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2024.11.21
カンガルーの輪舞曲 いねむりされても
11月21日 短大の学生にむけて、食物アレルギーの講義をしました。
クイズを出したり、質問をしたり、
スライド以外にも、エピペンの実習と工夫をするのですが
学生の居眠りは止まりません。
授業の後、担当の先生とのお話しで
「試験に出るよ」と言わないと注目してくれないとか
答えを覚えるのではなく、考えることが学習の基本だと思うのですが、
どこで変わったのでしょう
来年こそは、また違った角度からの講義をするぞと決意を胸に
大学を後にしました。
2024年11月21日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.09.25
カンガルーの輪舞曲 試験期間のあいだに
9月24日、神戸市内の高校の研修会に参加しました。
生徒さんは試験期間、午後からの時間を使っての研修会です。
食物アレルギーの説明を始める前に、
エピペン実習の経験、アナフィラキシーが起きた時の立ち合い経験をお聞きします。
エピペン実習は、半数ぐらいの先生がはじめてとのこと
アナフィラキシーは2名の先生が経験されていました。
90分あまり、理論と実践とで、食物アナフィラキシーの理解を深めます。
保育所や小学校と違い、まだまだ食物アレルギーの研修会は
広がっていないのかなと思いながら帰路につきました。
今回の研修会企画をしていただきまして、ありがとうございました。
2024年9月25日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.09.13
カンガルーの輪舞曲 わかっちゃいるけど長すぎて
9月12日 325回目の兵庫小児アレルギー研究会を開きました。
この日の演題は「アトピー性皮膚炎と疾病負荷と関連疾患を考える」
会員の先生方にご無理をお願いし、これまで読みためていたもの、
書き溜めていたものを、お話しさせていただきました、
スライドの数は134枚
1850から2030までの長い話になりました。
兵庫小児アレルギー研究会の特徴でもある、自由な討論の時間ももてないまま
やっぱり半分ぐらいのボリュームでもよかったのかなと
講演を終えて、反省しきり
多くを伝えようとすると、伝わらない
そんな当たり前のことに、今頃気づきました。
2024年9月13日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.09.04
カンガルーの輪舞曲 終わってから
9月3日 神戸市の保育士さんの研修会に出かけました。
13時半から16時半までの長い時間の研修会です。
大きな会場には250人の保育士さんが集まられ、少しだけ緊張!
約束の時間を20分残して話し終えると、
「先生、時間いっぱいお話をお願いします」と司会者の声
急いで、食物アレルギーの雑学を付け加えます。
そのあと17時までが質問の時間
会場が閉まるとのことで、お答えできなかった分は会場の外に場所を移しての質問タイム
17時半まで、質問される方は途切れません
4時間近くのお話は、さすがにのどにこたえます。
でも、いろいろとお聞きいただけて、楽しい時間を過ごさせていただきましたよ
2024年9月4日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.08.28
カンガルーの輪舞曲 基本に立ち返り
8月27日 神戸市の小学校で、職員研修会に参加しました。
食物アレルギーをどう伝えようかと考えて、
今回はアナフィラキシー症状が出た時の対応に絞ります。
冒頭から、ロールプレイング
講義とエピペン実習を終えて、締めもロールプレイング
伝えたいことはたくさんあるのですが、
やはり原点に返っての中身がよいのかもしれませんね
2024年8月28日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.08.21
カンガルーの輪舞曲 暑い日の朝
8月20日 西宮の保育士さんの研修会に出かけました。
食物アレルギーについて3時間
100名の参加者の前にお話しします。
スライドを使い、エピペンの実習をし、
みなさん熱心にお聞きくださいました。
終わって駅までの帰り道 思うように足が進みません。
3時間、立ち続けの説明と、
照り返しの道で、熱中症かも
夏の研修会は、ご用心、ご用心。
2024年8月21日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.07.24
カンガルーの輪舞曲 初心に帰って
7月23日 神戸市内の小学校の研修会に参加しました。
食物アレルギーをテーマに、始まりと終わりにロールプレイング
中ほどで、エピペンの実習と、即戦力をめざした内容を選びます。
真夏の午前中、お疲れの先生方にはわかりやすく、好評裏に終えることができました。
理論も大切だけど、分かりやすくが一番ですね。
2024年7月24日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.07.17
カンガルーの輪舞曲 暑くても歩いて
7月16日 市内にある高校の職員研修に出かけました。
クリニックから歩いていける距離なのですが、
お昼の1時過ぎ、坂道を上ると、全身から汗が吹きだします。
100分の持ち時間を使って、症状が出た時のロールプレイング
エピペン実習を行います
質問も多くしていただき、充実した研修会になりました。
2024年7月17日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.07.10
カンガルーの輪舞曲 少しはうけたかも
7月9日 神戸市学童保育の指導員さんと研修会を行いました。
新しくなった市庁舎をお借りして、2時間の少し長い目の研修会にトライします。
今回は、一番悩みどころに、クイズ形式の中身にしましたが、
大うけしたのは、猫の手も借りたいというスライドです。
あきないように、アナフィラキシーの知識をお伝えするのは、
いつも難しいものですね。
2023年7月10日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.06.24
カンガルーの輪舞曲 たけくらべ
6月23日、大学医学部の同級会に参加しました。
コロナ禍もあり、9年ぶりにお会いした懐かしい顔と顔
3分間スピーチを交わしながら、
もうすぐ卒後50年になるそれぞれの歩みを語り合います。
病を得たもの、仕事に区切りをつけ、悠々自適に暮らすもの
それぞれの来し方に、感慨もひとしおです。
お互いの健康を念じながら、再開を誓い合いました。
2024年6月24日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.06.20
カンガルーの輪舞曲 伝わらないもどかしさ
6月19日 小児科の先生向けの講演会に出かけました
テーマは「アトピー性皮膚炎の関連疾患と疾病負荷」
かゆみからくる睡眠障害、見た目からの対人関係の取りにくさ、
そして治らないかもしれないというあきらめの気持ち
アレルギーの病気の中で、アトピー性皮膚炎は患者さんの心の負担が大きな病気です。
そのひとつ一つを 読み貯めた文献の図表をもとに解説していくのですが、
参加された先生方の顔が、一向に輝きません。
伝えたい情報と、求められる情報とのギャップに、悩み大きな毎日です。
2024年6月20日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.06.06
カンガルーの輪舞曲 コンパクトな説明で
6月4日 三宮にある保育園に、アレルギーの講義に出かけました。
保育士さんと、保護者さんと、子どもたちと
食物アレルギーの症状が出た時の対応にしぼって話を進めます。
専門的な事柄と、体を動かす対応と
聞いてくださる方に合わせて、説明する中身を変えることが大事ですね
2024年6月6日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.05.19
カンガルーの輪舞曲 いつまでたっても同い年
土曜の午後、高校のテニス部の同窓会に出かけました。
昭和世代限定のお誘いということで、
それでも60人を超す部員が集まります。
食事やお酒もそこそこに席を離れ、
先輩から受けた現役時代の厳しい指導について、
数十年たった今、お返しのコメントを笑いながら伝えます。
教師になるか医者になるかの進路の相談をした先輩を捕まえては、
返されたあの時の言葉を、振り返ります。
「同級生、何年たっても同い年」
川柳を始めたいちばんの友だちの言葉が、
帰路の電車の中で思い返されます。
また数年後に、元気な姿を見せあいましょうね。
2024年5月19日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2024.05.15
カンガルーの輪舞曲 おおすべりの
5月14日、芦屋市の小学校で開かれた、食物アレルギーの研修会に出かけました。
市内のいくつかの学校から、60名の先生方がお集まりになられます。
いつものように、アレルギーの講義と、エピペンの実習の構成です。
講義の内容は、免疫学に少し踏み込んだレベルの高いもの
毎年の講義の内容を、変えてみたのですが、これがおおすべり、
現場の先生方には、実践編の方が受けるのかな
返ってさっそく、次回に備えて、スライド内容を作り変えます。
今回参加された先生方には、申し訳ないことをしました。
今度また、リベンジさせてくださいね。
2024年5月15日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.04.16
カンガルーの輪舞曲 高く泳げや
4月16日 西神戸の幼稚園まで、食物アレルギーの講義に出かけました。
空高くこいのぼりが泳ぎ、
園庭には、子どもの笑い声があふれています。
昼下がりの100分、お聞きされる方にはつらい時間ですが
それでも、熱心に耳を傾けてくださり、
エピペン実習にも熱が入ります。
また来年、お会いできればと思います。
それまで、子どもたちをよろしくお願いしますね。
2024年4月16日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.03.22
カンガルーの輪舞曲 アトピーという病
3月21日 WEBの講演に参加しました。
テーマは「アトピー性皮膚炎の関連疾患と疾病負荷」
アトピー性皮膚炎は、食物アレルギーなどのアレルギー疾患だけでなく
抑うつや、発達障害との関連が密になると言われます。
また、かゆみや外観からくる睡眠障害や、社会的行動制限などの負担は、
本人だけでなく、その家族にも影響を与えるとされます。
体の中で何が起きているのか
サイトカインといわれる、細胞間の伝達物質を例にとりながら、説明を進めます。
11月にお話をいただいて、海外論文を探し、
45分のお話しにまとめました。
集中して勉強する楽しさを味わえて、わくわくの数か月を過ごしました。
これからの勉強の方向性も見えるようで、いい機会をいただくことができました。
感謝、感謝です。
2024年3月22日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.02.29
カンガルーの輪舞曲 大勢集まられて
2月29日 4年に1度のうるう日に
改修なったポートタワーが見える会場で開かれた、
アトピー性皮膚炎の講演会に参加しました。
お昼から、冷たい雨が降る中を、大勢の先生方が集まられます。
わたしのお役目は、総合司会
2人の講師の先生のお話しのあと、
会場の先生方と共に討論へとリードします。
慣れないスーツ姿で緊張し、それでも、充実した時間を過ごすことができました。
ご準備された先生方、お疲れさまでした。
2024年2月29日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.02.12
カンガルーの輪舞曲 準備は10分で
研修会3日目、4階の研修ルームの窓から遠く富士山が見えます。
小説を読みながら、始まりの時間までをのんびり過ごしていると、
午前一番の講義は、わたしの「エピペン実習」が当たっています。
大慌てでスライドを準備し、60分の実習に備えます。
閉会のあとは、みんなで記念写真を撮ります。
朝早くから、夜半まで、ハードなスケジュールでしたが、
若い人とゆっくりとお話しすることができ、
120%満足の研修会でした。
2024年2月12日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.02.11
カンガルーの輪舞曲 知恵を寄せ合って
研修会2日目は、食物アレルギーのカードゲームから始めます。
手持ちのアレルギーカードを見ながら、食べられる献立を探します。
お昼の後は、北海道大学のエマさんによる、食物アレルギーのセッションです。
課題の一つ目は、「食物アレルギーがあって、得られたこと」
ふたつ目は「食物アレルギーがあって、できなかったこと」
10名の若者が、自分の体験から発言します。
10代の青年とは思えない奥深い発言に、
未来を託すことができるうれしさを受け取ります。
夜は、女児を交えた懇談会。
さすがにこの日は、22時で開放させていただきました。
2024年2月11日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.02.10
カンガルーの輪舞曲 若い人たちと
2月10日 アトピッ子さん主催の食物アレルギー研修会に出かけました。
会場は東京代々木の、「国立オリンピック記念青少年総合センター」です。
朝早くの新幹線に乗り、お昼ごはん抜きで会場入り。
広い敷地に、研修ルーム、食堂、宿泊施設が立ち並び
センターに入って、すぐに道に迷います。
急いで研修ルームに入り、2時間の持ち時間いっぱい、食物アレルギーの講義をします。
夕食後は、談話室で男子と懇談会
少子化の現状と課題や、災害時の行動など、ハードなテーマを話し合います。
気が付くと23時を回り、急いで宿舎に入ります。
明日は朝7時半からの行動開始。
ぐっすり眠れますように。
2024年2月10日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏