2012.01.07
クイズで長英先生 その2答え
【問題その2】
高野長英先生は、語学が得意で、当代随一と言われていました。
では、どこの国の言葉が得意だったのでしょう?
A:ドイツ
B:オランダ
C:フランス
第2問は、長英先生の専門語についての問題です。
時の徳川幕府の対外政策は、「鎖国政策」と呼ばれ、諸外国との貿易・外交交流を断つものでした。
ただ、完全に孤立政策を取ったわけではなく、李氏朝鮮及び琉球王国とは「通信」の関係にあり、中国(明朝と清朝)及びオランダとは、通商の関係を保っていました。
西欧諸国からの文化は、オランダ語から日本語に翻訳されて 輸入されました。
このために、オランダ語は徳川時代には、世界に開かれた言語だったのです。
問題2の答えは、B:オランダが正解です。
2012年1月7日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏