    そして開かれた開校百年目の祝賀会で再開した彼らは、

    18才のころに言えなかった、互いへの言葉を口にします。

    作者伊吹さんが出身校をモデルにした、青春ドラマです。

    2023年2月27日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.02.26

    聴診器のむこうに ポケガシャポン

    4才の男の子のおうちには、かわいい妹さんが生まれました。

    妹さんが気になりながらも、手にしているのは小さなおもちゃ

    お店屋さんの前によく置いてある、「ガシャポン」のミニミニ版です。

    組み立て式になっていて、男の子は小さな手で器用に完成させます。

    妹さんが大きくなって、一緒に遊べるともっとたのしいですね。

    2024年2月26日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.02.23

    聴診器のむこうに 名前はポチ

    3才の女の子のダウンの間から、ワンワンが顔をのぞかせています。

    名前は「ポチ」といいます。

    どこに行くにも一緒の、なかよしさん

    でも初対面だと、ちょっとびっくりされますよ。

    2024年2月23日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.02.22

    7+8= いい香りがするね

    寒さにも負けないで、水仙の花が次々と開きます

    庭に飾っているお人形を引き寄せて、ツーショット

    ナナや、はっちゃんがいた頃は、こうしてお写真を撮って

    早くいこうよと、嫌がられたことを思い出します。

    ナナちゃん、はっちゃん

    もうすぐ春ですよ

    2024年2月22日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.02.21

    聴診器のむこうに マトリューシカみたいに

    ことし一番冷え込む日に、8才の女の子を診察します。

    服を脱いでもらおうとすると、コートだけで3枚重ね

    「全部で、7枚着ているよ」とマトリューシカさんが答えます

    坂道は、横になって転がると、早く進むかもしれませんね

     

    2024年2月21日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.02.20

    聴診器のむこうに ぐったりしてるけど

    6才の女の子が、なにやら白いものを持って遊んでいます。

    机に乗せると、ぐったりとして、元気がありません。

    少し持ち上げて、顔を合わせても、鳴き声も聞かれません

    「これは、だあれ」と尋ねると、

    「ホワイトタイガー」との答え。

    名前は「ホーちゃん」

    疲れているのじゃなくて、のんびりしているそうで安心しましたよ

    2024年2月20日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.02.19

    あたまのよくなるカンガルー 一番に知りたいことが

    2月18日 アトピー性皮膚炎治療薬の講演会に出かけました。

    テーマは「疾病負荷」と「掻痒のメカニズム」そして「思春期アトピー」

    どのお話しも、今一番知りたいことばかり。

    文献名を手早く控え、お話しの進め方に耳づつみを打ち、

    あっという間の2時間が過ぎました。

    会場を出ると、ホテルのロビーにはおひなさま飾りが

    もうすぐ3月なんですね。

    2024年2月19日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.02.18

    カンガルーの本棚 あたらしい視点で

    エドワード・ブルモア先生の「うつは炎症で起きる」(草思社)を読みました。

    エドワード先生は、ケンブリッジ大学の精神科医長を務められている、

    神経科学の世界的なエキスパートです。

    世界的に大きな社会問題となっている「うつ」

    先生は、従来言われているストレスからくる「こころの病気」だけでなく、

    体の炎症で作られるサイトカインが、脳神経細胞に作用しておきる道筋を解き明かされます。

    200ページを超える大作ですが、おもしろく読了しました。

    まだ1月ですが、今年の読書のベスト3になるかなと思います

    2023年2月18日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.02.17

    聴診器のむこうに こんにちはパンちゃん

    14才の男の子が、マスク姿のぬいぐるみを持ってきます。

    なまえは「パンダのパンちゃん」

    男の子が生まれた時にお友だちになったので、

    おんとし14才

    白い部分はうっすらと灰色になったけど、

    14年間、ごくろうさま

    まだまだ現役で、がんばってくださいね

    2024年2月17日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.02.16

    あたまのよくなるカンガルー きれいなお庭で

    2月15日アトピー性皮膚炎の勉強会に出かけました。

    会場の庭は、色とりどりの電飾で飾られています。

    おふたりの先生による、アトピー性皮膚炎のお話は、

    あたらしいことと、確認することと

    懐かしお顔に合うこともでき、

    楽しいひと時を過ごしました。

    2024年2月16日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.02.15

    クリニックだより 言葉の心配が

    2月13日 神戸市の1才半健診に出かけました。

    月に一度の健診当番の日

    言葉の心配で見た子どもの、2才になった時のフォロー診察をします。

    そのあとは、1才半の子どもたちの相談に、

    この日はなぜか数名の心配な子どもたちを、フォロー健診にまわします。

    マスクで顔を隠して過ごす、コロナ生活が影響しているのかと気がかりです。

    また半年先にお会いして、元気なお顔を見せてくださいね

    2024年2月15日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.02.13

    かんがるうっ子 いい歌にめぐりあい

    東京での研修会の帰り道、家族と待ち合わせて居酒屋に、

    沖縄料理の店は、ちょうど月に一度の三線のライブの日です。

    お酒を飲みながら、沖縄の歌に耳を傾けます。

    歌詞の意味を味わいながら聞く「島人ぬ宝」

    「教科書に書いてあることだけじゃわからない、

    テレビでは映せないラジオでも流せない

    大切なものがきっとここにあるはずさ」

    お酒と歌と、かんがるうっ子と

    研修会帰りの、いい夜になりました。

    2024年2月13日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.02.13

    散歩のたのしみ 富士山をみていると

    研修会の帰りの新幹線、

    予約席は超満席で、富士山が見えるD席がとれません。

    そこで思案して、東京駅から自由席乗り口に並び、D席を確保します。

    少し雲がかかっているけど、何度見ても心がうきうきとする富士山

    満足していると車内放送で、「お医者様はおられますか」のアナウンス。

    3号車に駆け付けると、大柄の男性が倒れています。

    バイタルサインはしっかりしているけれど、意識は低下気味

    車掌さんに指示を出し、担架で移動させることにします。

    時間を置くと男性は少しずつやり取りがわかるようになり、

    あとは車掌さんにバトンタッチ。

    最後まで、忙しい研修会となりました。

    2024年2月13日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.02.12

    カンガルーの輪舞曲 準備は10分で

    研修会3日目、4階の研修ルームの窓から遠く富士山が見えます。

    小説を読みながら、始まりの時間までをのんびり過ごしていると、

    午前一番の講義は、わたしの「エピペン実習」が当たっています。

    大慌てでスライドを準備し、60分の実習に備えます。

    閉会のあとは、みんなで記念写真を撮ります。

    朝早くから、夜半まで、ハードなスケジュールでしたが、

    若い人とゆっくりとお話しすることができ、

    120%満足の研修会でした。

    2024年2月12日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.02.11

    カンガルーの輪舞曲 知恵を寄せ合って

    研修会2日目は、食物アレルギーのカードゲームから始めます。

    手持ちのアレルギーカードを見ながら、食べられる献立を探します。

    お昼の後は、北海道大学のエマさんによる、食物アレルギーのセッションです。

    課題の一つ目は、「食物アレルギーがあって、得られたこと」

    ふたつ目は「食物アレルギーがあって、できなかったこと」

    10名の若者が、自分の体験から発言します。

    10代の青年とは思えない奥深い発言に、

    未来を託すことができるうれしさを受け取ります。

    夜は、女児を交えた懇談会。

    さすがにこの日は、22時で開放させていただきました。

    2024年2月11日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.02.10

    カンガルーの輪舞曲 若い人たちと

    2月10日 アトピッ子さん主催の食物アレルギー研修会に出かけました。

    会場は東京代々木の、「国立オリンピック記念青少年総合センター」です。

    朝早くの新幹線に乗り、お昼ごはん抜きで会場入り。

    広い敷地に、研修ルーム、食堂、宿泊施設が立ち並び

    センターに入って、すぐに道に迷います。

    急いで研修ルームに入り、2時間の持ち時間いっぱい、食物アレルギーの講義をします。

    夕食後は、談話室で男子と懇談会

    少子化の現状と課題や、災害時の行動など、ハードなテーマを話し合います。

    気が付くと23時を回り、急いで宿舎に入ります。

    明日は朝7時半からの行動開始。

    ぐっすり眠れますように。

    2024年2月10日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.02.09

    聴診器のむこうに わたしにも抱っこさせてね

    外来に来られた女性が、ミッキーマウスのサングラスを見せてくれます。

    ディズニーシーのおみやげに、買ってきたそうです。

    大きなぬいぐるみの名前は「ダッフィー」と「オルメル」

    さっそくサングラスをかけて、ぬいぐるみを抱っこしてのフル装備

    マスクもつけると、とってもあやしい人に変身します。

    ディズニーシーにも、行ってみたいなあ

    2024年2月9日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.02.08

    カンガルギー情報 奥深く難しく

    2月8日、319回兵庫小児アレルギー研究会を開きました。

    今回の講師の伊藤節子先生に

    食物アレルギーの基本である「たまごアレルギー」を中心にお話しいただきました。
    食べた量、卵白と卵黄の違い、加熱温度、加熱時間、そして副材料の違いにより、
    たまごの抗原性が変化し、吸収率も異なるとのことで、

    たまごアレルギー一つとってみても

    奥深く難しいものだと、改めてお教えいただきました。

    京都からお越しいただきました伊藤先生、ありがとうございました。

    これからも末永く、お教えいただけますようお願いいたします。

    2024年2月8日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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