カンガルーの小部屋

  • 2024.06.15

    カンガルーの本棚 貧しさのゆえに

    桐野夏生さんの「燕は戻ってこない」(集英社文庫)を読みました。

    北の果て、北海道は北見市から東京に出てきた主人公は、

    正規職員の職を得ることができず、

    10円、20円を節約して食べるだけの生活に疲れ果てます。

    思い余って手をだしたのが、「代理母」の契約

    悩み、苦しみ、そして生まれた双子を前に出した答えとは

    NHK連続ドラマに魅せられて手に取った、問題作です

    2024年6月15日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏