2022.07.09
カンガルーの本棚 運命というものに
山本甲士さんの「運命のひと」(小学館文庫)を、読みました。
主人公修は、大手流通メーカーの重役
彼が、はじめて故郷で開かれる同窓会への出席を
決心するところから物語は始まります。
酒屋の次男坊として生まれた修は、
任侠映画とであい、いつしか高倉健のような人間になりたいと思います。
やくざもんとの出会い、従妹との別れ
そして、数々の運命が今の自分を育ててくれた意味をかみしめます。
講演会の準備時間の合間に、一気読みの1冊です。
2022年7月9日
いたやどクリニック 木村彰宏