カンガルーの小部屋

  • 2024.06.19

    カンガルーの本棚 こころで泣いて

    重松清さんの「かぞえきれない星の、その次の星」(角川文庫)を読みました。

    笑顔の奥にある悲しみを描いて11の短いお話

    「送り火のあとで」と題された短編は、

    病気で母をなくし、新しい母を迎えた姉と弟の物語

    亡き母の精霊を迎え送るお盆の送り火に、家族の悲しみがひろがり、

    そして希望の残り火が、灯り続けます。

    2024年6月19日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏