2020.09.08
カンガルーの本棚 竜の守る島
有川ひろさんの「アンマーとぼくら」(講談社文庫)を、読みました。
おかあさんと過ごす、3日間の旅
幼くして実母と死別し、沖縄に住むおかあさんと暮らし始める主人公
父の心変わりを受け止められず、おかあさんの愛を素直にうけいれることができない
そんな思い残しを 3日間の旅が修復してくれます。
島の自然と、育まれた深い人情の描写に
人生の育ち直しを考えるのは、主人公だけではないでしょう。
この本を読み、沖縄の地を、沖縄の自然を見たいと、強く思いました。
2020年9月8日
いたやどクリニック 木村彰宏