2011.10.30
カンガルギー情報 福岡でアレルギー
10月28日から開かれた、第48回日本小児アレルギー学会に出かけました。
会場は、福岡の国際会議場。
くりかえす乳幼児の喘鳴のシンポジウムでは、嚥下障害や胃食道逆流症、外科的な治療を要する気管支狭窄症など、稀だけれども大切な疾患を勉強しました。
兵庫県立こども病院副院長の西島先生とは、学生の時からの旧知の仲。
さっそく、兵庫の食物アレルギー研究会でのご講演を、お願いしました。
呼気中のNO(一酸化窒素)測定の、喘息診断への応用。
末梢気道抵抗を測定する、オシレーション法の基礎から応用まで。
などなど、今回の学会では、気管支喘息を中心に会場をまわりました。
明日からの診察に、すぐに使えるものもあれば、もう少し時間を置いた方がよさそうなものまで、頭の中は情報の洪水です。
2011年10月30日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏