2010.03.01
カンガルーの本棚 日本語の不思議さ
海野凪子さんの「日本人の知らない日本語2」を読みました。
殆どがマンガで構成されていますので、読むと言うよりは、見ると言う方が正確かも知れません。
外国の方に日本語を教える、日本語学校の先生が出会った数々のエピソードが紹介されています。
言葉の誤解、文化の違いから生じる、抱腹ものの出来事。
その中にも、日本語の成り立ちや、日本の文化がやさしく説明されています。
濁点や半濁点の成立のなぞ。らぬき言葉の必然性などのうんちくが、おもしろおかしく語られています。
肩が凝らない、それでいてなかなか味のある一品です。
2010年3月1日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏