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2025.03.28
あたまのよくなるカンガルー 自然免疫を刺激して
3月27日 帯状疱疹ワクチンの講演会に出かけました。
講師の先生は、愛知医科大学の三鴨廣繁先生。
水痘・帯状疱疹ウイルスの中和抗体は、高齢者にも残存しているものの、
自然免疫が低下している高齢者には、感染機会が増え、
感染後神経痛に悩まされると言います。
予防に有用なワクチンには、生ワクチンと不活化ワクチンがあります。
高齢者に有効なワクチンはどれなのか。
会が終わって三鴨先生に、個人的に質問をさせていただきました。
2025年3月28日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.03.16
あたまのよくなるカンガルー 和歌山から来られた先生の
3月15日 アトピー性皮膚炎の講演会に出かけました。
会場は、大阪阿倍野ハルカスの20階
ホールから見える景色に大感激
講演は、上出康二先生のご講演がすばらしく
皮膚で起きている炎症が、全身の炎症へと波及する仕組みを
分かりやすく解説されます。
会の後の懇親会で上出先生をつかまえて、
アトピー性皮膚炎の治療の原点をお尋ねします。
いろいろなな疑問を整理することができ、参加してよかったと思いました。
2025年3月16日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.03.10
あたまのよくなるカンガルー よろいかぶとがお出迎え
3月9日、気管支喘息の講演会に参加しました。
由紀が舞い落ちる東京で、前泊したホテルに入ると、
さくらの花のトンネルと、よろいかぶとがお出迎え
外国からのお客様をもてなしています。
講演会は、どの喘息患者さんに全身療法の併用を考え
どのように説明していくのか。
高額な治療法だけに、慎重な判断が求められます。
2025年3月9日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.02.21
あたまのよくなるカンガルー 帰ると雪道
2月20日 アトピー性皮膚炎の講演会に出かけました。
会場の西神のホテルの前は、イルミネーションで彩られています。
堀雅之先生の、アトピー性皮膚炎のお話し
石川悠梨子先生の、ミチーガのお話し
鷲尾健先生の、かゆみのお話しを聞き
帰ると自宅前は雪景色。
早く家の中に入りましょう
2025年2月21日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.02.15
あたまのよくなるカンガルー なぜなぜこれから
2月12日夜、大阪で開かれたIgEを考える会に出かけました。
茂呂和世先生のご提案で、
参加者は私服での参加が義務付けられて、席は演者を半円状に囲みます。
好酸球性副鼻腔炎、アスペルギルスと喘息、アレルギーマーチの講演の後
本村泰隆先生の「アレルギー病態におけるIgEのなぜ?」のご講演は
胸がどきどきする内容です。
Innate IgEとICL2 そしてアレルギー体質との関係について
2030の終了予定が、時計を見れば2120です。
それでも、ご講演の後すぐに本村先生のところに飛んでゆき
日頃疑問に思っている
アトピックマーチを阻止するための介入時期や、遺伝との関係を質問します。
眠気を吹き飛ばす、楽しい講演会でした。
2025年2月15日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.02.14
あたまのよくなるカンガルー 車の流れは
2月9日 大阪で開かれた講演会に出かけました。
道路が凍っていることも考えて、朝早く出発します。
道路の状態は思ったよりよく、車の流れも順調で
予定よりも早く会場に
アトピー性皮膚炎と円形脱毛症の全身療法の講演は
知らないことがひとつづつ、積みあがっていく気持ちです。
論文を読んで、講演を聴き、グレードアップの道は続きます
2025年2月14日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.02.01
あたまのよくなるカンガルー 子どもとおとなと
1月30日 アトピー性皮膚炎の講演会に出かけました。
講師の先生は、産業医大皮膚科の澤田雄宇先生です。
日本人に多いとされている、IgEが高くならない内因性アトピー
一方、小児科で診察するのは、アトピックマーチの起点となる
IgEが高くなる外因性のアトピー
この違いが、どの年齢から変わっていくのかと質問します。
アトピー性皮膚炎と、ひとくくりにされる疾患にも、
いろいろなタイプがあるのですね。
2025年2月1日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.01.24
あたまのよくなるカンガルー スイーツ片手に
1月23日 アトピー性皮膚炎の講演会に出かけました。
会場の東梅田は、高層ビルが立ち並び、会議室の入り口がどこにあるのか迷います
アトピー性皮膚炎の治療のお話しの講師役は
藤田医科大学皮膚科の杉浦一充先生です
会が終わり懇親会の席で、
全身療法の薬の量は、成人と思春期の青年とでは微妙に違うのではないかと
スイーツを片手に杉浦先生に質問します。
杉浦先生の丁寧なお答えをお聞きし、
明日からのアトピー性皮膚炎の治療に役立てようと思いました。
2025年1月24日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.01.03
かんがるうっ子 お祝いのヘビくん
おせち料理につきものの、かわいい練り物
帽子をかぶったヘビくんと、手作りのヘビくん
手も足も出ないヘビくんに代わって、
わたしたち人間が、世界で続く戦争に、反対の声をあげましょうね。
2025年1月3月
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.12.22
あたまのよくなるカンガルー 13番目の
アトピー性皮膚炎の新しい治療薬の講演会に出かけました。
会場のホテルには、1番乗り
皮膚の炎症にかかわるIL-13のお話しです。
新薬の半減期は21日と少し長い目
質問時間に、肌の状態とIL-13の量により、半減期は変化していくのかと
少し的はずれな質問をします。
講師の先生から、ていねいなご回答を受け、講演会終了後にお礼を伝えます。
アトピー性皮膚炎の治療薬の開発の数だけ、
どの薬が適しているのか選択するという、医師の責任が大きくなります。
もっと勉強をしたいという気持ちが強くなりました。
2024年12月22日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.12.05
あたまのよくなるカンガルー 知らないことばかり
12月5日の夜、新神戸近くで開かれた講演会に参加しました。
今日のテーマは、皮膚疾患の酒さです。
酒さとは、顔に赤みやほてりが起きる病気です。
その原因は一つではなく、さまざまな原因が考えられるといわれています。
講師の林宏明先生から、多くの症例写真を見せていただき、
難しい病気だなと思います。
クリニックで、皮膚科の堀先生に「わからない皮膚炎にであったら教えくださいね」と
あらためてお願いしました。
2024年12月5日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.12.02
あたまのよくなるカンガルー 冬晴れの京都で
12月1日 朝早くの新幹線に乗り、冬晴れの京都へ
会場前には、京都タワーが美しい姿を見せてくれます。
今日の講演は、円形脱毛症と、アトピー性皮膚炎の全身療法
終わっての懇親会では、講師の谷﨑英昭先生とお話しします。
全身療法の開始と、治療のやめ方
先生ご自身のお話しもお聞きしながら、奥深い時間を過ごします。
その後、小児科の出席者が集まって情報交換
大切な時間が、流れていきます。
2024年12月1日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.11.30
あたまのよくなるカンガルー 夕暮れの神戸港
11月30日 HAE(遺伝性血管性浮腫)の講演会に出かけました。
4人の先生からのケースレポート
HAEには大きく1型、2型、3型と3つのタイプがあると言われていますが、
一番診断が難しいのが3型のタイプ
発作出現時の注射薬と、予防的な注射薬
その使い分けも簡単ではありません。
講演会のあとで、小児科の先生とお話をして、あたまの整理を図ります。
2024年11月30日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.11.29
あたまのよくなるカンガルー なつかしい先生と
11月28日 皮膚科・小児科合同のアトピー性皮膚炎カンファレンスに出かけました。
講師は京都大学皮膚科、中島沙恵子先生です。
アトピー性皮膚炎のガイドラインの説明から始まり、
先生がご専門とされている、
皮膚細菌叢のご研究、なかでも黄色ブドウ球菌のお話しへと話題は進みます。
会場には久しぶりにお会いする小児科の先生のお顔があり、
中島先生には、皮膚真菌について質問をします。
10時近くまで続く会は、明日の診療を考えると負担に感じますが、
あたまはすっきり、明るいままです。
2024年11月29日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.11.25
あたまのよくなるカンガルー 咳診断の奥深さ
11月24日 広島で開かれた呼吸器の講演会に出かけました。
「気道感染症」「よく出会う咳の診断」「喘息治療」
子どもと成人の違いはあるものの、正確な診断とそれに基づく治療の基本を学びます。
長引く咳は、子どもでは、気管支喘息、気管支副鼻腔症候群を疑うことが多いのですが
成人では、胃食道逆流症候群や、咳受容体過敏症候群
それに、肺結核や肺気管支悪性腫瘍も忘れてはなりません。
ひとつのテーマに絞り、ゆっくりとお話をお聞きしたいと思いました。
2024年11月25日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.11.24
あたまのよくなるカンガルー 少しハードだけど
急病診療所に出かけたあと、大阪梅田で開かれる
「皮膚科心身医学療法研究会」に出かけます
広島大学田中暁生先生の「患者さんの心と行動に配慮した診療の実践」
関西医大蓮尾英明先生の「短時間での心身医学的アプローチの活用と標準化の試み」
どの講演も深く重く伝わります。
終わって両先生とご挨拶させていただき、
神戸でのご講演をお願いしました。
2024年11月24日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.11.22
あたまのよくなるカンガルー 司会を無事終えて
11月21日学生講義のあと、三宮で開かれるアレルギーの研究会に向います。
今日の講義は兵庫医大田村誠郎先生の「アニサキスアレルギー」
生きた虫体と、死んだ虫体とのアニサキスアレルギー出現の差
海洋温暖化による中間宿主の生息変化とアニサキス
関西医大石崎裕子先生の「小児の起立性調節障害」
慢性脱水の存在や、運動療法の必要性
1830に始まり、2100近くまで、
司会の役を務めさせていただきながら、次々に質問をします。
とても充実した時間を過ごすことができました。
2024年11月22日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.11.18
あたまのよくなるカンガルー ゲーム依存症
11月17日、日本小児科医会主催の
「思春期の臨床講習会」にWEB出席しました。
〇児童性被害をめぐる最近の情勢と対策について
〇ゲームと不登校
〇ゲーム障害とのつきあい方
〇依存症予備軍の見立てと家族支援
〇子どものネット・ゲーム使用の現状と発達障害
930の開始から、1540まで、たっぷりと勉強ができました。
依存症になるまえの予防をと、強く思いました。
2024年11月18日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.11.01
あたまのよくなるカンガルー 換気をしても
61回目の小児アレルギー学会に参加しました。
会場は名古屋市。
安くて会場に近いホテルをと考えて、選んだのが駅から8分のホテル
チェックインをすると、禁煙の部屋を予約していたつもりが
わたしの予約ミスで喫煙部屋
禁煙の部屋への変更をお願いしても、満室で代えられないとのこと。
窓を開け、消臭剤を噴霧し、それでもタバコのにおいは減りません。
頭の中の感覚神経のチャンネルを切り替えても、においは減りません。
つらい学会のスタートとなりました。
2024年11月1日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.10.27
あたまのよくなるカンガルー 2か所続けて
10月26日 外来診療のあと、2つの講演会に参加しました。
県庁の近くで開かれた講演会では、
辻正孝先生、木嶋晶子先生のお話をお聞きします。
少し早い目に会場をぬけ、向かった先は西宮
ここでは、関根友実先生、手塚純一郎先生のお話しを聞きます。
テーマはいずれもアトピー性皮膚炎の治療
皮膚科の先生、小児科の先生により、少しずつ論点が違うのが、興味をそそります。
最後に締めの挨拶を託され、
「小児科医がなぜアトピー性皮膚炎にかかわるのか」と、
今の気持ちを短い言葉にして、会場を後にしました。
2024年10月27日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏