カンガルーの小部屋

2025年 10月

  • 2025.10.05

    カンガルーの輪舞曲 思いは伝わりましたか

    小児アレルギー学会1日目の午後、ポスター発表をしました。

    演題名は「乳児に対する加熱卵白含有加工食品導入の検討」です。

    ハウス食品さんとの共同研究で、持ち時間は3分

    乳児期に卵白を負荷するときに、

    症状が出るのではないかというおかあさんの不安や

    毎日ゆで卵を作る手間

    さらに、何カ月から、どれぐらいの量を与えればよいのかといった疑問などが

    おかあさんの手を止めてしまいます。

    今回の検討は、ハウス食品さんが作られた加熱卵白の粉

    サラサラで何にでもすぐに溶け、赤ちゃんも好んで食べてくれました。

    11月からようやく商品化されて売り出されるとか。

    おかあさんの負担が少なくなり、早期からの負荷が広まればいいですね

    2025年10月5日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.10.04

    カンガルギー情報 1日目は雨の中

    10月4日 第62回小児アレルギー学会が始まりました。

    あいにくの雨の中、ホテルから会場までの道を傘なしで走ります。

    一日目のはじまりは、「神経発達症とアレルギー疾患」

    さっそく、1回目の質問をします。

    坂口志文先生の「制御性T細胞」のお話は、何度目かの挑戦でしたが、今回も難しすぎー

    宮坂智充先生の「アレルギー疾患と神経内分泌、精神的ストレス」のお話は、

    食物アレルギーの除去食とストレスとの関連に納得

    お昼の柳田紀之先生の「エピペン」のお話しには、コメントを入れさせていただきます。

    さあ、次はわたしの発表の番です。

    少し緊張してきたかな

    2025年10月4日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.10.03

    聴診器のむこうに きらきらメダル

    5歳になった双子の兄妹は、今日が運動会

    帰り道にクリニックに来てくれました。

    胸には大きな手づくりメダルと、お菓子が入った手さげ袋

    いい思い出が、できましたか

    2025年10月3日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.10.02

    カンガルーの本棚 もつれた家族のきずなが

    町田そのこさんの「宙ごはん」(小学館文庫)を読みました。

    おばに育てられ、生みの母と、育てのママをもつ宙

    宙のそばで見守り助けてくれる、不思議なおじさん

    出合いと別れ、そして新たな旅立ち

    悲しみと再生の物語は、いつまでもわたしの胸に響き残ります。

    2025年10月2日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.10.01

    聴診器のむこうに 不思議なクッキー

    男の子から、不思議なクッキーをいただきました。

    都合が悪くなり、旅行を予定していた台湾には行けなかったけれど、

    先に送ってもらっていた台湾のおみやげです。

    さっそくいただくと、ねぎの香りが。

    不思議なクッキーを食べてたので、

    午後からの外来診療は100%充電です。

    2025年10月1日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏