カンガルーの小部屋

  • 2025.10.29

    カンガルーの本棚 つながりの輪のひとつに

    原田ひ香さんの「古本食堂」(ハルキ文庫)を読みました。

    国文科の大学院に進み、この先の進路が見えないままで過ごす主人公「美希喜」

    大叔父が残した古書店に通う中で、出会うひとびと

    最高学府を卒業した大叔父が、神田神保町のちいさな古書店を営んでいたわけとは

    街のあちこちの食堂で出されるメニューに、こころ癒されながら、

    美希喜は、自分のこれからを見つけようと歩き始めます。

    続編が、早く文庫本で出ないかなあ。

    2025年10月29日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏