2015.07.15
クリニックだより けむりの中で
7月15日、1歳半検診に出かけました。
夏の検診は、どの子どももよく日焼けして、見ていて心地よいものです。
気になったのが、保護者の喫煙の多さ。
23名中、父が喫煙8名、両親とも喫煙5名
半数以上の子どもが、けむりの中で生活しています。
たばこの害、副流煙の害については、あらためて確認するまでのことではありません。
子どもを守り、育てるために、保護者が気を付けることは少なくありません。
ただ、喫煙をされていない保護者の方の子どもは、早く寝かしておられますし、
食生活も良好なようです。
喫煙を通して見える子育ての貧困さ。
生まれながらの平等が、乳幼児期から損なわれているように思え、
つらい気持ちで、クリニックに戻りました。
2015年7月15日
いたやどクリニック 木村彰宏