カンガルーの小部屋

2017.07.02

カンガルーの本棚 哀しみの連鎖

61Z2Y5U7M0L[1]

遠田潤子さんの「鉄の鉄樹」(光文社文庫)を、読みました。

庭師の主人公の愛と再生の物語

食べること、灰皿、苔の庭 バイオリン

散りばめられた言葉がつながるとき、愛の物語が

そして、主人公につながる人々の 再生の物語が聞こえだします。

「これはすごい」

すごい小説に出合いました。

      2017年7月2日

      いたやどクリニック 木村彰宏