2023.08.10
カンガルーの本棚 やっと気がついた
寺地はるなさんの「わたしの良い子」を読みました
妹の子ども朔は、「良い子」からはかけ離れた存在
人と交わらず、あつかいにくく、そんな朔と暮らし始めることになった椿
椿自身も世間の「幸せ」や「良い子」を受け入れることができないでいます。
妹との確執の末に、見つけた「良い子」とは。
平均的な生き方を拒否し続ける女性たちを描いた作品です。
2023年8月10日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏