カンガルーの小部屋

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  • 2018.10.20

    聴診器のむこうに なきむし悟空

    秋2018.10.17  (21) 秋2018.10.17  (25)

    11か月の男の子は、しっかり歩いて診察室に

    つなぎの服は、悟空です

    わたしに近づくと、なきむし悟空に

    黄色い帽子をかぶると、スーパーサイア人に変身します。

    これで いたいたする小児科医を、やっつけてくださいね。

          2018年10月20日

          いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2018.10.08

    クリニックだより まるでアレルギー外来

    asthna-inhalant-children[1]

    10月7日、休日急病診療所に出かけました。

    9時のスタートから、喘息の中発作で入院以来

    その後も、喘息発作、気管支拡張薬吸入が続きます。

    じんましんも相談に来られ、発熱よりもアレルギー外来

    季節の変わり目の影響なのかなと思います。

    用心してくださいね。

           2018年10月8日

           いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2018.09.06

    聴診器のむこうに じっちゃんのカブトムシ

    夏2018.08.29  (9) 夏2018.08.29  (12)

    9才の男の子の胸には、いろんなタイプのカブトムシ

    「カブトムシ とったことある?」って、たずねると

    「じっちゃんのとこで とったよ」との こたえ

    「じっちゃん どこに 住んでるの?」と、調査すると

    「高知!」

    おかあさんに尋ねると、四万十市とのこと

    清流ぞいの静かな森に 早起きしてカブトムシを探しに行く・・

    そんな情景が 目に浮かびます。が・・・

    「じっちゃんとこの、ビニールハウスにいるカブトムシ」

    男の子の言葉に、わたしのイメージがこわれます。

    男の子とカブトムシ

    高知のじっちゃんのことも、いつまでも覚えておいてくださいね

          2018年9月6日

          いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2017.12.10

    7+8= くらやみボール

    冬2017.12.08  (41) 冬2017.12.08  (42) 冬2017.12.08  (44)

    おとうさんと よるの おさんぽは

    まっくら です。

    こうえんには あかりが ついてるけど

    すこし まっくら です。

    こんなときの たよりは、ボクの おはな

    くらやみに おおきなボールの においが します。

    みつけた ボールで、サッカーあそび

    さむくて、まっくらだけど、

    はしって ハアハアして、たのしいです。

    「878こめ」は、「くらやみボール」って、なづけます。

          2017年12月10日

          いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2017.11.26

    聴診器のむこうに もうすぐ冬眠します

    冬2017.11.24  (39)

    4年生と6年生の姉妹のお住まいは、神戸の北の方

    「山の中だよね」って、尋ねると

    「リスに、タヌキに、キツネに、シカに、クマも出るよ」と答えが返ります。

    もうすぐ雪が降り始めます。

    動物さんたちは みんなで冬眠の季節ですね。

        2017年11月26日

        いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2017.08.09

    7+8= たいふうでおながれ

    夏2017.08.07  (22) 夏2017.08.07  (23)

    たいふうの あさ 

    こうえんの ラジオたいそうは おやすみです。

    おとうさんは ならに こうえんに でかける よていが

    「ちゅうしします」の おでんわが かかってきました。

    ボクは もうひとつ ボールを みつけました。

    「859こめ」は、「おながれボール」って、なづけます。

    おとうさんの なつやすみは ボクの となりで すぎてきます。

           2017年8月9日

           いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2017.06.19

    クリニックだより 夏の急病診療所

    hatsunetsu_kodomo[2]

    6月18日 神戸市の休日急病診療所にでかけました。

    いいお天気が続くので、病気の子どもは少ないかと思っていたのですが、

    発熱、下痢・嘔吐の子どもさんで忙しくなりました。

    全身発疹、元気のなさなど、診断がむずかしい子どもさんが続きます。

    日頃は、アレルギーがある子どもさんの診察の日々ですが、

    いつもと違う脳の部分が活性化する外来でした。

          2017年6月19日

          いたやどクリニック 木村彰宏 

     

  • 2016.11.15

    聴診器のむこうに ストロークロー

    秋2016.11.14  (17) 秋2016.11.14  (18)

    4年生の男の子の手には、なにか青いのが・・

    手から、爪の先を越えて、伸びています。

    「学校の理科の実験で、手の関節を作ったんだ」と、説明してくれるけど、

    プロレス技の「アイアンクロー」みたい。

    でも、よわそうなので「ストロークロー」

    夜中に通りで出会うと、心臓に良くないですけれどね。

            2016年11月15日

            いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2016.10.04

    聴診器のむこうに 名前はみっちゃん

    秋2016.10.03  (17) 秋2016.10.03  (18)

    8才と、3才の姉弟の手には、かわいい恐竜さんのぬいぐるみ。

    Q「お名前は?」 A「みっちゃんです」

    Q「種族は?」 A「ティラノザウルスです」

    Q「お年は?」 A「・・・」

    Q「食べ物は?」 A「おにくです」

    福井の恐竜博物館の生まれとのことですが、

    名前が、何故「みっちゃん」なのか、最後まで分からなかったのですが、

    かわいい恐竜さんなので、不問ということにしましょうか。

            2016年10月4日

            いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2016.09.25

    7+8= ボクからもおめでとう

    秋2016.09.24  (44)

    あさの おさんぽでは、みつからなかったです。

    「しっかり してよ」って、

    ナナちゃんに おこられたので

    ボクは がんばります。

    まっくらな こうえんで さがしもの みつけ

    「796こめ」は、「ボクからもボール」って、なづけます。

          2016年9月25日

          いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2016.09.05

    聴診器のむこうに よくできました

    simple_seabathing[1]

    小学2年生の女の子に質問します。

    「今年の夏は、何が楽しかった?」

    女の子は 答えます。「海水浴」

    以前同じ答えをした男の子に、

    どこの海なのかを訪ねると「・・・」ということがありましたので

    「海って、どこの海に行ったの?」と、重ねて尋ねます。

    女の子は、「あわじ!」と、大きな声で答えます。

    地名を知っていても、それがどこなのか分からない男の子に出合ったことを思い出し、

    「あわじって、どこにあるの、北海道かな?」って、尋ねると

    「兵庫県のみなみ」って、答えが返ります。

    よくできました、

    親として、連れていき甲斐があるというものです。

    女の子は、来年度の「家族旅行券」を手に入れたも同然です。

    さすがは女の子と思いながら、次の患者さんを診ることにしました。

           2016年9月5日

           いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2016.04.14

    7+8= かんのもどり

    春2016.04.10  (196) 春2016.04.10  (194)

    あったかくなったのに、さむいです。

    ちゃいろの コートをきてて、よかったです。

    「はやく おさんぽ やめよ」っていう おとうさんを

    こうえんまで、ひっぱっていきます。

    こんなひは やっぱり かくれボールさん

    もしもし、ボクが みつけましたからね

    「774こめ」は、「かんのもどりボール」って、なづけます。

            2016年4月14日

                    いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2016.03.09

    7+8= ねているあいだに

    春2016.03.09  (98) 春2016.03.09  (99) 春2016.03.07  (14)

    旅行から帰ってきたおねえちゃんは、

    カバンから、おみやげを取り出します。

    おとうさんには、ロゼッタストーンのUSB

    おかあさんには、チョコレート

    じぶんには、水色トレーナーと、ぬいぐるみ

    わたしと、ハッちゃんには、なしです。

    「なまものは、持って帰れなかったから」って、言いわけします。

    なんにもなしで いいですよ~だ。

    おねえちゃんが ねているあいだに、ぬいぐるみは、わたしのもの。

    どのぬいぐるみに しよおかなっ

              2016年3月9日

              いたやどクリニック 木村彰宏 

     

  • 2015.10.02

    クリニックだより 10月の勉強会

    秋2015.10.01  (32)

    10月1日、月が替わって初めての日、おかあさんの勉強会が開かれました。

    雨の中、今朝は8名のおかあさんの参加です。

    除去食を続けるときに注意すること、

    喘息と食物アレルギー

    転勤、海外研修の注意点 など

    今日も多彩な相談です。

    年内の予定は、

    10月15日(木)

    11月5日(木)

    11月19日(木)です。

    ご相談ごとがありましたら、ご参加ください。

    お待ちしております。

                 2015年10月2日

                 いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2015.06.28

    カンガルギー情報 喘息治療の深み

    夏2015.06.27  (61)

    6月27日、東京で行われた喘息の勉強会に参加しました。

    改訂されたばかりの喘息ガイドライン2015

    ビタミンDの働き、免疫抗体療法、Microbiota

    SMART療法

    喘息の実態調査

    そしてディスカッション。

    知っていること、深められたこと、初めて知ったこと

    頭の中は、喘息への興味でいっぱいです。

    かえって文献を検索して、一つ一つ深めようと思います。

                2015年6月29日

                   いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2015.03.09

    クリニックだより 3月の急病診療所

    203[1]

    3月8日、西部休日急病診療所に出かけました。

    温かくなり、来所者は減少

    それでも、インフルエンザA型、B型、

    水痘、手足口病、RSウィルス気管支炎

    急性胃腸炎と、多彩な疾患にかかられて来所されます。

    寒暖差が激しくなり、花粉症も影響しているのかもしれません。

    公立高校の入学試験まであと数日。

    体調管理に気をつけてくださいね。

               2015年3月9日

               いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

  • 2015.03.02

    カンガルギー情報 あわあわ研修会

    2月28日、スキンケア実践セミナーに出かけました。

    福永先生の講義に続き、渡木看護師さんによる実習が始まります。

    テーマは、泡立て洗いのこつ。

    洗面器や、ビニール袋、ペットボトルを使って、

    あわあわを作ります。

    服を汚さぬように、実習生はエプロン姿。

    聞くと、実践するとは おお違い。

    クリニックでも、おかあさん方を対象に、

    スキンケア実践セミナーができればと思います。

                2015年3月2日

                いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

    冬2015.02.28  (18) 冬2015.02.28  (21) 冬2015.02.28  (20)

  • 2015.02.23

    カンガルーの本棚 にぎやかで懐かしく

    51vNks-D9CL[1]

    西加奈子さんの「円卓」(文春文庫)を読みました。

    主人公は、公団住宅に住む小学3年生「こっこ」。

    祖父母に両親、3つ児の姉の8人家族で暮らす「こっこ」は、

    孤独にあこがれます。

    夏休みが明け、ほんの少しだけ少女に近づいていく「こっこ」

    大阪弁が飛び交う公団の公園に、

    なつかしさを感じます。

              2015年2月23日

              いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

  • 2015.01.29

    7+8= ギザボー

    けさ さむいです。

    にくきゅう つめたいです。

    こうえんには だあれも いません。

    でも ボクは さがします。

    やった~、みつけた ぎざぎざボール。

    ことし、はじめてです。

    「683こめ」は、「ギザボー」って、なづけます。

               2015年1月29日

               いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

    冬2015.01.28  (59) 冬2015.01.28  (61)

  • 2015.01.11

    カンガルーの本棚 つらさがこみ上げる

    41+F0UHNpHL[1]

    東野圭吾さんの「手紙」(文春文庫)を読みました。

    犯罪者の兄をもつ弟は、世の中の偏見や差別の嵐と出会います。

    就職、恋愛、そして最愛の家族を巻き込んで・・・

    この先はどうなるのかなという興味と、

    これ以上は読み進めることができない「つらさ」とが交錯します。

    主人公をこれほどまでに苦境に追いやる作者を

    恨みたくもなります。

    その中で、就職先の社長さんとの会話に救いを感じます。

    他殺であれ自殺であれ、人がその命を突然に絶たれることは

    その人の命だけではなく、

    その人を愛する人の生きる力さえも奪ってしまいます。

    つながりの糸を、一本一本結びなおしていく中で、

    被害者への贖罪を果たしていけるのだと。

    映画化されたと聞きますので、DVDも観てみたいと思いました。

              2015年1月11日

                 いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

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