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2010.09.27
かんがるうっ子 一夜があけて
運動会から、一夜が明けて、子どもの顔はパンダ模様。
「ねえ、おとうさん。なんで、ほっぺたの方が、鼻より焼けてるの」と、おかあさんが尋ねます。
「それはね、太陽に近いところほど、強く焼けるからだと思うよ」と、科学的に解説します。
自分で解説しながら、「ということは、鼻より、頬が高いと言うことかな」って、新たな疑問がわいてきました。
心配になり、子どもの横顔を見つめました。
2010年9月27日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.09.26
かんがるうっ子 みんな頑張りました
2年生はフープ、3年生は旗を使って、4年生は棒体操、そして6年生は組体操。
どの子どもも、真剣に演技をしています。
その学年にできる、精一杯以上の演技です。
でも、大勢の子ども達のなかに、どうしても弱々しかったり、テンポがずれる子どもが気になります。
発達の問題があるのかなと、つい専門家の目でみてしまします。
「頑張っているね」
おかあさんの声が聞こえます。
「そう、がんばってる・ね」
観察者の目が、おとうさんの温かい目に変わるのを感じます。
2010年9月26日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.09.26
かんがるうっ子 総合成績は
帽子の色は、今年は赤、去年は白というように、流動的。
赤白対抗戦とは言っても、学年も進むと、赤か白かは、あまり大きな問題ではありません。
それでも、成績ボードの数字は、気になります。
成績に関係する演技は11種目。
前半では、赤5点、白1点の赤圧勝。
お昼をはさんで、白の反撃が始まります。
6点対6点で迎えた最後の種目は、子どもが出場する対抗リレーです。
運動が苦手なわたしは、運動会というと、よい思い出はありません。
走るといつも、最後にゴールですし、おどりは緊張ばかりで楽しめません。
一番でバトンを受け取った子どもは、そのままの順位で、次に手渡します。
コーナーを曲がる走りっぷりは、なかなかのもの。
「わたしに似たから」と言うおかあさんに、反論の余地はありません。
2010年9月26日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.09.26
かんがるうっ子 肉食系女子
騎馬戦は、5、6年生男女が一緒になって闘います。
馬になる人が3人と、上になる人が1人のひとチーム。
総当たり戦、一対一、勝ち抜き戦、そして大将戦。
上になる人を代えながら、戦います。
どちらかというと、内弁慶の子ども。
馬の上にのり、気合い十分です。
戦績は、一勝一敗。
あなたは、しっかり肉食系女子です。
2010年9月26日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.09.26
かんがるうっ子 少しずれてたよ
プログラムが進むと、エイサーの出番。
そろいのハッピを身につけ、はちまきをキリリと締めます。
ひとりでは難しい子どもは、一列に並んで、手助けをします。
さあ、エイサーの始まりです。
指笛の音も軽快に、太鼓をうちならし、踊ります。
同じ衣装なので、子どもの姿をとらえるのは、とても大変です。
「やったね。じょうずだったよ」と拍手をしますと、「少しずれてたから」と、自己採点は不合格。
足をほぼ直角までにあげて、バランスをとって、おとうさんは十分に感動しましたよ。
2010年9月26日
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2010.09.26
かんがるうっ子 今日はこどもの運動会
おかあさんは、いつもより早起きして、お弁当作り
わたしと、子どもは、一緒にナナとハッちゃんの朝のお散歩。
そう、今日は子どもの運動会です。
席をとるために、ほかの人に負けないように登校します。
アウトドア用の椅子とテーブルをセットして、子どもの観覧席のうしろに陣取ります。
入場門に、退場門。
ラインも引かれ、始まるのを待つばかりです。
2010年9月26日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.09.23
かんがるうっ子 アヒルになったよ
「おとうさん、見て、見て」
居酒屋で、子どもが呼びます。
みると、いつの間にか、アヒルに変身しています。
「パソコンの、デスクトップの背景に、設定させてね」と頼みましたが、これは却下。
次は、何に変身するのか、楽しみです。
2010年9月23日
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2010.09.21
かんがるうっ子 一気にゴクン
2リットル入り水筒を、買ってはみたものの、どのように飲むのか心配です。
子どもに実演してもらいました。
水筒を大きく持ち上げて、一気にゴクン。
豪快な飲みっぷり。
さすが、おかあさん譲りです。
将来が楽しみなシーンです。
2010年9月21日
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2010.09.21
かんがるうっ子 どちらがこわい
子どものお友だちが、怖い話をしてくれたそうです。
「そう、それで、そのおばけと、おかあさんと、どっちがこわい?」って、尋ねます。
「エーッと、エーッと・・」
おかあさんの顔が、少し険しくなります。
「そしたら、おばけと、妖怪と、おかあさんとでは?」と、答えやすいように誘導します。
「エーッと、エーッと・・」
数秒たっても、答えあぐねています。
おかあさんが、「ウーッ」と、うなり声をあげはじめます。
わたしは、どちらの味方もできずにオロオロ。
子どもには、おあいそ・社交辞令と言う言葉を、教えることにしました。
2010年9月21日
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2010.09.20
かんがるうっ子 リサとガス
リサとガスパール展に行きました。
1999年生まれと言いますから、こどもと同い年です。
原画は、油絵の光沢が美しく、一点一点、楽しく見てまわりました。
中でも、「リサとガスパール えいがかんにいく」の絵とお話しが気に入りました。
アイスを食べて、こぼしてしまって、ハンカチの代わりにお口を拭いたのは、なんとおとうさんの帽子です。
あわてて、トイレできれいに洗い、戻ってくると、おとうさんは何が起きたのかも知らないで、眠っていました。
陰影の濃い色調で描かれた、リサとガスパールの表情がおもしろく、一押しの作品です。
原画展を見てまわりながら、リサとガスパールに、兄弟がいることを知りました。
リサのおうちには、パパ、ママと、おねえさんのビクトリア、妹のリラ。
ガスパールのおうちには、パパ、ママと、おにいさんのシャルル、妹のルイーズ。
マフラーの色で区別ができます。
うちのおねえさんと、ナナ、ハッちゃんも、これからは、マフラーで区別しようかなっ。
2010年9月20日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.09.18
かんがるうっ子 エイサー
運動会を前に、子どもの頭の中は、演技種目の「エイサー」一色です。
「では、問題です。3曲のエイサーの曲名は、なんというでしょう?」と聞かれます。
これは、難問です。
確か会話の中で、子どもが何やら言っていた記憶があるのですが、覚えるモードで聞いていなかったの、解答できません。
テストの時、「分からなくても白紙で出してはいけない」と言う教訓が思い出されます。
「一つ目が、あんたがたどこさ、で、2番目がでかんしょ。そして最後が、河内音頭。」と、空白を埋めます。
子どもは、「またか」という顔をして、答えます。
「アサドヤユンタ、ホーネンオンド、トーシンドーイ」
ネットで調べますと「安里屋ユンタ、豊年音頭、唐船ドーイ」と書くようです。
こんど質問されたときには、全問正解をめざします。
2010年9月18日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.09.16
かんがるうっ子 ガリレオ
子どもは、夏の旅行以来、「探偵ガリレオ」に、はまっています。
文庫本を読んだり、テレビドラマのDVDを見たり、少しの時間を見つけては夢中です。
一緒にDVDを見たあと、「おとうさんは、どこがおもしろい?」と聞きます。
「科学的に事件を解決するところかなっ」と答え、「あなたは?」と、返します。
「主人公ふたりの、微妙な関係かなっ」
おとなと、子どもと、答えが入れ替わったような会話になりました。
2010年9月16日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.09.13
かんがるうっ子 2リットル
9月になっても、猛暑はおさまりません。
運動会の練習は、まだ涼しい一時間目。
それでも、持って行かせたお茶は、あっという間になくなります。
もっと大きな水筒をと、1リットルのタイプを買いましたが、足りません。
それではと、こんどは2リットル入るタイプを買いました。
肩から下げる、バケツのように見えます。
「お湯1000cc、お塩3g、お砂糖40g」それに、酎ハイ用のレモン果汁を加えます。
できたての熱々は、砂糖の甘さが勝っておいしいものではありません。
冷蔵庫で冷やすと、お手製のスポーツドリンクの完成です。
睡眠を十分にとって、熱中症に気をつけましょうね。
2010年9月13日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.09.12
かんがるうっ子 ジンギスカン・ハッちゃん
ハッちゃんの写真のタイトルを見て、子どもが「それって、何?」と、尋ねます。
「お肉を、ジンギスカン鍋で焼くと、しましまの焦げ目が付くでしょ。それに似てない?」と答えます。
「くさそう!」と、子ども。
「おとうさんと、どっちがくさそう?」と、おかあさんの合いの手が入ります。
「それは・・」話しは、ドンドンとエスカレート。
ハッちゃん。あなたの姿をからかった、わたしがバカでした。
これからは男ふたり、仲良くしましょうね。
2010年9月12日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.09.12
かんがるうっ子 小さめの綿菓子
子どもに、焼肉屋さんから、葉書が来ました。
葉書を持参すれば、ジュースと綿菓子をプレゼント。
エビで釣られる鯛のように、焼肉屋さんに直行します。
綿菓子を作る子どもの姿は、真剣そのもの。
小さめの綿菓子ができあがります。
それでも、自作品の味は格別なのか、ペロペロペロリ。
来年のお祭りまでには、腕をあげてくださいね。
2010年9月12日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.09.11
かんがるうっ子 みたなあ~
土曜の朝、ゆっくり起きると、子どもの姿が見あたりません。
お風呂かと思いましたが、お風呂場の電気は消えていますし、音も聞こえません。
心配になり、お風呂のドアを開けると、「みたなあ~」
髪の毛をたらし、合わせた両手には、なにやら、透明のまあるいもの。
後で聞くと、石鹸液で20cmくらいのシャボン玉を作っていたとか。
おとうさんには、占いおばあさんの「水晶玉」の様に見えました。
階段の下で待ち伏せをしたり、いきなりびっくり箱のふたを開けたり、おとうさんを驚かさないでくださいね。
心臓には、あと何十年かは、働いてもらうつもりなのですから。
2010年9月11日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.09.11
かんがるうっ子 22時のシャボン玉
土曜のよる、みんなでお散歩に出かけました。
子どもが、何やら口にしています。
口から出てくるのは、シャボン玉。
街灯のわずかな光をうけながら、あわく小さく輝きます。
ナナとハッちゃんは迷惑そう。
夜ぐらい、僕たちのペースで歩いてもらえませんか。
2010年9月11日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.09.07
かんがるうっ子 すきな子は
朝つかまえたクワガタを、袋に入れて持ち帰りました。
登校前の子どもに、「学校へ持っていって、好きな子にあげて」って、渡しました。
「好きな子なんか、いてへんわ。」と、答えます。
「じゃ、なくって、クワガタが好きな男の子にあげてって」
思春期が近くなると、言葉遣いも難しくなります。
一緒に登校する子どもが集まって、「これ、なに?」って、キャーキャーいいながら、クワガタさんは、学校に連れられて行きました。
2010年9月7日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.09.04
かんがるうっ子 早起きは
明日の学校に行く準備をする段になって、音楽会の楽譜が見つかりません。
遅くまで探しても、見つかりません。
翌朝に、もう一度探しなおすことにしました。
6時の目覚ましで飛び起きて、探して、見つけて、一安心。
「早起きは、三文の得やね」と言います。
それも言うなら、「備えあれば憂いなし」「転ばぬ先のつえ」でしょ。
2010年9月4日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.09.03
かんがるうっ子 ラジオ体操も終わりです
6時半から始まる夏休みのラジオ体操も、31日が最終日。
子どもは景品をもらおうと、最終の2日間は、ねむい目をこすりながら参加します。
皆勤賞は、ノートなどの文具セット。
参加賞は、縄跳びの縄。
涼しくなったら、縄跳びでスリムな体に挑戦しましょうね。
2010年9月3日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏