2016.10.12
カンガルーの本棚 ややこしや
大沼紀子さんの「真夜中のパン屋さん・シリーズ」を、読みました。
主人公は高校3年の女子生徒。
真夜中にだけ開くパン屋さんで繰り広げられる人間模様。
午前0時から始まり、午前4時までと続くシリーズは、
飛躍がすごすぎて、ついていくのに苦労が必要です。
それでも主人公を助け、温かく見守る人々に、救いを感じます。
おいしそうなパンの描写とともに、こころがホッとする小説です。
2016年10月12日
いたやどクリニック 木村彰宏