カンガルーの小部屋

2025年 8月

  • 2025.08.21

    聴診器のむこうに 海にいくのかな

    もうすぐ2歳になる男の子は、スイカ姿で抱っこされています。

    まあるいお尻にぴったりのスイカの絵柄

    このまま海に出かけると、目隠しをして長い棒を持った子どもに

    追いかけられるかもしれませんね

    2025年8月21日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.08.20

    聴診器のむこうに 50周年ヒーロー

    7才の男の子の胸には、いろんな顔が書かれています。

    「何なのかな」と尋ねると

    今年50周年を迎える戦隊シリーズの赤タイプを集めたものとか

    男の子が生まれる前のヒーローの方が多いかも

    わたしには、ひとりの名前もわからないですけれどね

    2025年8月20日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.08.19

    聴診器のむこうに 白熊それとも黒熊

    動物が大好きな11才の男の子

    「もし、サンタさんがクマをあげるっていったら、飼ってみる気がある」と尋ねると

    まんざらでもなさそうな表情です。

    「だったら、シロクマそれともクロクマ」と確認すると、

    「クロクマ」

    「だってシロクマは、体温調節が難しそうだし」

    未来の獣医さん、しっかり勉強してくださいね。

    2025年8月19日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.08.18

    聴診器のむこうに 姉妹の名前は

    9才の女の子は、ハムスターを飼っています。

    「なんて名前をつけたの」って尋ねると

    「しーちゃんと、まいちゃん」と答えが返ります。

    何故なんだろうと首をひねっていると

    「二人は姉妹だから、しーちゃんと、まいちゃん」と解説してくれます。

    簡単なようで、奥が深い名前に感心しましたよ。

    2025年8月18日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.08.17

    聴診器のむこうに 三太郎くん

    「先生 見てみて」と、看護師さんが声をあげます。

    診察室に現れたのは、同じTシャツ姿の3兄弟

    頭はバッチリ、パパの手による借り上げ姿

    8才 4才 1才の3兄弟の勢ぞろいに、拍手です。

    2025年8月17日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.08.16

    聴診器のむこうに 輪っかの魔術

    8才の女の子は、きれいな輪っかを

    裏返したり、またもとに戻したりして遊びます。

    「それ、どうしたの」と尋ねると

    「折り紙でつくった」と答えます。

    それはすごい、輪っかからハトが出てくると、もっと楽しいかもですね。

    2025年8月16日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.08.15

    聴診器のむこうに 服との境目が

    12才の男の子は、黒い服を着て登場します。

    服から出ている腕や首は、服との境目がわからないほどに「まっくろくろすけ」

    サッカーをして、4Lの水分を飲み、夏バテなんかどこか知らない国の言葉

    温暖化に適応した、新人類の登場です。

    2025年8月15日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.08.14

    カンガルーの本棚 小説の奥深さ

    吉田修一さんの小説「国宝」(朝日文庫)を読みました。

    李相日監督の同名映画に心打たれ、さっそく手にした上下2巻

    夏休みの5日間で、一気読みしました。

    少し不慣れな文体に戸惑いながらも、

    映画では?という場面が、なるほどという因果関係

    歌舞伎の演目の一シーンが、紙面から浮かび上がってきます。

    映画が先か、小説が先か。

    カンガルー的には映画が先な方が楽しめるかなと思います。

    2025年8月14日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.08.13

    かんがるうっ子 お誕生日のプレゼント

    8月はかんがるうっ子のお誕生日の月

    スマホのメールに、お店からプレゼントの案内が届きます。

    一件目は居酒屋さんから、ケーキのプレゼント

    ビールをたらふく飲んで、しめはホールケーキ

    日を変えて、ファミレスからもケーキセットのご案内

    プレゼント、期間限定、ご当地メニューに弱い、カンガルー一家です。

    2025年8月13日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.08.12

    聴診器のむこうに 移ろいゆくは

    9才の男の子は、ブロックのおもちゃを使って、見せてくれます

    「これ、潜水艇」

    なるほどなるほど、机の上に置いとくと

    次に来た6歳の男の子も、手に取って遊び始めます。

    出来上がったのは、がっちりしたお舟

    このお舟も、何日この形を保つやら

    移ろいゆくは世の常と言うけれど、まあしかたないですね。

    2025年月12日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.08.11

    カンガルー一家 万博のおみやげは

    夏休みの最後の日 カンガルー一家で大阪万博に出かけました。

    雨風が強く、あいにくの空模様

    前日に買い求めたポンチョが役立ちます。

    大屋根リングや水上ショー、花火大会も中止となり、

    雨風を避けて、ひたすらリングの下を歩きます。

    おみやげは、タイのビールとミャクミャクのぬいぐるみ

    良い天気の日に、もう一度行こうかな

    2025年8月11日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.08.10

    カンガルー一家 久しぶりのカラオケで

    夏休みも終わりに近づいた一日

    カンガルー一家で、カラオケに行きました。

    冷たいお茶で喉を潤してマイクを握ります。

    わたしが選ぶのは、昭和の名曲

    下町の太陽 ブルーシャトー そして恋心では、90点をマークします

    最後はかんがるうっ子の96点で時間終了

    次は何を歌おうかな

    2025年8月10日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.08.09

    カンガルーの輪舞曲 養護の先生のお悩みは

    8月8日 姫路市の高校で開かれた、食物アレルギーの研修会に参加しました。

    学校の中で、危機感が共有できないですとの養護の先生のお悩みから、

    夏休みの一日を割いて、出かけます。

    暑い日にも関わらず、大勢の先生が参加され、

    エピペン実習、症状が出た時の対応ロールプレイング、そして講義と

    最後まで熱心にお聞きいただけました。

    姫路は少し遠いけれど、充実した一日になりました。

    2025年8月9日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.08.08

    散歩のたのしみ 黄色とお城と

    食物アレルギーの研修会に姫路駅に降り立つと、

    お出迎えは、ひまわりの階段と、窓からのぞくピカチュウ

    少し歩けば、堂々たる姫路城

    暑い日になりましたが、研修会がんばるぞ~

    2025年8月8日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.08.07

    シネマカンガルー 評判どうりの作品

    李相日監督の映画「国宝」を観ました。

    冒頭の襲撃事件のシーンから、画面に引き込まれます。

    ふたり道成寺や藤娘の美しさ

    そして鴫娘を舞う主人公の脳裏によみがえった風景とは

    同名小説を3時間に圧縮しているので、すこし流れがわかりにくい所もありましたが、

    近年の日本映画の中で、突出した作品に違いありません。

    夏季休暇にこの作品に出会えたことに感謝です。

    さっそく原作小説を手にし、読み始めることにしました。

    2025年8月7日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.08.06

    シネマカンガルー 木の上の2年

    映画「木の上の軍隊」を観ました。

    太平洋戦争末期、伊江島で繰り広げられる戦争。

    村人や、同僚の兵隊が次々と死んでいく中、

    生き延びた二人の兵隊

    大きなガジュマルの樹の上に隠れ住み、

    捨てられた残飯を糧に、2年を暮らします。

    2時間のドラマの大半は、木の上のシーン

    それでも観るものを飽きさせない名作です。

    2025年8月6日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.08.04

    シネマカンガルー 長崎の空

    映画「長崎―閃光の影で」を見ました。

    夏休みの1日目、選んだ映画はNAGASAKI

    80年前の夏の日、3人の若い看護学生が体験した壮絶な日々

    家族を奪われ、恋人に先立たれ、

    それでも一人の命を救おうと懸命に生きる彼女たち

    迫力ある映像と音響に、当時の世界に入り込んでしまいます。

    映画としては、エピソードを盛り込みすぎて、焦点がぼやけます。

    最後に流される福山雅治さんの主題歌に、

    ほんの少し救いを感じました。

    2025年8月5日

    いたやどクリニック 木村彰宏

  • 2025.08.04

    頭のよくなるカンガルー 6月のお礼と

    8月3日 博多で開かれたアトピー性皮膚炎の講習会に参加します。

    司会は、長崎大学皮膚科の室田浩之先生です。

    先生とは、大阪大学におられた時からの長いお付き合い

    先日の兵庫小児アレルギー研究会での「汗について」のご講演をお願いしました。

    会が終わり、歓談されている室田先生のもとに駆け寄り、

    6月のお礼と、汗アレルギーの疑問とを伝えます。

    最後はお願いしてツーショット

    感激の一日になりました。

    2025年8月4日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.08.03

    散歩のたのしみ また来てね

    8月4日に開かれる講演会に出席するために、おそい新幹線で博多に到着

    出迎えは、なんとパンダ君

    また和歌山に戻ってきてねとの願いを込めてのキャンペーンです。

    すぐに近寄り、お写真を撮り、再開を誓います。

    2025年8月3日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.08.02

    聴診器のむこうに ぼくにもちょうだいね

    たまごの負荷試験に使うため、カステラを持ってきてもらいます

    1つ全部を食べるのは無理なので、お皿に取って切り分けます。

    ニワトリさんのお人形も、食べてみたそうに近寄ってきます。

    ダメダメ、まずは男の子が食べてから

    残りは誰が食べるのか、ゆっくりと相談しましょうね。

    2025年8月2日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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