椰月美智子さんの「消えてなくなっても」(角川文庫)を、読みました。
カッパや、カラス天狗など この世のものでない者たちが現れて、
生の世界と死の世界とが重なり合い、主人公の心が清められていく。
読み終えた後の懐かしさとすがすがしさ。
不思議な心もちにさせてくれる1冊です。
2017年6月12日
いたやどクリニック 木村彰宏