2013.07.23
カンガルーの本棚 真夏のサンタクロース
百田尚樹さんの、「輝く夜」(講談社文庫)を、読みました。
百田さんと言えば、「永遠の0」が、代表作ですが、
「輝く夜」は、魔法の万年筆、猫、ケーキ、タクシー、サンタクロースと題された、5つの短編集です。
どの章にも、まじめに努力しても、幸せがつかめない女性の元に、サンタクロースが登場します。
主人公の流す涙に、救いを感じます。
季節外れのサンタクロースのお話ですが、お進めの1冊です。
2013年7月23日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏