カンガルーの小部屋

2025年 9月

  • 2025.09.30

    カンガルーの輪舞曲 画面を見る目がお疲れです

    9月30日、西宮市私立保育協会主催のセミナーに参加しました。

    今回は、完全WEBの講演会

    3時間の持ち時間をいただき、160枚のスライドを使って説明します。

    途中で10分の休憩時間、

    30分を残しての質問時間は、うれしいことにたくさんの質問が

    終わると、画面の見過ぎで目がチカチカ

    さあ、晩御飯にスパゲッティを食べに出かけましょう。

    2025年9月30日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.09.29

    カンガルーの輪舞曲 早口すぎたかな

    9月28日、神戸医療生協主催の学習会に参加しました。

    テーマは「まちの医療機関がなくなる」

    第1部は、小児医療の現状 スライド数76枚

    第2部は、「病院って、なんど赤字になるの」 スライド数35枚

    合計111枚のスライドを60分で説明します。

    早口でしゃべりすぎ、うまくお伝え出来たかな

    残りの30分は質疑応答

    まだまだ質問の手が上がっていましたが、お時間となりました。

    医療機関の存続のための署名を、たくさんしていただけますように。

    2025年9月29日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.09.28

    散歩のたのしみ うまく出られたかな

    新長田で開かれた講演会の少し前の時間、

    ブームになっている「8番出口」を探す散歩に出かけました。

    地下鉄山手線新長田駅から、海岸線の方向に、

    壁を見たり、天井を見たりして歩きます。

    ようやく見つけた「8番出口」

    つぎは、講演会場まで早足で

    2025年9月28日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

     

  • 2025.09.27

    散歩のたのしみ ラストランナー

    駐車場に出てみると、真っ白なユリの花

    他の兄弟よりも、3週間くらい遅れての開花です。

    見上げると、朝顔の青い花が

    あと数日で10月になる今、

    ラストランナーのお花を、そっと撫でてみます。

    2025年9月27日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.09.26

    クリニックだより インフルエンザワクチンの進化系

    9月26日のお昼休み、クリニックで

    鼻から接種するインフルエンザワクチンの学習会をしました。

    針がないこと、効果が長いこと、1回の接種ですむこと

    ワクチンの名前は「フルミスト」

    2歳以上、19歳未満という年齢制限がありますが、

    今シーズンからの導入に向けて、検討を始めます。

    2025年9月26日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.09.25

    かんがるうっ子 お誕生日月の楽しみは

    お誕生日の月の楽しみは、ケーキの無料クーポンが届くこと

    今年はファミレスと、居酒屋さんと2か所から

    ごはんを食べて、お酒を少し飲んで、

    最後に〆のケーキです。

    お誕生日 おめでとう

    今年もチコちゃんと同い年の、5才になりました。

    2025年9月25日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.09.24

    クリニックだより よく働きました

    9月23日、神戸市の休日急病診療所に出かけました。

    生まれてはじめての発熱の9か月の女の子

    ハチに刺された10才の男の子には、今後の検査日程を伝えます。

    昨日から15回以上も吐き続けている男の子には、点滴2本

    4才の男の子は、夜から肩呼吸

    吸入をしても酸素飽和度は、92%とすぐに入院を依頼

    1才過ぎの男の子は、コロナが陽性になり、

    診察後の待合室で痙攣をおこしてしまいます。

    人数こそ多くなかったものの、休む時間もない救急外来になりました。

    2025年9月24日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.09.23

    あたまのよくなるカンガルー どんな人に

    9月21日 アトピー性皮膚炎の全身療法の講演会に出かけました。

    講師の先生は、大分県の伊藤宏太郎先生と、福岡大学の佐藤絵美先生です。

    アトピー性皮膚炎の治療法として登場したJAK阻害薬

    その効果は、より若い世代のより中等症のアトピー性皮膚炎にこそ

    大きな意味があると強調されます。

    発達のできる限り早い時期に治療介入することで、

    子どもたちがその後の人生を、希望を持って歩んでいくことができるように

    相談の腕を磨いていこうと思いました。

    2025年9月23日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.09.22

    聴診器のむこうに あきわけ

    明日は、秋分の日

    5才の男の子に「明日はお休みだけど、なんの日か知ってる」と尋ねると

    首をかしげます。

    そこでカレンダーを持ってきて、手に取らせると

    「あきわけのひ」と、答えてくれます。

    そう、明日は、「あきわけのひ」です。

    この方が、しっくりとくるかもしれませんね

    2025年9月22日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.09.21

    カンガルーの本棚 生まれてきてよかったと

    村木嵐さんの「まいまいつぶろ」(幻冬舎時代小説文庫)を読みました。

    障害をもち生まれながら言葉を発することができない徳川家重

    その家重の言葉を介することができつ若者が現れます。

    将軍職という重圧の中で、理解されず蔑まれてきた家重

    その世界に、光が差し始めます。

    「生まれてきたよかった」という家重の言葉が、

    ふたりの無二の生き方を、表しています。

    感涙必死の小説です。

    2025年9月21日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.09.20

    クリニックだより 顔ぶれは変わりましたが

    機関誌「3つの輪」の表紙に使うとのことで、

    職員の集合写真を撮りました。

    3月にショートステイがなくなり、

    スタッフの顔ぶれも、大幅に変わりましたが、

    よい医療を続けたいという意気込みは、まだまだ元気です。

    2025年9月20日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.09.19

    カンガルーの本棚 誰が後ろで

    伊予原新さんの「フクロウ准教授の午睡」(文春文庫)を読みました。

    伊予原さんの作品は、心温まるものが多いのですが、

    この作品は、大学の学長選をめぐる駆け引きのミステリー

    誰かが何かをしかけて、最後に笑うのは

    最後までドキドキの1冊でした。

    2025年9月19日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.09.18

    散歩のたのしみ お城が出現

    かんがるうっ子の、おばあちゃんちに出かけた時、

    ご近所さんの壁に、お城が出現

    植木に陽があたり、どう見てもお城のよう

    さっそく車から降りて、お写真します。

    姫路城よりも、かっこいいかもね

    2025年9月18日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.09.17

    高校生の男の子の胸には、かわいいうさちゃんマークが 名前もたくさん書かれています。 「これは、なになの」と尋ねると、 「部活のキャラクターと、みんなのあだ名を書いたんです」 外に着ていくには、高校時代の今この瞬間だけだと思うけど、 これからもずーっと宝物にしてくださいね。   2025年9月16日   いたやどクリニック小児科 木村彰宏

    樋口満先生の「健康寿命と身体の科学」(講談社ブルーバックス)を読みました。

    スポーツ医学の第一人者である樋口先生は、

    健康に長生きする秘訣は、心肺機能と筋力であると強調されます。

    数々の実験データと論文から、その仮説を検証され、

    熱く訴えかけられます。

    医療生協の機関誌「三つの輪」のカンガルーのポケットのテーマとなりそうです。

    2025年9月17日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.09.16

    聴診器のむこうに 名前をのせて

    高校生の男の子の胸には、かわいいうさちゃんマークが

    名前もたくさん書かれています。

    「これは、なになの」と尋ねると、

    「部活のキャラクターと、みんなのあだ名を書いたんです」

    外に着ていくには、高校時代の今この瞬間だけだと思うけど、

    これからもずーっと宝物にしてくださいね。

    2025年9月16日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.09.15

    カンガルーの本棚 深まる謎

    カズオ・イシグロさんの「遠い山並みの光」(ハヤカワepi文庫)を読みました。

    同名映画に感動し、その足で購入した原作本

    主人公悦子の目線で、青春期を過ごしたナガサキと

    イギリスにわたってからの生活が回想されていきます。

    映画では悦子と、その友人の佐知子とのつながりが

    最後のシーンで描かれていましたが、

    小説では、それとなく描かれているだけ。

    翻訳本とは思えないほどの、流れるような言葉に

    悲惨な戦争は、人のこころに何を残し、何を変えてしまうのかと悲しくなりました。

    カズオ・イシグロさんの小説を、もう少し読んでみようと思います。

    2025年9月15日

    いたやどクリニック 木村彰宏

  • 2025.09.14

    シネマ・カンガルー 小さな動きにこめられた

    映画「遠い山なみの光」を観ました。

    カズオ・イシグロ氏の作品は、難解だと聞いていたので、

    ネタバレを承知で、スマホで予習

    いたるところに伏線があり、なるほどとうなずくシーンばかり

    広瀬すずさん、吉田羊さん、二階堂ふみさんの演技もすばらしく、

    映画としての完成度も高く、またいつか見てみたいと思う作品でした。

    売り切れているかもしれないけれど、原作本を探しに行きましょう。

    2025年9月14日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.09.13

    聴診器のむこうに マリオ兄弟

    2才と5才の男の子は、マリオカートのおもちゃで仲良く遊んでいます。

    「それ、どうしたの」と尋ねると、

    「おとうさんが、UFOキャッチャーでとってくれたの」と答えます。

    それは素敵、おとうさんのポイントが、大きくアップです。

    でも、兄弟のTシャツは、新幹線の図柄。

    次の目標は、新幹線のおもちゃをゲットですね。

    2025年9月13日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.09.12

    聴診器のむこうに ここだけの話

    8才の男の子の小学校は、南甲子園小学校

    一緒に来られたおとうさんに、

    「阪神が優勝した時は、歓声で大変だったでしょ」とお聞きすると

    「はい、でも私はジャイアンツ・ファンなんです」と、少し小さな声

    関西、特に阪神間では、ジャイアンツの話題はタブーです

    どこのファンなのかは、ここだけの話にしておきましょうね。

    2025年9月12日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.09.11

    カンガルーの本棚 これからの免疫学

    吉村昭彦先生の「免疫超入門」(講談社ブルーバックス)を読みました。

    免疫学の第一人者であられる吉村先生の免疫学の講義本

    感染防御のシステムから、アレルギーとの関係

    さらには、老化や発がん、認知症に至るまで

    免疫学のいまとこれからを、熱く解説されています。

    免疫の不思議さに、また心ひかれました。

    2025年9月11日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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