2020.12.05
カンガルーの本棚 免疫の教科書
坂口志文先生の「免疫の守護者・制御性T細胞とはなにか」
(講談社Blue Backs)を読みました。
坂口先生は、世界的な免疫学者です
アレルギーの病気だけでなく
自己免疫疾患、がん免疫、感染症対応に関わる免疫機能
攻撃側のエフェクターT細胞と、調節薬の制御T細胞の絶妙な駆け引き
両者のバランスを再構築することで、未来の医療が見えそうです。
免疫学の現状と、展望とを教えてくれる必読の1冊です。
2020年12月5日
いたやどクリニック 木村彰宏