カンガルーの小部屋

2024年 7月

  • 2024.07.31

    聴診器のむこうに ジョージ・ジョージ

    2才の女の子は、お人形を片手に「ジョージ」と呼びかけます。

    動物園に行っても、「ジョージ」を大連発

    おうちにも、女の子の体ほどの大きさの「ジョージ」が住んでいるそうです。

    おとなになって、男の子が生まれたら、

    名前はもちろん「ジョージ君」ですよね。

    2024年7月31日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.07.30

    カンガルーの本棚 やさぐれた芯の強さ

    伊集院静さんの「あづま橋」(講談社文庫)を読みました。

    5つのお話しの主人公は、みな訳ありの女性

    足音だけでその人がわかるホームレス

    バーのカウンターで居眠りをする女

    自分の過去を、娘には話せない母

    幸せな人生を歩んでこなかった女性たちが、

    それでも決して失わない矜持

    作者は、そんな女性を静かに見守ります。

    2024年7月30日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.07.29

    7+8= 早く起きてね

    お休みの朝、坂の上にある公園まで歩きます。

    10時とはいえ、焼けつくような暑さ

    もちろん公園にはひとりも見かけません。

    ナナや、はっちゃんと一緒のころは、

    6時には起きて、涼しい時間のお散歩でしたが、

    お休みの日は、少し寝坊します。

    「おとうさん、早起きしなきゃ だめよ」という声が、聞こえてきそうです。

    2024年7月29日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.07.28

    散歩のたのしみ 日が暮れて

    今日は楽しみにしていた、納涼会

    夕方までWEBで講演2つを聴き、大急ぎで待ち合わせの三宮に出かけます。

    まずはビールで乾杯し、

    日が暮れるころ、9回のビルの窓から六甲山にイルミネーションが灯ります。

    KOBE 帆掛け船、そして神戸市章

    おなかも膨れ、酔いも回り、楽しいひと時を過ごします。

    2024年7月28日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.07.27

    かんがるう一家 なかなか灯がともらないよ

    パリオリンピックが、はじまりました。

    新聞のコラムに、「オリンピックは嫌いだ。

    メダルと獲ることばかりに注目がいき

    どの国がいいとか、悪いとか

    でも、開会式は好きだ」と書かれていました。

    開会式だけでも見ようかなと思ってけど、

    日本時間では、真夜中の放送になり絶対に無理。

    朝起きて、録画を見ていると、

    選手団が載る多彩な船に、目が奪われます。

    銀色の馬に乗った女性は、いつになったら会場に着くのかな

    聖火は、会場とは反対の方向にむかい、

    聖火台は見えてきません。

    間に何度も入るコマーシャル

    これじゃ、聖火はともならいよと、

    かんかるうおかあさんといっしょに、心配になりました。

    2024年7月27日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.07.26

    聴診器のむこうに 長州力

    2才の男の子のTシャツには、小さなお人形

    よおく見ると、プロレスラーの「長州力」

    「なんで長州力なの」と、おかあさんに尋ねると

    「なんとなく、かわいかったから」

    テレビで見る本物は、けっしてかわいい系ジャンルには

    入らないと思うのですが・・

    2024年7月26日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.07.25

    クリニックだより いつまでも七夕

    地下鉄の窓に、七夕さまの願い事の短冊が

    もうすぐ8月なのにと思いながら出勤すると、

    クリニックの玄関にも、短冊でいっぱいの、七夕飾りが・・

    願い事が叶うまでは、七夕さまは続くのかなと、考え込んでしまいました。

    2024年7月25日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.07.24

    カンガルーの輪舞曲 初心に帰って

    7月23日 神戸市内の小学校の研修会に参加しました。

    食物アレルギーをテーマに、始まりと終わりにロールプレイング

    中ほどで、エピペンの実習と、即戦力をめざした内容を選びます。

    真夏の午前中、お疲れの先生方にはわかりやすく、好評裏に終えることができました。

    理論も大切だけど、分かりやすくが一番ですね。

    2024年7月24日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.07.23

    聴診器のむこうに 5つ目小僧

    4才の男の子が、3つ目のヘアバンドをして登場します。

    もとからある目と合わせて、5つ目に変身します。

    ウインクするときは、どの目をつかうのかな。

    花粉症の時期も、大変だね

    目が悪くなったら、眼鏡代も高くつくだろうなと想像します。

    多すぎると、なにかと不便なこともありそうですね。

    2024年7月23日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.07.22

    あたまのよくなるカンガルー 真夏の東京で

    アトピー性皮膚炎と、円形脱毛症の講演会に参加しました。

    会場は、真夏の東京

    光がまぶしく、外を歩くと気が遠くなるほどの暑さです。

    それでもお堀端をランニングする姿は、ひとりや二人ではありません。

    思わず、宇宙人かと、思ってしまいます。

    彼らの辞書には、熱中症という言葉は、ないのかもしれませんね。

    2024年7月22日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.07.21

    聴診器のむこうに 父の権威

    小学5年生の男の子の採血をしているときに

    気分を和らげようと質問します。

    「家では、おとうさんをどう呼んでるの」

    男の子は「おっさん」と答えます。

    「だったら、おかあさんのことは」と続けると

    「ははです」

    父と母の差は、何だろうと思ってしまうカンガルーでした

    2024年7月21日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.07.20

    あたまのよくなるカンガルー 痛いのはイヤ

    7月19日、帯状疱疹ワクチンの講演会に出かけました。

    子どもの水痘ワクチンが、定期接種になったことを機会に

    増えつつある帯状疱疹

    細胞性免疫をつけるためには、高齢者には生ワクチンは不向きとのこと

    自己免疫疾患との兼ね合いでお聞きした講演は、

    知らないことの連続です。

    まわりの先生は、内科と整形の先生ばかりで、少し恥ずかしく、

    それでも満足度100%の講演会でした。

    2024年7月20日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.07.19

    クリニックだより 今日から夏休み

    仕事や講演会、研修会でバタバタしているうちに、世の中は夏休み。

    学校へ行かなくっても いい日になりました。

    子どもたちと、通知表の話題は避けることにして、

    看護師さんに、わたしの通知表を作ってもらいます。

    国語は、読める字を書きましょう

    算数は、クレジットカードばかり使っていると、お金の大切さがわからなくなります

    社会は、もっと新聞を読み、世の中のことを勉強しましょう

    理科は、消費期限切れの食べ物を、平気で食べないようにしましょう

    英語は、辞書なしでも、論文が読めるようになりましょう。

    体育は、もっと歩いて、おなかの出っ張りをへこましましょう

    音楽は、聴いてばかりいないで、声を出して歌いましょう

    家庭科は、割引商品ばかり買わないでおきましょう

    来学期も頑張りますので、よろしくお願いいたします。

    2024年7月19日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.07.18

    かんがるうっ子 論より証拠

    サッポロビールの黒ラベルは、黒ビールなのかふつう味のビールなのか、

    かんがるうっ子と論争になりました。

    黒と書かれているから、黒ビール

    缶の模様の一部しか黒くないから、普通のビール

    お店で一缶買って、グラスに注ぎます。

    写真に撮って、かんがるうっ子に送ります。

    論よりビール

    冷たいうちに、さあ飲みましょう

    2024年7月18日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.07.17

    カンガルーの輪舞曲 暑くても歩いて

    7月16日 市内にある高校の職員研修に出かけました。

    クリニックから歩いていける距離なのですが、

    お昼の1時過ぎ、坂道を上ると、全身から汗が吹きだします。

    100分の持ち時間を使って、症状が出た時のロールプレイング

    エピペン実習を行います

    質問も多くしていただき、充実した研修会になりました。

    2024年7月17日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.07.16

    クリニックだより 感染症の行列

    7月15日 休日急病診療所に出かけました。

    9時からの予約は、発熱の子どもたちですぐに埋まります。

    コロナに、溶連菌感染、手足口病と多彩な感染症に出会います。

    中学生の男子は、脱水症がひどくて入院を依頼

    むし暑くなり、エアコンをつけて屋内で過ごす時間が増えると、

    家族内で感染が広がります。

    水分をしっかりとって、困った時にはお医者さんに

    2024年7月16日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.07.15

    散歩のたのしみ 蒸し暑さの行軍

    かんがるうっ子を、大阪城ホールまで送った後、

    豊国神社にお参りします。

    大阪城を背に、サルの銅像が

    三光神社まで足を延ばすと、

    お約束の顔出しパネルが 待っています。

    お写真を撮って、眞田の抜け穴をのぞきます。

    サウナの中にいるような、蒸し暑い一日、

    試練の大阪行軍になりました。

    2024年7月15日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.07.14

    かんがるうっ子 朝からニャンコ

    かんがるうっ子の下宿にお泊りし、

    翌日は朝早くから、ニャンコのいるお店でモーニング

    みんなでわいわいガヤガヤ 食べ過ぎます。

    真夏を前に、体重増加

    おなかをへこませて、歩く練習が必要ですね。

    2024年7月14日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.07.13

    かんがるうっ子 こんな所にヘーゼルナッツ

    かんがるうっ子と、朝バイキングに出かけました。

    ワッフル、冷やしうどん、カレーライスの外に、

    おかずも食べ放題。

    起きたてのおなかに、どんどん詰め込みます。

    ドリンクバーのコーナーには、ドリンクに入れるヘーゼルナッツシロップが

    驚いて写真におさめると。

    「おとうさん、前からあったのに、気づかなかった?」と、かんがるうっ子

    ヘーゼルナッツアレルギーを調べているところなので、

    今まで見えなかったものが、意識されるようになったのかな

    アレルギーに、ご用心、ご用心

    2024年7月13日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.07.12

    聴診器のむこうに 多国籍語

    7才の男の子が、「今日、新しい子が来たんよ」と、教えてくれます

    なんでもスイスからの帰国子女とか

    フランス語と、英語と、日本語を話せるそうです。

    それを聞いて、「先生は日本語と、関西弁を話せるよ」と教えてあげて、

    「われ、なにしとんじゃ」と、汚い言葉を教えます。

    男の子は、体を小さくして、ドン引きします。

    少し刺激が強すぎたかなと、反省します

    2024年7月12日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

1/2