カンガルーの小部屋

2024年 12月

  • 2024.12.31

    クリニックだより インフルの大流行

    12月30日夕方から、休日急病診療所に出かけました。

    インフルエンザが大流行しているので、

    終了時間はいつのなるか分からないですよとおどかされ、

    診察室に入ります。

    確かに来られる患者さん、患者さんはみな高い熱

    インフルの迅検査キットと用いると、

    殆どの患者さんは、インフルA陽性です。

    その中でも、マイコプラズマ、溶連菌

    そして、リンゴ病(伝染性紅斑)の患者さんも来られます。

    日頃はアレルギーの診療に終始し、

    発熱の患者さんを診る機会はあまりないのですが、

    いつもの診療の倍速のスピードで診察をし、定刻には終了。

    看護師さんから、驚きの声が聞かれます。

    コロナからマイコプラズマ、そしてインフルエンザへと

    感染症は移り変わっていきますが、

    みなさま、お体には十分にお気を付けください。

    今年も本当にお世話になりました。

    来年も、よろしくお願いいたします。

    2024年12月31日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.12.30

    クリニックだより 白衣に翼

    NHK朝ドラ「虎に翼」の総集編を見ました。

    いい番組だとの評判は聞いていたのですが、

    朝ドラを見る時間には恵まれませんでした。

    たまたまスイッチを入れたテレビから、流れる映像に引き込まれます。

    原爆訴訟、尊属殺人裁判に係る主人公の真摯な姿

    「法とは人々の幸せを願い運んでいく船のようなもの」

    という主人公の言葉に、心を動かされます。

    医療をめぐる状況は厳しさをまし、経営的は冬の時代を迎えていますが

    医療の場で働く私たちも、人々が病で苦しみ困られているときに

    少しでもお力になる仕事についていることを、

    片時も忘れてはならないと思いました。

    2024年12月30日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.12.29

    クリニックだより 今年もありがとうございました

    12月28日 今年最後の診察を始めます。

    発熱の患者さんが増え、お待ちいただく時間が伸びてしまいます。

    申し訳ありません。

    今年もクリニックをかわいがっていただきまして、

    本当ににありがとうございます。

    来年も職員一同、ていねいな診療に心がけますので、

    よろしくお願いいたします。

    2024年12月29日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.12.29

    散歩のたのしみ 窓の外を

    広島で開かれる喘息の講演会に参加するために、7時過ぎの新幹線を予約します。

    六甲山のトンネルを抜けて出てくる新幹線をパチリ

    途中、福山のお城もパチリ

    広島の駅では、キティーちゃん新幹線をパチリ

    早起きした眠たさも、写真を撮る忙しさに吹っ飛びます。

    2024年12月19日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.12.28

    聴診器のむこうに 神キュービック

    9才の男の子は、四角い何かを両手でクルクル回しています。

    見る間に、色をそろえて完成します。

    「すごいね」と感心すると、

    あっというまに、いろいろな模様に変化させていきます。

    ただただ、びっくりのキュービックでした。

    2024年12月28日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.12.27

    聴診器のむこうに ぼくのアンパンマン

    2才まえの男の子に、たまごの入ったパンを負荷します。

    おかあさんから、パンの袋を受け取ると

    男の子は、「アンパンマン、アンパンマン」と、必死に抗議します。

    「大丈夫、1本だけ取って、すぐに返すからね」と話しても、泣き叫び続けます。

    ようやく納得して、アンパンマンパンを取り出して

    半分の負荷を、一口でパクリ

    負荷の待ち時間に様子を見に行くと、

    アンパンマンのぬいぐるみを手に、ご機嫌さん

    バギーからも、アンパンマン一家が顔をのぞかせています。

    お願いして、机の上に並べて、アンパンマンごっこをします。

    アンパンマンいのち

    しっかり食べて、たまごアレルギーを治しましょうね。

    2024年12月27日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.12.26

    聴診器のむこうに ぬいぐるみ大好き

    10才の男の子は、ぬいぐるみ集団に囲まれて大満足

    前にお会いした、年季物のライオンちゃんの他にも

    大きいライオンさんや、レッサーパンダも登場します。

    とってもかわいいけれど、聴診器が胸にあたりません。

    みなさん 少しだけ、机の上にお引越ししてもらって、

    診察をしても いいですか

    2024年12月26日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.12.25

    聴診器のむこうに わすれんぼうのサンタさん

    クリスマスが過ぎるころ

    9才の女の子に、「サンタさんは、なにをくれたのかな」と

    サンタさんからのプレゼントを教えてもらいます。

    女の子は ひとこと「忘れた」

    わすれんぼうのサンタさんは、女の子にもらったプレゼントを、忘れさせたようですね。

    2024年12月25日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.12.24

    聴診器のむこうに 読めるかな

    10才の男の子は、分厚い本を大事に抱えて診察室に

    見せてもらうと、ドラクエの攻略本です。

    気になるのは、そのお値段 2400円

    お値段の分だけ、読みこなせるのかなと、つい心配になります。

    2024年12月24日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.12.23

    散歩のたのしみ また会えたね

    かんがるうっ子と三宮のデパートに出かけると、

    入ったところに、リサとガスパール

    かんがるっ子に先に売り場に行ってもらい、

    かわいい二人を写真におさめます。

    特設コーナーには、色違いのリサとガスパール

    今年も会えたね、またよろしくね。

    2024年12月23日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.12.22

    あたまのよくなるカンガルー 13番目の

    アトピー性皮膚炎の新しい治療薬の講演会に出かけました。

    会場のホテルには、1番乗り

    皮膚の炎症にかかわるIL-13のお話しです。

    新薬の半減期は21日と少し長い目

    質問時間に、肌の状態とIL-13の量により、半減期は変化していくのかと

    少し的はずれな質問をします。

    講師の先生から、ていねいなご回答を受け、講演会終了後にお礼を伝えます。

    アトピー性皮膚炎の治療薬の開発の数だけ、

    どの薬が適しているのか選択するという、医師の責任が大きくなります。

    もっと勉強をしたいという気持ちが強くなりました。

    2024年12月22日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.12.21

    散歩のたのしみ 気のいいおじさん

    平和祈念館から広島駅まで、歩いて向かいます。

    いろんな色の路面電車には、乗ってみようかなと心が揺れますが

    新幹線の時間に余裕があるので歩きます。

    駅のビルが見える交差点で、後ろの人と軽くぶつかります。

    振り向くと「今日はさむいですな」とご挨拶されます。

    なぜか一緒に、歩いて駅に向かうことになり、おしゃべりが続きます。

    佐賀で生まれたこと、広島の造船所で船のタービンを45年作ってきたこと

    今は、コンビニでバイトをし、一日5kmは歩くこと

    新幹線の乗り場まで送ってもらい、

    「また今度、お会いするときには、上で会いましょう」と、天を指さされます。

    お願いして記念写真を一枚パチリ

    心に残る出会いでした

    2024年12月21日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.12.20

    散歩のたのしみ お出迎えは

    広島の講演会場に着くと、ホテルのロビーに鉄道の模型

    ちいさな町の間を、いろいろな列車が走り抜けます。

    展示場をぐるりとひと回り

    気が付くと、おとなで見ているのはわたし一人

    5才児になったつもりで、楽しみます。

    2024年12月20日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.12.18

    散歩のたのしみ サンタのむれ

    イルミネーションの会場を後にすると、

    目の前に現れたのは、サンタさんのむれ

    クリスマス前に集まって、プレゼントを配る打合せをしているようです。

    サンタさんに別れを告げ、ホテルに帰ろうとして道に迷います。

    西に歩いているのか東なのか

    ホテルに近づいているのか、遠ざかっているのか

    スマホの道案内はあてになりません。

    ずいぶんと遠回りをして、歩いた歩数は17000歩を超えます。

    今夜は、しっかりと眠れるかもね

    2024年12月18日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.12.17

    散歩のたのしみ 口にしたのは

    大宰府天満宮にお参りをし、九州国立博物館を見学した後

    おそいお昼ご飯をとることにします。

    参道のお店は、どこも待つ人で長蛇の列

    テイクアウトの梅が枝餅を買い、お茶をいただいてお昼に変えます。

    よく歩いて、お昼は少しだけで

    体重計に乗るのが楽しみになってきました。

    2024年12月17日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.12.17

    散歩のたのしみ 光にさそわれて

    講演会の前の夜、食事をとりに博多の街に出かけます。

    食事のあと、ホテルまでの道を探していると、

    イルミネーションの光が見えてきます。

    大きなツリーや、シカさんやハートマークのオブジェ

    ひとりで歩くのは、すこし寂しい気持ちもします。

    2024年12月17日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.12.16

    聴診器のむこうに 古代の展示品

    講演会の前の日に、家を早く出て、九州国立博物館に行きました。

    天神さんから少し歩いて、長いエスカレーターを登ったところに、

    ガラス張りの大きな建物が現れます。

    展示してあるのは、古墳からの出土品や、古代、中世の交易品

    首にかけた音声案内を頼りに、館内をめぐります。

    ひとつひとつの展示品は貴重なものなのですが、

    華やかさから見ると、地味目

    背中のリュックが重く感じます。

    2024年12月16日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.12.15

    聴診器のむこうに 歌を口ずさみながら

    大宰府天満宮に向かう橋を渡るとき、

    さだまさしさんの「飛梅」を思い出します。

    「心字池にかかる 三つの赤い橋は

    一つ目が過去で 二つ目が現在(いま)

    三つ目の橋で君が 転びそうになった時

    初めて君の手に触れた 僕の指

    手を合わせた後で 君は神籤を引いて

    大吉が出る迄と も一度引き直したね

    登り詰めたらあとは 下るしかないと

    下るしかないと 気付かなかった 天神様の細道」

    アルバムが発売されたのは1977年

    大学を卒業したころの苦い思い出がよみがえります。

    2024年12月15日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.12.14

    散歩のたのしみ ご利益がありますように

    太宰府天満宮にお参りしました。

    参道には、いろいろな国の言葉が飛び交います。

    紅葉が生える心字池のむこうに、天満宮の本殿が

    お参りを済ませた後、かんがるうっ子にと

    学業お守りと合格鉛筆を授かります。

    ご利益がありますように

    2024年12月14日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.12.13

    聴診器のむこうに 合体生物は苦手です

    3才の男の子は、両手いっぱいに不思議なおもちゃを持って入ってきます。

    「これなあに」と尋ねても、「・・・」

    後ろからおにいちゃんが

    「クマとエイ、バッファーローとシマウマ、イノシシとカバ、ワシとトラの合体」

    と、説明してくれます。

    不思議な生物の正体はわかったけど、夢に出てきそうで好きになれません。

    やっぱり先生は、かわいい系がいいな

    2024年11月13日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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