カンガルーの小部屋

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  • 2024.12.02

    あたまのよくなるカンガルー 冬晴れの京都で

    12月1日 朝早くの新幹線に乗り、冬晴れの京都へ

    会場前には、京都タワーが美しい姿を見せてくれます。

    今日の講演は、円形脱毛症と、アトピー性皮膚炎の全身療法

    終わっての懇親会では、講師の谷﨑英昭先生とお話しします。

    全身療法の開始と、治療のやめ方

    先生ご自身のお話しもお聞きしながら、奥深い時間を過ごします。

    その後、小児科の出席者が集まって情報交換

    大切な時間が、流れていきます。

    2024年12月1日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.11.30

    あたまのよくなるカンガルー 夕暮れの神戸港

    11月30日 HAE(遺伝性血管性浮腫)の講演会に出かけました。

    4人の先生からのケースレポート

    HAEには大きく1型、2型、3型と3つのタイプがあると言われていますが、

    一番診断が難しいのが3型のタイプ

    発作出現時の注射薬と、予防的な注射薬

    その使い分けも簡単ではありません。

    講演会のあとで、小児科の先生とお話をして、あたまの整理を図ります。

    2024年11月30日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.11.29

    あたまのよくなるカンガルー なつかしい先生と

    11月28日 皮膚科・小児科合同のアトピー性皮膚炎カンファレンスに出かけました。

    講師は京都大学皮膚科、中島沙恵子先生です。

    アトピー性皮膚炎のガイドラインの説明から始まり、

    先生がご専門とされている、

    皮膚細菌叢のご研究、なかでも黄色ブドウ球菌のお話しへと話題は進みます。

    会場には久しぶりにお会いする小児科の先生のお顔があり、

    中島先生には、皮膚真菌について質問をします。

    10時近くまで続く会は、明日の診療を考えると負担に感じますが、

    あたまはすっきり、明るいままです。

    2024年11月29日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.11.25

    あたまのよくなるカンガルー 咳診断の奥深さ

    11月24日 広島で開かれた呼吸器の講演会に出かけました。

    「気道感染症」「よく出会う咳の診断」「喘息治療」

    子どもと成人の違いはあるものの、正確な診断とそれに基づく治療の基本を学びます。

    長引く咳は、子どもでは、気管支喘息、気管支副鼻腔症候群を疑うことが多いのですが

    成人では、胃食道逆流症候群や、咳受容体過敏症候群

    それに、肺結核や肺気管支悪性腫瘍も忘れてはなりません。

    ひとつのテーマに絞り、ゆっくりとお話をお聞きしたいと思いました。

    2024年11月25日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.11.24

    あたまのよくなるカンガルー 少しハードだけど

    急病診療所に出かけたあと、大阪梅田で開かれる

    「皮膚科心身医学療法研究会」に出かけます

    広島大学田中暁生先生の「患者さんの心と行動に配慮した診療の実践」

    関西医大蓮尾英明先生の「短時間での心身医学的アプローチの活用と標準化の試み」

    どの講演も深く重く伝わります。

    終わって両先生とご挨拶させていただき、

    神戸でのご講演をお願いしました。

    2024年11月24日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.11.22

    あたまのよくなるカンガルー 司会を無事終えて

    11月21日学生講義のあと、三宮で開かれるアレルギーの研究会に向います。

    今日の講義は兵庫医大田村誠郎先生の「アニサキスアレルギー」

    生きた虫体と、死んだ虫体とのアニサキスアレルギー出現の差

    海洋温暖化による中間宿主の生息変化とアニサキス

    関西医大石崎裕子先生の「小児の起立性調節障害」

    慢性脱水の存在や、運動療法の必要性

    1830に始まり、2100近くまで、

    司会の役を務めさせていただきながら、次々に質問をします。

    とても充実した時間を過ごすことができました。

    2024年11月22日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.11.18

    あたまのよくなるカンガルー ゲーム依存症

    11月17日、日本小児科医会主催の

    「思春期の臨床講習会」にWEB出席しました。

    〇児童性被害をめぐる最近の情勢と対策について

    〇ゲームと不登校

    〇ゲーム障害とのつきあい方

    〇依存症予備軍の見立てと家族支援

    〇子どものネット・ゲーム使用の現状と発達障害

    930の開始から、1540まで、たっぷりと勉強ができました。

    依存症になるまえの予防をと、強く思いました。

    2024年11月18日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.11.01

    あたまのよくなるカンガルー 換気をしても

    61回目の小児アレルギー学会に参加しました。

    会場は名古屋市。

    安くて会場に近いホテルをと考えて、選んだのが駅から8分のホテル

    チェックインをすると、禁煙の部屋を予約していたつもりが

    わたしの予約ミスで喫煙部屋

    禁煙の部屋への変更をお願いしても、満室で代えられないとのこと。

    窓を開け、消臭剤を噴霧し、それでもタバコのにおいは減りません。

    頭の中の感覚神経のチャンネルを切り替えても、においは減りません。

    つらい学会のスタートとなりました。

    2024年11月1日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.10.27

    あたまのよくなるカンガルー 2か所続けて

    10月26日 外来診療のあと、2つの講演会に参加しました。

    県庁の近くで開かれた講演会では、

    辻正孝先生、木嶋晶子先生のお話をお聞きします。

    少し早い目に会場をぬけ、向かった先は西宮

    ここでは、関根友実先生、手塚純一郎先生のお話しを聞きます。

    テーマはいずれもアトピー性皮膚炎の治療

    皮膚科の先生、小児科の先生により、少しずつ論点が違うのが、興味をそそります。

    最後に締めの挨拶を託され、

    「小児科医がなぜアトピー性皮膚炎にかかわるのか」と、

    今の気持ちを短い言葉にして、会場を後にしました。

    2024年10月27日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.10.22

    あたまのよくなるカンガルー 夕暮れの神戸港

    RSウイルスワクチンの講演会に、神戸港の会場に着くと

    夕暮れの港に海王丸が泊まっています。

    暮れていく港に帆をおろし、美しい船体をみせてくれます。

    講演会の開始までの時間、急いで岸壁まで降り、写真に収めます。

    講師は、東邦大学の松瀬厚人先生。

    RSウイルスの基礎知識、感染経路や、感染後の予後について

    RS研究の第一人者ならではのお話をおうかがいします。

    ご講演が終わるとすぐに先生のもとに駆け寄り、

    追加質問をします。

    海王丸と、すばらしいご講演と

    最高の夜になりました。

    2024年10月22日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.10.19

    あたまのよくなるカンガルー コメントを求められ

    10月17日の仕事終わりに、アトピー性皮膚炎の講演会に出かけました。

    皮膚科の辻先生のご講演に、皮膚科医と小児科医が半々集まります。

    先日、兵庫の小児アレルギー研究会でご講演いただいた福本毅先生の司会の元、

    「年齢に応じたアトピー性皮膚炎」がはじまります。

    会が終わり、「小児科からのコメントをと」求められ、

    思春期を迎える頃の子どもたちの発達や、心理面での変化をお話しします。

    見た目とかゆみとが、24時間こころを苦しめるアトピー性皮膚炎

    多くの子どもたちに適切な医療が届くことを、強く願います。

    2024年10月19日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.09.29

    あたまのよくなるカンガルー 深いお話しに

    9月28日 小児科学会地方会に出かけました。

    姫路で開かれた学会の特別講演の講師は

    県立こども病院臨床遺伝科の森定直哉先生です。

    テーマは、「こどもたちとその家族のためのゲノム医療」

    診断は、経過をよく聞き、診察をして、ゲノム解析を行います。

    先天異常や悪性腫瘍などの診断を行うことのメリットと課題

    遺伝カウンセリングや、ピアサポートに結びつけ

    亡くなった子どもたちが残してくれたものを大切にし

    差別のない世の中に貢献したいという強いメッセージが伝わります。

    電車で1時間以上かかる会場ですが、満足度120%の学会でした。

    2024年9月29日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.09.27

    あたまのよくなるカンガルー 伝えることの難しさ

    9月26日 気管支喘息治療の講演会に出かけました。

    講師は、田中裕也先生

    講演が終わり、治療アドヒアランスについて質問をします。

    息がつらい時は治療を求めるとして、

    症状が落ち着いた後、吸入療法などを続けていく難しさ。

    医療者からは、将来を見据えた治療の大切さを伝えるのですが、

    こども本人の胸に刺さるとは限りません。

    答えがない質問への論議は、会が終わった後も続きます。

    2024年9月27日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.09.26

    あたまのよくなるカンガルー あまりにも小児科医的で

    9月25日 アトピー性皮膚炎治療のWEB講演に参加しました。

    講師は井上知宏先生です。

    いつものZOOMでのWEB講演ではなく、入室方法を探しているうちに時間が過ぎ

    後半部分しか聴講できません。

    それでも、アトピー性皮膚炎の全身療法のお話は、

    豊富な臨床経験からくる素晴らしいもので、

    その話しぶりは、皮膚科の先生とは思えないあまりにも小児科的なやさしさ。

    是非もう一度お聞きしたいお話しでした。

    2024年9月26日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.09.18

    あたまのよくなるカンガルー 小学生のこどもにも

    9月16日、アトピー治療の新しい薬の講演会に出かけました。

    堀向健太先生から、基本的な局所療法の最新情報を

    次に、かゆみの原因の大きな一つであるIL-31についてのご講演をお聞きし

    締めは、馬場直子先生の思春期のかゆみ対策

    どのご講演も、疑問のパズルを一つずつ埋めてくれる素晴らしい内容でした。

    IL-31に対する注射薬ミチーガが、6歳から使えるようになり、

    自分の病気やこれからのことを

    十分に言語化できない子どもへの説明をどのように行うのか

    大きな課題が、また一つ浮かび上がってきました。

    2024年9月18日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.08.23

    あたまのよくなるカンガルー 手を触らせていただいて

    8月22日、アトピー性皮膚炎の講演会に出かけました。

    講師の谷﨑先生は、ご自身もアトピー性皮膚炎と付き合ってこられました。

    講演を終えられた先生のもとに駆け寄り、治療法の質問をします。

    そのあと、先生が差し出された腕を触らせていただき、

    アトピー性皮膚炎の肌感覚を確かめます。

    後になり、大学教授の先生を触らせていただき、失礼なことをしたと反省

    でも、すごく勉強になる一日でした。

    2024年8月23日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.08.06

    あたまのよくなるカンガルー あこがれの先生にお会いして

    新幹線を品川駅で降りると、タクシー探し

    駅は工事の真っ最中で、いつものタクシー乗り場とは違うところへ向かいます。

    幸い待たずに乗ることができ、走る窓から、東京タワーが迫ります。

    講演会が終わり、講師の一人、堀向先生を捕まえて質問します。

    「小児科医が、アトピー性皮膚炎に関心を持ち、治療するのは何故ですか」

    堀向先生は、時間をかけて丁寧にお答えくださいます。

    今回の研修会で見つけた、一番の宝物になりました。

    2024年8月4日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.08.03

    あたまのよくなるカンガルー もう少しでイエローが

    外来診療が終わり、東京で開かれる講演会に参加しました。

    新神戸駅に着く寸前に、目の前を黄色い列車が走り抜けます。

    急いでカメラを手にするも、黄色い列車は止まりません。

    少し見ることができただけで、幸運が訪れるという「ドクターイエロー」

    今回の旅に、期待が膨らみます。

    2024年8月3日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.07.22

    あたまのよくなるカンガルー 真夏の東京で

    アトピー性皮膚炎と、円形脱毛症の講演会に参加しました。

    会場は、真夏の東京

    光がまぶしく、外を歩くと気が遠くなるほどの暑さです。

    それでもお堀端をランニングする姿は、ひとりや二人ではありません。

    思わず、宇宙人かと、思ってしまいます。

    彼らの辞書には、熱中症という言葉は、ないのかもしれませんね。

    2024年7月22日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.07.20

    あたまのよくなるカンガルー 痛いのはイヤ

    7月19日、帯状疱疹ワクチンの講演会に出かけました。

    子どもの水痘ワクチンが、定期接種になったことを機会に

    増えつつある帯状疱疹

    細胞性免疫をつけるためには、高齢者には生ワクチンは不向きとのこと

    自己免疫疾患との兼ね合いでお聞きした講演は、

    知らないことの連続です。

    まわりの先生は、内科と整形の先生ばかりで、少し恥ずかしく、

    それでも満足度100%の講演会でした。

    2024年7月20日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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