カンガルーの小部屋

2025年 11月

  • 2025.11.18

    聴診器のむこうに 何を取るのかな

    8才の男の子のシャツには、キリンさん

    吹き出しの文字で、「もうちょいで、とれそう・・」と書かれています。

    何を取ろうとしてるのかな

    男の子に、「100点が取れるのかな、それとも棚の上のお菓子かな」

    と尋ねると「はなくそ」と言って、シャツの裏を見せてくれます。

    なんでも、キリンさんは、長い舌ではなくそを取るんだとか

    「だったらボクも、次までに舌で鼻くそを取れるように、練習してきてね」

    と、伝えることを忘れませんでした。

    2025年11月18日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.11.17

    シネマ・カンガルー 名演技に満腹です。

    永井聡監督の映画「爆弾」を見ました。

    ミステリーものは、胃が痛くなるので苦手ですが

    この「爆弾」は、別物です、

    山田祐貴さん、伊藤沙莉さん、渡辺篤郎さんの演技がすごく

    佐藤二郎さんの怪演技に引き込まれ、

    137分の長さを感じさせない作品でした。

    ミステリーと言って、食べず嫌いにならなくてよかったと思います。

    わたしの中では、「国宝」より上をいく、今年一押の映画になりました。

    2025年11月17日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.11.16

    散歩のたのしみ まだまだ冬眠しないよ

    11月になっても、お昼間の気温は汗ばむほど

    庭にはのんびり、かたつむりさん。

    冬眠の準備は、大丈夫ですか

    おなかいっぱい、食べましたか

    2025年11月16日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.11.15

    聴診器のむこうに 明日は音楽会

    8才の男の子は、明日が音楽会

    「音楽会では、綱引きするの。玉入れもあるの?」と尋ねると、

    「???」と、?マークが3つ以上もつきます。

    あれれれ、関西のノリなら「なんでやねん、運動会と違うねん」と

    ツッコミがはいるのですが、8才の君には難しかったようですね。

    おとなになるまでに、ボケとツッコミも学習していきましょうね。

    2025年11月15日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.11.14

    カンガルギー情報 小さな学会開いたよ

    11月13日、兵庫小児アレルギー研究会の定例会を開きました。

    337回目の会は、先日開かれた日本小児アレルギー学会のリメイク版

    ①木村彰宏

    乳児に対する加熱卵白含有加工食品導入の検討

    ②黒坂文武先生

    姫路市新入小学生における過去12か月喘鳴リスク因子(2023年度調査より)と喘鳴・喘息有症率の推移

    ③小島崇継先生

    ダニ舌下免疫療法(ミキティア)倍量投与の有効性と安全性の検討

    ④佐守友仁先生

    当院で経験したクルミ殻粉砕物による経気道的発症のアナフィラキシーの1例

    ひとり30分のゆっくりとしたご発表をしていただきます。

    活発な討論もあり、いつも通り会場が閉まるギリギリまでの会になりました。

    2025年11月14日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.11.13

    カンガルーの本棚 大切な人に

    上田健次さんの「銀座四宝堂文房具店①」(小学館文庫)を読みました。

    銀座にあるという、ふるい文房具店を訪れる人の物語

    「万年筆」は、育ててくれた祖母への想いを

    「システム手帳」は、恩義がある人への退職願

    「大学ノート」は、弓道部の主将に想いをよせる高校生の物語

    「絵葉書」は、駆け落ちしてまで一緒になり、その後別れた元妻への弔辞

    「メモパッド」は、職人に育ててくれた大将への書けなかった手紙

    猫のシリーズを読み終えて、立ち寄った本屋さんで見つけた一冊は、

    どの短編も心にしみる作品でした。

    楽しみな小説に出会うことができました。

    さっそく全6巻を買い求めに走りました。

    2025年11月13日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.11.12

    かんがるうっ子 今年もポッキー

    11月11日は「ポッキーの日」

    家のお菓子箱から「ポッキー」を取り出して、

    かんがるうおかあさんと、分け合います。

    口をもぐもぐさせながら、かんがるうっ子に電話すると、

    友だちからもらって、もぐもぐしたとか。

    11月11日は、ポッキーつながりの日です。

    2025年11月12日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.11.11

    カンガルギー情報 違う意見のおもしろさ

    11月8日 アトピー性皮膚炎への全身療法のお話を聞きに、京都まで出かけました。

    皮膚科クリニックを開業されている3人の先生方のお話は、

    少しずつお考えが違い、興味深いものでした。

    全身療法は高額なために、どこをゴールとして、

    いつまで続けるのかが大きな課題です。

    アトピー性皮膚炎は治る病気ではないので、原則続けていくというお考え

    一度落ち着けば、離脱を図るというお考え

    なるほどと思いながら、自分自身の立ち位置を確認しました。

    2025年11月11日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

     

  • 2025.11.10

    散歩のたのしみ お宿はどこかな

    講演会に参加するために、京都まで出かけました。

    チェックインしようとすると、

    「予約名簿のお名前がございません」

    それは大変ということで、予約した可能性があるホテルを探してもらうと

    講演会場とは真反対の京都駅近くのホテル

    「またやっちゃった」と地下鉄に乗り、京都駅からぶらぶら歩きます。

    予定より90分も遅くなったチェックイン

    まあ、これも思い出の一つにしましょう。

    2025年11月10日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.11.09

    カンガルギー情報 またひとつ不思議がふえて

    11月8日 兵庫臨床アレルギー研究会に出かけました。

    講師の先生はおふたり

    一人目は、市立伊丹病院の寺田信先生

    難治喘息とEGPAのお話をされます。

    同じ呼吸器の病気でも、呼吸器科と小児科とは見ているものが違うんだなと納得

    二人目は大矢幸弘先生です。

    経皮感作から、早期摂取の話題まで、

    食物アレルギーの予防に向けた取り組みをお話しされます。

    またゆっくりとお話しをお伺いできる場を設けたいと思いました。

    2025年11月9日

    いたやどクリニック 木村彰宏

  • 2025.11.08

    カンガルーの本棚 忘れていた出来事

    椰月美智子さんの「つながりの蔵」(角川文庫)を読みました。

    同窓会に来るという四葉ちゃん

    その名前を引き金に、遼子は遠く小学五年生の時の出来事に想いを寄せます。

    大好きな祖母の認知症が進み、自分の名前を忘れてしまった哀しみ

    大好きな弟を失った友だちの美音の後悔

    仲良くなった四葉ちゃんの家に遊びに出かけた時に経験した出来事とは

    哀しみの中に、前を見て歩こうとする二人の少女の心の成長を描いた作品です。

    2025年11月8日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.11.07

    カンガルギー情報 食物アレルギーの奥深さ

    11月6日アレルギーの勉強会に出かけました。

    WEB配信の神戸会場には、常連の先生

    尼崎から配信の講師の先生は、島根大学の千貫祐子先生

    皮膚科から見た食物アレルギーの内容は

    同意できないとこともありながら、

    いろいろなヒントをいただきました。

    次に頼まれている講演内容を、少しグレードアップできそうです。

    2025年11月7日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.11.06

    聴診器のむこうに 成績もでるのかな

    16才の男の子の左手に、腕時計

    「スマートウォッチです」というので、

    「学校の成績も出るのかな」と尋ねます。

    歩数に、血圧、心拍数、酸素濃度

    住所に、誕生日、マイナンバーに成績表

    便利なようで、こわいかも、

    わたしには、歩数だけでれば十分ですけどね。

    2025年11月6日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.11.05

    カンガルーの本棚 どんな味なんだろう

    山本甲士さんの「がんこスーパー」(ハルキ文庫)を読みました。

    リストラに合い、転職したスーパーは、2つの大手チェーン店にはさまれた

    弱小スーパー

    品ぞろえも少なく、買い物客もまばら

    主人公は、ひととつながるなかで、地元の無農薬有機野菜の販売を手掛け

    それを使った総菜を見せに並べます。

    ニッチな商売は評判を呼び、やがて・・

    朝の2時に目覚め、一気読みの一冊です。

    2025年11月5日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.11.04

    聴診器のむこうに 壁を登ろうか

    4才の男の子は、真っ赤なシャツ姿

    「この、何か知ってる」と尋ねると「スパイダーマン」

    家には、フードもついた全身スパイダーマンの服もあるそうです。

    この服を着たら、つぎは頑張って、校舎の壁を登る練習もしましょうね。

    2025年11月4日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.11.03

    カンガルーの本棚 ネコって飲めるのですか

    石田祥さんの「猫を処方いたします」(PHP文芸文庫)を読みました。

    かわいいネコの表紙絵にひかれて、手に取った一冊。

    仕事や子育てにつかれたひとが、人づてに聞き訪れたクリニック

    無愛想な看護師さんと、頼り気のないお医者さんから手渡されたのは

    一匹のネコ

    いっぱいいっぱいの生活の中で、これ以上ネコの面倒を見るなんて

    忙しさの中に見落としていた本当の生活に気づかしてくれる

    4つの短いお話しです。

    2025年11月3日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.11.02

    クリニックだより 今年も文化祭パートⅡ

    クリニック文化祭の呼び物は、

    笑喜転一頁さんの落語です。

    茶碗を割ることで、夫婦がお互いの愛情を確かめるお話しに、

    これは帰ってからさっそく実践してみなくてはと思います。

    兵庫医科大学のマジック研究部のみなさまは、

    マジックに、ジャグリングにと大活躍

    これだけの技があれば、医師国家試験は合格間違いなし

    ご出演のみなさま、ありがとうございました。

    2025年11月2日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.11.01

    クリニックだより 今年も文化祭パートⅠ

    11月1日 クリニックの文化祭を行いました。

    前日の雨も上がり、100名の方がご来演

    オカリナ演奏に、キッズダンス、アンクルン演奏の大熱演に

    拍手の音が鳴りやみません。

    ご出演のみなさま、ありがとうございました。

    2025年11月1日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏