2017.09.06
7+8= 戻ってきたけれど
「もしもし、先日乗った電車に、忘れ物をしたみたいなのですけれども」
朝から、おとうさんの電話の声がきこえます。
「そうですか、他をあたってみます」と、がっかり声
「もしもし、先日駅から乗ったタクシーに、忘れ物をしたみたいなのですが」
あきらめずに、おとうさんが電話しています。
「そうですか、ありがとうございます。いまから取りに行かせていただきます」
うれしそうなお父さんの声が 悲劇のはじまりです。
駅近くのタクシー会社さんまで、ハッちゃんとわたしも お供します。
忘れ物は、葉室麟さんの文庫本
お伊勢さんに行ったときに、買ってもらった
ワンワン図柄のブックカバーを、取り戻したかったようです。
タクシー会社さんにお礼を言って、おとうさんはうれしそう
ここからが、わたし達の悲劇のはじまりです。
悲劇の真相は、次のブログをみてくださいね。
2017年9月6日
いたやどクリニック 木村彰宏